2015年03月07日

幸せの言の葉〈871〉

「ワシらあがやらんがは物事が難しいからやないがよ。むしろ、やらんきに物事が難しゅうなるがぜよ。」(セネカ)


ローマ帝国の政治家、哲学者、詩人のセネカさんの言の葉ながやき。


「そりゃあ難しい」「無理無理」「これは不可能や」・・・ワシらあはまだやってもないに、すぐにこんな言葉を発したりしやあせんかよ。


けんど、よう考えてみりゃあ、まだ何ちゃあやってもないに、どういて難しいと、どういて無理やと、どういて不可能やと断定できるがやろう。


結局そりゃあ、難しいきに、無理やきに、不可能やきにっちゅうて、やらん理由をつくったに過ぎんがやき。


けんど実は、やらんきにこそ物事が難しゅうなる、無理になる、不可能になるがやと、セネカさんは喝破するがよ。


やらん理由を考えたりするヒマがあるがやったら、まずはやってみろうや、一歩踏み出してみろうぜや。


ほいたら案外、難しゅうのうなる、無理やのうなる、不可能やのうなるもんながやき。


結局問題の解決策は、まず行動してみることからしか生まれんっちゅうことながぜよ。


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