2014年10月25日

幸せの言の葉〈838〉

「多くの人々に幸せや喜びを与えていく。それ以上に、尊うて素晴らしいもんらあないぜよ。」(ベートーヴェン)


ドイツの世界的作曲家、ベートーヴェンさんの言の葉ながやき。


ベートーヴェンさんは作曲家やき、音楽で多くの人々に幸せや喜びを与えゆうがよ。


ワシゃあ日本酒蔵元やき、日本酒で多くの人々に幸せや喜びを与えゆうっちゅうことながやき。


おんなじように、どんな仕事をしよったち、その仕事を通して多くの人々に幸せや喜びを与えていくっちゅうことが、その仕事の本質中の本質ながよ。


こりゃああまりに当たり前のことのように思えるけんど、現実に日々仕事をしゆう中じゃあ、この本質がズレてしまいがちながやき。


作曲家は、日々素晴らしい音楽を作曲することに没頭し過ぎて、つい「多くの人々に幸せや喜びを与える」ための音楽やっちゅう本質から、ズレてしもうたりするがよ。


日本酒蔵元も、日々素晴らしい日本酒を醸すことに没頭し過ぎて、つい「多くの人々に幸せや喜びを与える」ための日本酒やっちゅう本質から、ズレてしもうたりするがやき。


分かっちゅうつもりでも、常にズレてないかをチェックしよらにゃあ、この本質中の本質からいつの間にかズレてしまうんが、悲しいかな人間のサガながよ。


けんど、そのことに気づきを持ち、常に本質チェックを怠らんかったら、真に多くの人々に幸せや喜びを与えていくことができるっちゅうことながやき。


ほんで、それ以上に尊うて素晴らしいもんらあないがぜよ。


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