「ワシらあがやらんがは物事が難しいからやないがよ。むしろ、やらんきに物事が難しゅうなるがぜよ。」(セネカ)
ローマ帝国の政治家、哲学者、詩人のセネカさんの言の葉ながやき。
「そりゃあ難しい」「無理無理」「これは不可能や」・・・ワシらあはまだやってもないに、すぐにこんな言葉を発したりしやあせんかよ。
けんど、よう考えてみりゃあ、まだ何ちゃあやってもないに、どういて難しいと、どういて無理やと、どういて不可能やと断定できるがやろう。
結局そりゃあ、難しいきに、無理やきに、不可能やきにっちゅうて、やらん理由をつくったに過ぎんがやき。
けんど実は、やらんきにこそ物事が難しゅうなる、無理になる、不可能になるがやと、セネカさんは喝破するがよ。
やらん理由を考えたりするヒマがあるがやったら、まずはやってみろうや、一歩踏み出してみろうぜや。
ほいたら案外、難しゅうのうなる、無理やのうなる、不可能やのうなるもんながやき。
結局問題の解決策は、まず行動してみることからしか生まれんっちゅうことながぜよ。