ちなみに「立春朝搾り」たぁ、立春の日の早朝に搾り上がったばっかしの新酒を、地元の神社でお祓いを受けて、その日のうちに飲んでいただこうっちゅう縁起酒で、日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)が企画したお祭り的一大イベントながよ。
今年は全国33都道府県37蔵元にて開催され、2月4日の立春の日の早朝にゃあ、それぞれの蔵元に地元の酒販店さんらあが集まり、みんなあでラベル貼りらあの作業を手伝うて、完成したお酒を持ち帰り、ご予約のお客様にお届けするっちゅう大人気商品ながやき。
今年は37蔵で24万本超えを目指しよって、「日本酒が世界一売れる日」とまで言われるようになっちゅうがよ。
司牡丹も、昨年は約5000本を出荷し、今年は6000本超えを目論んじゅうがやき。
近くに大消費地のない高知県のわずか1日でこの数字は、なかなか頑張っちゅうといえるがやないろかのう。
さて宴席は、まずは「船中八策・しぼりたて」(超辛口・純米生原酒)で乾杯ながよ。
つきだしに「ノレソレ」(アナゴの稚魚の生)が出されたがやけんど、これがニンニク葉を使うたヌタ掛けやって、イキナリこのお酒が進むこと進むこと！
お次の「花鶴」さん名物「鰹の塩だれタタキ」も絶品で、これまた「船中しぼりたて」がガンガン飲めてしまうがやき。
パリッパリの「自家製ポテトチップス」は、チェイサー代わりの生ビールのツマミながよ。
さらに、「浜アザミとタケノコの天ぷら」「メヒカリ」と来る頃にゃあ、既に「船中しぼりたて」はカラになっちょったき、定番の「船中八策」(超辛口・純米酒)を追加さいてもうたがやき。
その後も、飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて・・・こぢゃんと盛り上がったがよ。
後半にゃあ、「花鶴」さんのご主人刈谷さんから、「ブラインドテイスティング」じゃっちゅうて、県外のいろんなお酒がサービスで出され、刈谷さんも加わって、さらにさらに盛り上がったがやき。
どういう流れでそうなったかは記憶にないけんど、刈谷さんのハーモニカ演奏らあもあって、とにかく盛り上がりに盛り上がったがよ。
〆にゃあ「伊勢エビの味噌汁」が出され、この伊勢エビダシの効いた味わいがまっことタマランばあ美味しゅうて、またまたお酒が飲めてしもうたがやき。
「花鶴」さん、まっことご馳走様でしたぜよ！
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司牡丹酒造株式会社
