12月13日(土)は、まずは10時から、日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)本部・株式会社岡永さんの本社会議室にて首都圏チームの皆さんと、「一蕾」会議やったがやき。
司牡丹からはワシと小田関東統括部長、岡永さんからは西野副部長さんを筆頭に首都圏チームの皆さん10名(1名欠席)が集まっての会議やったがよ。
会議の内容としちゃあ、一昨年6月から今んところ関東地区限定で販売しゆう酒専門店専用商品「一蕾(ひとつぼみ)」(純米吟醸酒)を、このチームでいかに販売していくかっちゅうミーティングやったがやき。
宮原さんの司会進行で会議はスタート。
まずは販売実績の確認ながよ。
この10月11月はちくとペースが落ちちゅうもんの、この1年間(平成25年12月〜平成26年11月)の数字は、1升瓶商品が前年対比140%以上、720ml商品が前年対比160%以上っちゅう、スゴい実績になっちゅうがやき。
まっこと、ありがとうございますぜよ!
けんどそのお陰で、来年の春にゃあちくとお酒が足りんなってしまう恐れがあるき、悦んでばっかしはおれんがよ。
続いては、各担当者の皆さんから、個店別の進捗状況らあの報告があったがやき。
皆さんからの報告をお聞きしてあらためて思うたがは、売れゆう店と売れてない店の違いについてながよ。
売れゆう店は、まず店の方が意識を持って売ってくれゆうっちゅうこと。
もう1つは、売れゆう店は、飲食店に積極的に導入してくださりゆうっちゅうことながやき。
また、注文のペースが空くと忘れられる恐れがある(これが一番怖い!)き、できるだけ毎月の発注をお願いしようっちゅう意見も出たがよ。
3ケースロットで難しい店は、ちくとマージン率は下がるけんど1ケースロット注文に切り替えてもろうて、注文を途絶えさせん方がえいがやないかっちゅう意見も出されたがやき。
その後は、来年度の新酒の製造量と、瓶詰め割合について。
来年度の製造量は、本年度の4割増し程度に決定したがよ。
1升瓶と720ml瓶の瓶詰め割合は、若干1升瓶の本数が多い程度に仮決定したがやき。
西野副部長さんから、長谷川酒店さんらあの販売状況らあから見ると、地酒ファンの一般消費者は、最近1升瓶商品でも平気で購入していくっちゅう事例が増えゆうようやっちゅう報告もいただいたがよ。
続いてはワシから、「一蕾」の新酒の仕込みについての報告をさいてもうたがやき。
新酒は、新年早々に仕込み、2月上旬ばあに搾られ、2月中旬以降に瓶詰め予定ながよ。
ほんじゃき、その2月中旬の瓶詰め前ばあに次回の「一蕾」会議を開催し、1升瓶商品と720ml商品の瓶詰め割合を微調整しょうっちゅうことになったがやき。
続いては、販促やその他について。
西野副部長さんから、前年度の丸うに低温熟成した「一蕾」の評判がこぢゃんと良うて、新酒よりかそっちを売りたいっちゅう店も何店かあるき、「2年熟成商品」を出すがはどうやろかっちゅう意見があったがよ。
それに関連して、岡永さんくの冷蔵庫で保管しちょった2013年1月日付の「一蕾」があるっちゅうことで、みんなあでティスティングしたがやき。
この日付やと、搾ったがは2012年の2月頃になるき、2年10ヶ月ばあの低温熟成商品っちゅうことになるがよ。
さすがにちくと古酒化しちょって、古酒として販売するやったらえいけんど、「一蕾」としちゃあちくと問題やき、ナンボ低温熟成でも2年以上は置かん方がえいやろうっちゅう意見が多かったがやき。
また、見た目のインパクトを強めて店頭販売を強化するっちゅう意味で、ちくと派手な包装紙で包むがはどうかっちゅう意見も出されたがよ。
「2年熟成商品」も、包装紙も、なかなか難しい問題もあるきに、今後の検討課題となったがやき。
また、来年度は、関東地区以外にも、販売エリアをちくと拡大していく方向で、進めていくっちゅうお話が、西野副部長さんからあったがよ。
続いてはワシから、「一蕾FAX通信」について、今月中に1回発行して、新年早々からは仕込み状況らあについてを流していく旨の報告をさいてもうたがやき。
また、「一蕾」取り扱い店に年賀状を出さいていただくがやけんど、喪中のお店がないかの確認をさいてもうて、何店かの報告をいただいたがよ。
こうして12時ちょい前ばあにゃあ、今年最後の「一蕾」会議は、無事終了したがやき。
さて続いては、その晩18時から日本料理の名店「つきぢ田村」さんにて、コンビニエンスストアのローソンさんと、オリジナル地酒を導入しちょった全国地酒蔵元が集まっての忘年会やったがよ。
いまはオリジナル地酒の全国展開はのうなってしもうちゅうがやけんど、各社地域での展開らあでお付き合いはちびっと残っちゅうがやき。
また、今後のことらあもあるっちゅうことで、毎年年末にゃあ集まって忘年会だっけは開催しゆうがよ。
95年から開催しゆうき、今年で19年目になるっちゅうき、こりゃなかなか凄いことながやき。
さて18時前にゃあ「つきぢ田村」さんに、ローソンさんから3名と、日本酒メーカー10蔵元と焼酎メーカー2蔵元、ローソン地酒導入の仕掛人、「日本の酒と食の文化を守る会」の村田淳一会長さんらあが集まったがよ。
ちなみにその蔵元は、「男山」(北海道)「浦霞」(宮城)「菊水」(新潟)「白瀧」(新潟)「澤乃井」(東京)「玉乃光」(京都)「小鼓」(兵庫)「御前酒」(岡山)「司牡丹」(高知)「窓乃梅」(佐賀)の日本酒メーカー10社と、焼酎メーカーの八鹿酒造、京屋酒造の2社やったがやけんど、「小鼓」さんと「窓乃梅」さんは欠席やったがやき。
欠席蔵元もお酒は送って来ちゅうもんやき、持ち込みのお酒がズラリと並んで、豪華なこと豪華なこと!
また、「つきぢ田村」さんのご主人が1枚1枚手書きで書かれたシートが、全員の席に用意されちゅうがやけんど、今年は魚の絵柄らあも初めて登場し、一層豪華さが増した感じやったがよ。
さて18時から、いよいよ忘年会のスタートながやき。
まずはローソンさんから、和田商品部長さんの開会のご挨拶。
続いては、蔵元を代表して「浦霞」の佐浦社長さんからご挨拶と乾杯で、宴席の開始ながよ。
さあこっからは、各社自慢の日本酒と本格焼酎を持ち込んでの「つきぢ田村」年末スペシャルコースの始まりながぜよ!
ちなみに司牡丹は、本年度金賞受賞酒「司牡丹・黒金屋」(大吟醸原酒)を用意さいてもうちょったがやき。
さてお料理は、まずはこれだっけで4合瓶1本が空いてしまいそうな、「前菜盛り」が登場ながよ。
それを食べて飲んで堪能さいてもらいゆう間に、初参加の「澤乃井」小澤さん(小澤社長さんのご長男)のご挨拶があったがやき。
続いての椀物は、「鯛のカブト汁」ながよ。
このカブトから身をほじくりもっていただき、日本酒をヤルががまっことタマラン美味しさながやき。
お次は「お造り」、さらに「鍋物」、「煮物」と登場し、まっこと美味しいもんやき、箸も杯も止まらんなって、会話も弾むこと弾むこと!
とにかく飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて・・・途中からは皆さんアチコチ移動しまくりで、とにかくこぢゃんと盛り上がったがよ。
「ご飯物」「汁物」「香物」が登場したがやけんど、このご飯にかけていただくマグロの卵和えが、旨いこと旨いこと!
さらにそっからも宴席は盛り上がり、「水物(メロン・イチゴ)」が登場し、さらに「甘味」(ミルクしるこ)が登場したあたりで、やっと落ち着いてきた感じやったがやき。
そんなこんなで、アッちゅう間に3時間が経過し、ローソンさんの藤井副部長さんの中締めにて、無事お開きとなったがよ。
ローソンさんの皆様、そして村田会長さん、お忙しい中をご参加いただき、まっことありがとうございましたぜよ!
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司牡丹酒造株式会社