2015年02月17日

純米酒「日土人」活動7年目の仕込体験と交流会ぜよ!

 2月15日(日)は、日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)と土佐学協会(http://tosagaku.cocolog-nifty.com/report/)のコラボレーション企画として、佐川町の司牡丹本社にて、永田農法純米酒「日土人(ひとびと)」活動7年目の仕込体験と交流会やったがぜよ。
日土人720ml


 このイベントは、日本名門酒会としちゃあ、四国地区加盟酒販店オリジナル活動7年目の第3弾であり、土佐学協会にとっちゃあ、土佐酒学研究会の「土佐酒を俯瞰的に捉える活動」7年目の第3弾ながやき。



 つまり、米つくりから酒造り、製品化、流通、販売、楽しむ会にいたるまで1年かけて体験し、「日土人(ひとびと)」っちゅう銘柄のお酒まで販売してしまおうっちゅう、まっことワクワクするような取り組みながよ。


 ここまで日本酒を徹底して俯瞰的に捉えた活動は、おそらく7年目の今年も全国初の試みやないろうかのう。


 ちなみに前回の第2弾稲刈りについちゃあ、「2014年10月9日」のブログをご参照くださいや。


 さて第3弾の仕込体験は、まずは朝8時50分にJR佐川駅に集合やったがよ。


 車で来られる方、JRで来られる方、愛媛県からのバスツアー組20名の皆さんらあが次々に集まられ、司牡丹本社に向こうたがやき。


 ワシらあが「司牡丹・平成蔵」の前に到着したら、香川県からのバスツアー組の16名の皆さんは既に到着しちょったがよ。


 9時過ぎにゃあ、四国各地から来られた60名の皆さんが揃われたがやき。


 まずは簡単に作業の注意点らあをお話しさいてもうて、香川組が蒸し米取りと仕込み作業に入り、引き続いて他の方々にも同様の作業に入っていただいたがよ。
(2)蒸米取り(3)蒸米取り2


















 蒸米機と放冷機を通った蒸米を2人組で担いで、もろみタンクまで運んで仕込む作業ながやき。



 階段を2階まで上がらにゃイカンき、3往復もすりゃあ案外息がきれるもんながよ。
(4)蒸米持って階段を上がる

















 9時半ばあにその作業が終わりゃあ、続いては櫂入れ(かいいれ)作業。


 蒸米を仕込んだタンクに櫂棒を入れて、混ぜるがやき。
(5)仕込み(6)仕込み2


















 皆さん交代で櫂入れしてもうて、その勇姿を写真におさめられよったがやけんど、中にゃあタンクの中のモロミや蒸米が重うて、ほとんどよう混ぜれん方もおられたがよ。


 こうして10時前にゃあ、仕込み作業は終了。
(7)仕込み終了


 これから20数日間ばあ発酵さいてから搾りゃあ、待望のオリジナル純米酒「日土人」の新酒の誕生になるがやき。
















 皆さんの心のこもった櫂入れを受けて、きっと今年もこぢゃんと美味しい「日土人」が生まれるろうき、まっこと楽しみながよ!
(8)櫂入れ(9)櫂入れ2
















(10)櫂入れ3


 さてその後は、3組に分かれてもうて、司牡丹の酒蔵見学ながやき。


 ご案内引率は、ワシとと玉木醸造部顧問と浅野杜氏の3人ながよ。


 ワシの組は、まずは「酒ギャラリー ほてい」にて、酒造りのビデオからスタート。
(11)酒造りビデオ
















 その後、江戸時代末期建造の白壁蔵、玄関の酒林、「酒蔵の道」を通って町内の他の施設らあもご紹介し、新蔵「平成蔵」に入り、「蒸米機」「放冷機」「洗米機」「麹のストックルーム」、モロミ仕込タンク見学らあを回って、「司牡丹 酒ギャラリー ほてい」にて、お待たせしましたの試飲タイムながやき。
(12)江戸末期建築の白壁蔵内(13)酒蔵の道

















(14)麹ストック(15)モロミ見学



















(16)「ほてい」試飲




















 皆さん、ニコニコ満面の笑顔で、まっこと嬉しそうに試飲されよったがぜよ。


 さあその後はみんなあで、ウナギ料理の名店「大正軒」(高岡郡佐川町甲1543 TEL:0889-22-0031)さんの2階座敷に移動し、11時45分ばあから大懇親会ながよ。
(17)大正軒


















 まずはワシからご挨拶や、「日土人」活動についてのご紹介らあをさいてもうたがやき。


 続いては、日本名門酒会本部の岩本さんからご挨拶いただき、岩本さんのご発声で乾杯し、宴会がスタートしたがよ。
(18)乾杯(19)乾杯2





















 さあ老いも若きも男も女も、四国四県も入り乱れての、昼間っからの大宴会。


 まずは「大正軒」さん自慢のウザクをいただきもって、持ち込みさいてもうた「日土人」(純米酒)や「日土人・ひやおろし」(純米酒)、「司牡丹・永田農法純米酒」、「司牡丹・永田農法〈山田錦〉純米吟醸酒」、「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)らあを楽しんでいただいたがやき。
(20)うざく(21)「日土人」と「日土人ひやおろし」


















 まっこと皆さん、ちくと肉体労働した後やきかしらん、昼間っからこぢゃんと美味しそうにガンガン飲まれよったがよ。


 ワシも皆さんと一緒に足るばあ司牡丹を酌み交わさいてもうて、こぢゃんと語り合わいてもうて、まっこと盛り上がったがやき。
(22)宴席風景(23)宴席風景2
















(24)宴席風景3



















 その後も、「大正軒」さん自慢の「うまき」や「鰻の蒲焼き」とご飯らあが次々と出され、さらにさらに箸も杯も進むこと進むこと!
(25)うまき(26)蒲焼き


















 ワシゃあ蒲焼きをタップリのタレと共にご飯にぶっかけ、仁淀川山椒もふりかけて、鰻丼にしていただいたがよ。
(27)鰻丼に


 やっぱし「大正軒」さんの鰻は、サイコーぜよ!


 〆の「肝吸い」も、まっこと美味しかったがやき。
(28)肝吸い
















 「ほてい」で買い物をしたい方や、佐川町内を散策したい方らあもいらっしゃるっちゅうことで、ちくと早めの13時半にゃあいったん中締めさいてもうたがよ。


 中締めは、高知支部・旭食品さんの尾崎さんと、愛媛支部・松山酒販さんの森棟さんのお2人にお願いしたがやき。
(29)中締め(30)中締め2


 その後は、さらに飲み続ける方、「ほてい」に買い物に行かれる方、佐川町内を散策される方など、自由行動となったがよ。


 愛媛県からのバスツアー組が14時に出発し、香川県からのバスツアー組が14時半に出発し、こうして無事本年度の「日土人」の仕込体験&交流会はお開きとなったがやき。


 ご参加いただきました皆様、まっことありがとうございましたぜよ!














土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社

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