2015年03月25日

「旬どき・うまいもの自慢会・土佐」〈第35回・春の集い〉ぜよ!

3月21日(土)の春分の日は、土佐料理「花鶴」(高知市本町3-2-45 TEL:088-872-3321)さんにて、「旬どき・うまいもの自慢会・土佐」(http://tosa-no-umaimono.cocolog-nifty.com/blog/)の「第35回・春の集い」を開催したがやき。


 この自然の美しい土佐の高知の四季を愛で、海の幸・野山の幸・川の幸っちゅう恵まれた旬の豊かな食を味わいもって、さらにその季節ならではの旬の土佐酒(司牡丹)を楽しむ・・・。


 そんな「集い」を、季節ごとに毎年4回開催していく団体。


 それが「旬どき・うまいもの自慢会・土佐」ながよ。


 さて、まずはワシゃあ打ち合わせや準備のために、会場の「花鶴」さんに16時ばあにゃあ入ったがやき。
(1)開会前の会場風景


 ほんで、打ち合わせや準備を済まいて、17時半ばあからお客様がぼちぼちお越しになり、開宴時間の18時にゃあ、37名のお客様がほぼ揃われたがよ。


 司牡丹総務部のリカコさんの司会で開会し、まずはワシからご挨拶さいてもうたがやき。


 この日、3月21日(3、2、1、発射!)に解禁となる、10年目の世界初の「土佐宇宙酒」について、ちくと説明さいてもうたがよ。



 「土佐宇宙酒」たぁ、宇宙を旅した高知県産酵母と、宇宙を旅した高知県産酒米を100%使用して醸された、到底実現不可能やと思われた壮大な夢を実現さいた酒ながやき。


 ほんじゃき、叶えたい夢を思い描きもって、この「土佐宇宙酒」で乾杯すりゃあ、宇宙のパワーが味方して、夢が叶う確率がこぢゃんと高うなるっちゅうことながよ。


 だいたいこんなお話をさいてもうて、「お待たせしました!『司牡丹・土佐宇宙酒・宇宙龍』の入場です!」っちゅうてコールすりゃあ、「スターウォーズ」のBGMと共に入場となったがやき。
(2)宇宙龍の入場


 ほんで、この酒をみんなあでグラスに注ぎ合うて、いよいよ乾杯ながよ。













 日本銀行高知支店の河合支店長さんのご発声で乾杯し、さあ大宴会のスタートながやき。
(3)乾杯ご発声


★乾杯酒:「司牡丹・土佐宇宙酒・宇宙龍」(純米吟醸酒)
(4)宇宙龍
















 その天まで突き抜けるようなフルーティな香りと、綺麗に膨らむ爽やかな味わいが、こぢゃんと心地ようて、まっこと夢が叶いそうなお酒ながよ。


 続いてはすぐに、次のお酒と料理が登場ながやき。


★「司牡丹・生鮮酒〈春〉土州霞酒」(薄にごり純米酒)
(5)霞酒
















●前菜盛り(川エビと胡瓜の煮物、潮江野菜のサラダ盛り)

(6)川エビと胡瓜の煮物(7)潮江野菜のサラダ

















 ここで、「花鶴」のご主人、刈谷さんが登場され、この日の料理メニューを解説してくださったがよ。
(8)刈谷さん料理解説


 さらに、前菜に使われちゅう潮江野菜の農家の方が来られちゅうっちゅうて、その農家の方が入って来られて、ビックリながやき。
(9)熊澤さん



















 1月28日に開催された「郷土野菜を楽しむ会・第4回」(「2015年1月30日」のブログ参照)にゲストでお越しいただいちょった、幻の潮江菜を復活さいた熊澤秀治さんやったがよ。


 ファームベジコの長崎さんも、ビックリしてひっくり返りそうになっちょったがやき。


 まっこと世の中は狭いがぜよ!


 早速、熊澤さんからいろいろ野菜の説明を聞かいてもうたがよ。


 今回の野菜サラダにゃあ、赤軸ホウレン草、カラシ菜、ワサビ菜、ミブ菜らあが使われちゅうっちゅうがやき。


 是非、幻の潮江菜が正式にまとまった量復活した際にゃあ、当会にのメイン食材にっちゅうてお願いさいてもうたがぜよ。



 ちなみに「川エビと胡瓜の煮物」の胡瓜は、もちろんレギュラーメンバーのファームベジコ(http://vegeco.jp/)の長崎さんくの、食味値日本一の胡瓜ながよ。


 土佐ならではの組み合わせ、川エビと胡瓜の相性はやっぱし最高で、川エビ独特の香ばしい風味と旨みが、胡瓜の青々しい瓜系の爽やかな風味と旨みと渾然一体となって、旨いこと旨いこと!


 そこに「霞酒」のフレッシュでフルーティな生命力を感じる風味が加わりゃあ、まっこと心地よさ倍増ながやき。


 また、熊澤さんの野菜サラダもシャッキシャッキ鮮度抜群で、まさに野菜らしい力強い旨みにあふれちょって、これまた「霞酒」の生命力に通じる美味しさで、幸せ感があふれるようながよ。


★「船中八策・薄にごり生酒」(超辛口・薄にごり純米生酒)
(10)船中薄にごり


●刺身盛り合わせ(桜鯛、カンパチ、カツオ、イカ)

(11)刺身盛り
















 続いては、本来やったら今回のメイン食材に予定しちょった春告魚のサヨリの刺身が登場する予定やったがやけんど、残念ながらここ数日は海が荒れちょって、どこの港にもサヨリは上がってなかったき、代わりに桜鯛の刺身を登場さいたっちゅうてお詫びさいてもうたがやき。


 代打やっちゅうたち、桜鯛も春らしいプリップリの美味しさやって、ピッチピチでトロンとした爽やかな旨みの「船中薄にごり」とまっことバッチリやったがよ。


カンパチもカツオもイカも美味しゅうて、こりゃまっこと箸も杯も止まらんなるがやき。


★「司牡丹・永田農法・純米酒」(純米酒)〈常温〉
(12)永田農法純米酒


●寿司(桜鯛寿司、カンパチ寿司、ファームベジコの日本一の胡瓜のカッパ巻き)

(13)寿司
















 お次は、「永田農法純米酒」の常温と、寿司の組み合わせながよ。


 まずは、長崎さんくの日本一の胡瓜のカッパ巻きの旨いこと!


 実は長崎さんくの胡瓜は、銀座の高級寿司店に毎週2回も送られ、定番のカッパ巻きに使われ、大絶賛やっちゅうがやき。




 そんな銀座高級寿司店の味を、高知にて再現した美味しさは、まっこと格別ながよ。


 さらに、この酒の芳醇でまろやかな旨みが、包み込むように膨らんで、寿司の美味しさがワンランクアップするかのようながやき。


 続いては、待ってましたの特別出品の大吟醸ながよ。


 今年の全国新酒鑑評会に出品する最高ランクの大吟醸そのものを、出品前、発売前に、皆さんにご堪能いただこうっちゅう趣向ながやき。
(14)黒金屋入場


 雅楽の荘厳な調べのBGMで登場し、あちこちに配られたがよ。

















★特別出品:「司牡丹・大吟醸・黒金屋」(斗瓶囲い大吟醸原酒・本年度出品酒)
(15)黒金屋


●若竹煮(入河内大根の干し大根)

(16)若竹煮
















 グラスから立ち上がる芸術ともいえる美しい芳香と比類なきまろやかさで膨らむ味わいの妙に、皆さんウットリされて、ため息を漏らされちょったがやき。


 しかも、この芸術のような完成度の大吟醸に、ワカメとタケノコの春らしい風味とアッサリした出汁の旨みが見事に寄り添うて、こりゃタマラン美味しさながよ。


 さらに、幻の大根と言われる入河内大根の干し大根が、それ自体の凝縮されたナチュラルな甘みと、ワカメとタケノコと出汁の旨みも吸収しちょって・・・あああぁぁぁ・・・こりゃタマラン!


 このお酒と料理の組み合わせの見事さと深さは、まっこと一流音楽ホールで聴く、雅楽の調べのフルオーケストラのようながぜよ!


 さらにお次も、「2001年宇宙の旅」のBGMで、「宇宙純米酒」が入場したがやき。
(17)宇宙純米酒入場


★「土佐宇宙酒・宇宙のパワーで夢を叶える純米酒」(純米酒)
(18)宇宙純米酒


















●長太郎貝の塩焼き

(19)長太郎貝塩焼き(20)長太郎貝塩焼き2
















 この日のもうひとつのメイン食材、長太郎貝の塩焼きも登場したがよ。


 「宇宙酒」と並べりゃあ、そのカラフルな色の貝殻は、まるでUFOながやき。


 ホタテ貝を超える旨みの鮮度のえい長太郎貝の塩焼きは、やっぱし旨いとしかいえんがよ。


 さらに宇宙純米酒と合わせりゃあ、その旨みがグンと引き立ち、こりゃナンボやち杯が進むがやき。
(21)宴席風景


 ふと周囲を見回しゃあ、これまで出したお酒が、ほとんどカラやいか!


 あわてて次のお酒、「船中八策」を出さいてもうたがよ。


★「船中八策」(超辛口・純米酒)
(22)船中八策
















●長太郎貝のしゃぶしゃぶ・春野菜の寄せ鍋風

(23)長太郎貝しゃぶしゃぶ(24)長太郎貝しゃぶしゃぶ中

















 続いての料理は、メイン食材の長太郎貝のしゃぶしゃぶながやき。


 普通のしゃぶしゃぶよりはちくと長めに湯通しした長太郎貝は、塩焼き以上にハッキリした甘みがあって、これぞまさに「貝」じゃっちゅう美味しさで、まっこと堪えられんがよ。


 さらに「船中八策」と合わせりゃあ、お互いの美味しさが引き立て合うて、これぞまさに口福っちゅう感じながやき。


 さらにさらに、長太郎貝の旨みが滲み出した出汁で春野菜を寄せ鍋風にしていただきゃあ、まさに春の生命力をいただきゆうような爽やかな美味しさで、これまたお酒が進むこと!
(25)春野菜寄せ鍋風


 またまたお酒が足りんなって、早めに次のお酒「仁淀ブルー」を出さいてもうたがよ。















★「司牡丹・仁淀ブルー」(純米酒)
(26)仁淀ブルー



●山菜の天ぷら(山ウド、エビ)

(27)山ウドとエビの天ぷら



 山ウドの独特の食感と風味がエビの旨みと共に、かじった瞬間にフンワリとコロモの中から現れて、これまたタマラン美味しさながやき。


 さらにそこに「仁淀ブルー」をキュッとやりゃあ、この酒の柑橘類を彷彿とさせる爽やかな味わいが絶妙なアクセントとなって旨みを引き立て、天ぷらの油分もサラリと流してくれるもんやき、これまた交互にやりゃあ止まらんなるがよ。


 けんど、ついに途中でお酒が足りんなって、「花鶴」さんが在庫しちゅう「船中・薄にごり」を2本(720ml)、追加注文さいてもうたがやき。


 1人あたり4合用意しちょって足りんなるらあて、35回約8年の当会の歴史の中で、初めてのことながよ。


 どうも、河合支店長さんが引き連れていらっしゃった東京からのお客様らあが、相当な酒豪揃いやったがやないろかのう?
(28)東京からのお客様(29)宴席風景2


















 皆さんこぢゃんと楽しそうにガンガン飲んでくださり、「高知サイコー!」を連呼してくださりよったがやき。


●うどん(長太郎貝出汁)
(30)うどん


 お食事は、長太郎貝と春野菜の出汁の鍋の中に、うどんの投入ながよ。


 幸せ感満載の出汁で、うどんの美味しさが倍増したがは当然ながやき。













★「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)
(31)山柚子搾り


●デザート:フルーツトマト、桜餅

(32)フルーツトマトと桜餅

















 〆のデザート酒とデザートは、「山柚子搾り」と「フルーツトマト&桜餅」ながよ。


 柚子の爽やかな酸味、フルーツトマトの引き締まった酸味と旨み、桜餅のほんのり桜風味の甘みが、ここまでで溜まったアルコール臭を、綺麗に消し去ってくれるかのような心地良さやったがやき。


 ちなみにこのラストの写真は、河合支店長と熊澤さんとワシと長崎さんで、こぢゃんと盛り上がっちゅう記念写真ながよ。
(33)記念撮影


 こうして過去最高に飲んで食べて盛り上がった第35回目の「旬どき」は、21時過ぎにゃあ無事お開きとなったがやき。


 ご参加いただきました皆さん、まっことありがとうございました!


 ほいたら最後に、皆さんからいただいた、いっつも以上に文字が読みづらかったアンケートの中から悦びの声の一部を、以下にご紹介さいていただきますぜよ。


●全部のお酒が美味しくて幸せでした。


●今日は最高。


●毎回、様々なメニューとお酒の組み合わせ、本当にいつも美味しくいただいています。


●この時間、とっても短く感じました。


●とても楽しい。いろんな人とお話ができました。


●毎回大満足です!!!


●おいしかったし、たのしかった!


●高知は初めて来ましたが、ファンになりました!


●最高です。今回は東京からのお客さんが来てくれて高知ファンになってくれたので良かったです。


●今日は、大切な職場の先輩にも満足していただき、最高でした。これからも「自慢会」は永遠なれ・・・ということで。















土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社

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