2015年03月02日

世界初の土佐酒ラウンジ!「Salon de Coco」プレオープンぜよ!

 2月27日(金)の晩は、「Salon de Coco」(高知市廿代町8-1-1F TEL:088-873-3900)さんが、世界初の土佐酒ラウンジとして生まれ変わられ、そのプレオープンパーティとして司牡丹を楽しむ会を開催してくださったがやき。
(1)「Salon de Coco」


 まずは17時半前ばあに、ワシと山岡常務と道家副部長がお店に到着。


 店内に入りゃあ、担当卸の片岡商事さんの川村さんも既にいらっしゃっちょって、まずはお店の担当常務の新階さんにご挨拶さいてもうたがよ。







 ほんで、ちくと店内を見せてもうたがやけんど、壁面にゃあ土佐酒のディスプレイがズラリと飾られ、さらに巨大な冷蔵庫も用意され、土佐酒がズラリと並べられちょって、まっこと壮観やったがやき。
(2)壁面の土佐酒ディスプレイ(3)壁面の土佐酒ディスプレイ2

















(4)冷蔵庫に土佐酒
















 早速、この日のメインイベントの「袋吊り今搾り純米吟醸」の準備を、道家副部長と山岡常務とワシとでさいてもうたがよ。
(5)「袋吊り今搾り」準備(6)「袋吊り今搾り」準備2


















 まずは受け樽の下に氷を入れ、続いては出来立ての司牡丹・純米吟醸のモロミ(正確にゃあモロミに近いにごり酒)を、袋に詰めて吊るしたがやき。


 実は、酒造免許のない場所でホンマの「袋吊り搾り」をすりゃあ酒税法違反になるがやけんど、このモロミは実際は司牡丹にて一回軽うに濾しちゅうき、酒税法上じゃあモロミやのうて日本酒になるき、酒税法違反にならんっちゅう訳ながよ。



 また、この日のお客様は40名ばあの予定で、ホンマモンの搾り袋じゃあ量が多すぎるき、簡易型の不織布袋を使うて、2升分ばあを吊るしたがやき。


 ポトポトと貴重な純米吟醸酒の雫が滴り落ちて、辺り一面にフルーティで華やかな芳香が立ち込めたがよ。


 お客様がいらっしゃる前に、その「袋吊り搾り」を布で覆って隠し、準備万端ながやき。


 18時半前ばあから、ぼちぼちお客様がお越しになりだいたがよ。


 ほんで、オーナーの石川こころさんもいらっしゃり、プレオープンのお祝いの言葉を述べ、あらためてご挨拶さいてもうたがやき。


 だいたいのお客様がお越しになられた18時50分ばあに、まずは新階さんがご挨拶され、「日本酒ができるまで」のビデオを上映されたがよ。
(7)日本酒ビデオ上映


 15分ばあのビデオ上映の後は、再び新階さんの司会進行で開会し、まずはワシからお祝辞ながやき。
(8)新階さん司会進行


















 「Salon de Coco」さんは、業態はラウンジっちゅうか、クラブっちゅうか、これまで通り女性がついてくれるお店として営業していかれるそうやけんど、土佐酒をズラリと並べ、土佐酒ラウンジとして生まれ変わられたがよ。


 本日は、土佐らしい料理も出し、司牡丹のいろんなお酒も出さいてもうて、司牡丹を楽しむ会を開催さいていただくがやけんど、今後についちゃあお酒やお料理らあのメニューも、実はまだ出来てない段階らしいがやき。



 これからチビッとずつ、徐々に理想的な土佐酒ラウンジのカタチを創り上げていかれるそうなき、ワシも土佐酒蔵元としていろいろ応援やご協力をさいていただくつもりながよ。


 全国的にも人気で、海外にも多数進出しちょって、その美味しさの評価が高い土佐酒がいろいろ楽しめ、「地元ならではのうまいもんが多い県」ナンバーワンの美味しい土佐の食材を使うたお料理も楽しめ、さらに土佐のハチキン美女らあとの会話も楽しめるっちゅうお店らあて、まっこと世界初ながやき!


 オーナーの石川こころさんのこのチャレンジに、まっこと心から敬意を表するがよ。


 本日お越しの皆様も、是非県内のお知り合いに、県外のお知り合いに、海外のお知り合いの方々らあにも、ドンドン宣伝していただき、応援しちゃってくださいや!


 だいたいこんなようなご挨拶をさいてもうたがやき。


 続いては、「Salon de Coco」さんの常連さんの某病院の先生のご発声で、「司牡丹・本醸造樽酒」で乾杯し、さあ「司牡丹を楽しむ会」のスタートながよ。
2(9)乾杯


 ワシらあも席につかいてもうて、「司牡丹・樽酒」を酌み交わしもって、まずは「前菜」をいただいたがやき。
(10)前菜


















 「豆腐の味噌漬け」や「わけぎぐるぐる」らあが美味しゅうて、「樽酒」が進むこと、進むこと!



 さらに「新玉葱のユッケ風」をいただきゃあ、新玉葱のピリッとした風味を卵が柔らこう包み込んで、これまた「樽酒」がナンボやち飲めるがよ。
(11)新玉葱のユッケ風


 続いては、「鰹と鰤のタタキ」が登場し、お酒はここで、「船中八策」(超辛口・純米酒)が登場。
(12)鰹と鰤のタタキ




















 このお酒のキリッと引き締まったボディと抜群のキレの良さが、鰹と鰤のタタキの美味しさをグンと引き出してくれ、杯も箸も止まらんなるがやき。


 お客様も皆さん、アチラコチラでガンガン盛り上がりだいたようながよ。
2(13)宴席風景

 ちゅうことで、このあたりでメインイベントながやき。


 まずはワシが再びマイクを握って、「袋吊り搾り」っちゅう搾り方がいかに珍しゅうて、一般の方々の目に触れることが少ないからあについて、解説さいてもうたがよ。



 ほんで、そんな希少な「袋吊り搾り」を、実は今この場でやりよりますっちゅうて、隠しちょった布を取り、「袋吊り今搾り」が登場したがやき。


 皆さん、一瞬呆気にとられ、「袋吊り今搾り」を凝視して、目が離せれんかったようながよ。


 スタッフの方々がその貴重な酒の雫を汲んで、皆さんに配りゃあ、その芳香と美味しさにアチコチから歓声が上がったがやき。
(14)袋吊り今搾りを汲む(15)袋吊り今搾りを汲む2


















 会場全体が一気にヒートアップしたがは当然ながよ。


 その後は、「自家製干し野菜といろいろ団子のスープ鍋」が出され、「袋吊り今搾り」の純米吟醸薄にごり生原酒と合わいて、さらに大盛り上がりながやき。
(16)スープ鍋


 また、吉田類さんも「無人島に持って行きたい一本」に選んだ「金凰司牡丹」(本醸造酒)の燗酒が出され、これまたアチコチで献杯・返杯のやり取りも始まったがよ。


 続いては、「高知県産豚肉のカルボナード」が出され、「司牡丹・永田農法・純米酒」も出されたがやき。
(17)豚肉のカルボナード


 このお料理の旨みとこのお酒の旨みが見事に融合し、美味しさ倍増ながよ。


 ワシもアチコチのお客様のところを回らいてもうて、皆さんから素晴らしい笑顔とお褒めの言葉をたくさんいただけたがやき。


 特に、比較的若いお客様2名から、偶然別々におんなじような言葉をいただいたがよ。


 そりゃあ、「司牡丹は宴席での献杯・返杯らあでしか飲んだことなかったけんど、こんなにいろんな味わいのお酒があるらあて、初めて知った。日本酒って楽しいですね。」っちゅうような言葉やったがやき。


 これまでこういう日本酒を楽しむ会に参加したことがない、普通の土佐の若い方々を代表する声がここにあると気づき、まだまだやらにゃあイカンことがあるにゃあと気づかいてもうたがよ。
2(18)宴席風景2


 終盤にゃあ、またまたワシがマイクを握ってちくと解説さいてもうて、「袋吊り今搾り」の袋の中身を空けて、「純米吟醸モロミ酒」として、皆さんにお楽しみいただいたがやき。
(19)モロミ酒


 トロットロッの食感がまったく違うお酒のような印象を与えてくれ、これまた皆さんまっこと美味しそうに楽しまれよったがよ。















 〆の「自家製生醤油うどん」も出されて、21時ばあにゃあ、大盛り上がりのまんま中締めとなったがやき。
(20)うどん


 中締めのご挨拶も、またまたワシに依頼されてしもうたき、ちくと酔っぱろうてロレツがまわらんかったけんど、次のような言葉で締めさいてもうたがよ。


 「和食」がユネスコの無形文化遺産になったけんど、その「和食」のキモたぁ「四季や地理的な多様性」にあり、その流れは「和食回帰」から「日本各地の伝統的な食文化回帰」に行くことになるろう。


 ほいたら、春夏秋冬、山川海、こぢゃんとうまいもんに恵まれちゅう土佐の高知は、世界中から最も注目を集める地域になったとしたち、何ちゃあ不思議やないがやき。


 そんな土佐の高知にて、県外のお客様や海外のお客様らあをもてなしたりする時に、このような土佐酒ラウンジがあったら、こぢゃんと有り難いことながよ。


 そんな意味でも、皆さん、「Salon de Coco」さんを今後とも、何とぞご贔屓に、宜しゅうお願い申し上げます!


 だいたいこんな感じのご挨拶をさいてもうて、皆さんにご起立いただき、三本〆で締めさいてもうて、無事お開きとなったがやき。


 「Salon de Coco」さんの益々のご発展、心よりご祈念申し上げますぜよ!

















土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社

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