12月19日(金)は、19時から「城西館」さんにて、刈谷敏久税理士事務所さんの忘年会やったがやき。
ワシゃあ初めてお招きを受けて参加さいてもうたがやけんど、40数名の皆さんが集られちょったがよ。
さて、まずは刈谷先生のご挨拶。
続いては刈谷敏久税理士事務所さんの所員の皆さんの、自己紹介があったがやき。
ほんでシャンパンが注がれ、みんなあで声高らかに乾杯し、宴会がスタートしたがよ。
さて、まずはお料理。
いきなりの鯛の塩釜焼きや、お造り、自家製カラスミ、ナガレコの煮付け、白子ポン酢・・・等々の、「思季亭」料理長さんが腕によりをかけた和の絶品料理がズラリやって、こりゃ日本酒やっちゅうことで、ワシが持ち込みさいてもうた日本酒を、皆さんに振る舞わいてもうたがやき。
こちらの忘年会じゃあ、参加者は何かのお酒を持ってこにゃあイカンっちゅう暗黙のオキテがあるらしゅうて、ワシゃあこの日の2日前に搾ったばっかしのどこっちゃあに売ってない、「船中八策・槽搾り(ふねしぼり)黒」の薄にごり搾りたて生原酒バージョンを、1升瓶1本ラベル無しの蔵出しで持って来ちょったがよ。
その、ほのかに炭酸を含んだフレッシュぴちぴちの香り、あふれんばかりの生命力すら感じさせる鮮烈な旨み、さらに品格を感じさせる輪郭のハッキリした味わい、そして爽やかにキレる辛口の後口。
皆さん、「こりゃ旨い!」と大絶賛やったがやき。
日本酒ツウの刈谷先生も、もちろん大絶賛やったがよ。
けんど実は刈谷先生は、司牡丹最高峰の「深尾(ふかお)」(斗瓶囲い純米大吟醸原酒)の熱狂的な大大大ファンながやき。
慶長8年(1603年)の司牡丹の創業は、山内家の筆頭家老・深尾公(佐川の城主)のお抱えの御酒屋としてスタートしちゅうきに、最高峰のお酒に「深尾」の名を冠しちゅうがよ。
司牡丹の最高ランクの純米大吟醸酒の槽(ふね)搾りの中から、ほとんど圧力をかけん状態の最高の部分だっけを抜き取って1斗瓶で囲い、8ヶ月以上低温熟成さいて、毎年12月に僅か500本ばあだっけ商品化されるっちゅう、まさに幻かつ究極の酒が「深尾」ながやき。
そんな「深尾」を、刈谷先生は毎年70〜80本ばあ購入され、ここ「城西館」さんの冷蔵庫にキープされちゅうっちゅうがよ。
つまり、間違いのう世界一、否、宇宙一「深尾」を飲んじゅう方が刈谷先生やっちゅうことながやき!
・・・ちゅうことで、ワシの解説と共に、会場にゃあその「深尾」が登場し、刈谷先生の発案で、「高知家」バッヂならぬ「深尾家」バッヂが作られ、「深尾」を飲んだ方にだっけこのバッヂをプレゼントしますっちゅうたもんやき、皆さん我先に「深尾」を飲み干し、バッヂに殺到したがよ。
ちなみに、この「深尾家」バッヂ配布の権利はワシやのうて、宇宙一「深尾」を飲んじゅう人間である刈谷先生が持っちゅうきに、ご希望の方は刈谷先生にご相談くださいや。
「深尾」を堪能された方々は、その芸術ともいえる美しい吟醸香と、様々な味の構成成分を溶かし込んだように比類なきまろやかさで膨らむ深い味わいに、感嘆の溜め息を漏らされ、心の中に大輪の花を咲かせたようやったがやき。
その後も、「深尾」や、他の皆さんが持ち込みされた日本酒やらワインやらシャンパンやらを、飲んで飲んで、食べて語り合うて、大いに盛り上がったがよ。
さらに後半にゃあ、刈谷先生が秘蔵しちょった「深尾」の、何と4年分の飲み比べが登場!
司牡丹の社長であるワシですら、ちゅうか世界中で未だ誰も体験したことがない、平成26年、25年、24年、23年の「深尾」を、それぞれグラスに注いで、飲み比べながやき。
まずはワシがティスティングさいてもうて、皆さんからお酒のコメントを求められたがやけんど、持ち込みさいてもうた「仕込水」をガンガン飲んで薄めちゅうたぁいえ、ワシゃあ既に立派な酔っぱらいになっちょったき、ウケも考えて芸能人に喩えさいてもうたがよ。
平成26年はAKB48、平成25年は柴崎コウ、平成24年は山口百恵、平成23年は桃井かおり・・・ちゅうたら皆さんにバカウケやったがやき。
そっから後は、「ワシゃあやっぱし山口百恵が好きや!」とか、「いや、桃井かおりの方が旨い!」とか、「柴崎コウが最高!」やとか、「AKBを一杯飲まいて!」やとか・・・声だけ聞いたら誤解されそうな、異様な盛り上がりになってしもうたがよ。
そっから後は、皆さんさらにMAXハイテンションの大盛り上がりに盛り上がったがは、当然の流れながやき。
こうして、40数名のベロベロの酔っぱらい集団を量産した宴席は、22時ばあにゃあ中締めとなり、大団円のお開きとなったがよ。
刈谷先生、刈谷税理士事務所の皆さん、そしてご参加いただきました皆さん、素晴らしい宴席を、まっことありがとうございましたぜよ!
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司牡丹酒造株式会社