15時ばあにゃあ、世界各国の皆さん27名が、バスにて到着されたがよ。
まずは玄関の酒林のご紹介ながやけんど、通訳は藤原先生しかおらんもんやき、なかなか皆さんに伝わらいで大変やったがやき。
続いては、今から180年ばあ前の江戸時代末期建造の白壁の貯蔵庫をご案内し、解説さいてもうたけんど、ここでも結構通訳が難しかったようながよ。
お次は平成蔵の前でスリッパに履き替えていただき、手を消毒して帽子をかぶっていただき、仕込み蔵にご案内さいてもうたがやき。
ポコポコと泡を出して発酵しゆうモロミの数々に、皆さん「オー！」ちゅうて感動されよったがよ。
その発酵の香りも嗅いでいただきゃあ、さらに皆さん感動されよったがやき。
ここじゃあ五感で感じていただけるき、通訳がのうたち何とか伝わったようながよ。
その後は「司牡丹・酒ギャラリー ほてい」にてティスティングの予定やったけんど、途中で青源寺方面の紅葉に気づいてこぢゃんと反応されよった方がおられたき、ちくと寄り道して青源寺の方にご案内さいてもうたがやき。
ほいたら、青源寺の石段の周りの美しい紅葉に、皆さんのテンションは上がりっぱなし！
既に銀杏の黄色い葉っぱは残念ながらほとんど落ちてしもうちょったけんど、それが道を黄色うラッピングした景色もなかなか美しゅうて、皆さんこぢゃんとハイテンションで、大悦びで写真を撮りまくりやったがよ。
・・・ここは司牡丹やないがやけんど、のう。
続いて「酒ギャラリー ほてい」にて、お待ちかねのティスティングタイムながやき。
司牡丹の日本酒とリキュールを8種類ほど並べさいていただき、「国際水学会」っちゅうことで、仕込水も並べさいてもうたがよ。
ここも説明不要、通訳不要で、飲みゃあ分かるき、皆さん我先に試飲され、ニコニコ満面笑顔の花が咲きまくりになったがやき。
日本酒やリキュールはもちろん大好評で、「ほてい」は一気に立ち飲み屋の様相となり、ワイワイの大盛り上がりになったがよ。
また、日本一の清流・仁淀川の伏流水である司牡丹の仕込水も、軟水でやわらこうて甘みすら感じるっちゅうことで、「こりゃあウマイ！」っちゅうて大好評やったがやき。
皆さん帰りにゃあお酒のお土産も、たくさん購入していってくださったがよ。
こうして予定通りの16時、再びバスに乗られ、皆さん帰路につかれたがやき。
世界各国からお越しいただきました「国際水学会」の皆さん、司牡丹の酒蔵見学にご参加いただき、まっことありがとうございましたぜよ。
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司牡丹酒造株式会社
