3月28日(土)は、日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)と土佐学協会(http://tosagaku.cocolog-nifty.com/report/)のコラボレーション企画として、まずは佐川町の司牡丹酒造本社にて、永田農法・純米酒「日土人(ひとびと)」活動7年目の「製品化体験」やったがよ。
このイベントは、日本名門酒会としちゃあ、四国地区加盟酒販店オリジナル活動7年目の第5弾であり、土佐学協会にとっちゃあ、土佐酒学研究会の「土佐酒を俯瞰的に捉える活動」7年目の第5弾ながやき。
つまり、米つくり(田植え、稲刈り)から酒造り、酒搾り、製品化、楽しむ会にいたるまで1年かけて体験し、「日土人(ひとびと)」っちゅう銘柄のお酒まで発売してしまおうっちゅう、まっことワクワクするような取り組みながよ。
ここまで日本酒を徹底して俯瞰的に捉えた活動は、おそらく7年目の今年も全国初の試みやないろうかのう。
ほんで、まず第5弾の「製品化体験」は10時ばあに、濱田さん清水さんのご家族が4名でいらっしゃったがやき。
正式な今年の新酒「日土人・生酒」の出荷は4月上旬頃からで、この日はこの晩の「楽しむ会」で飲む分ばあの製品化作業やき、1升瓶が2本、4合瓶が12本のみやったがよ。
ほんじゃき1人3枚ばあのラベルを貼りゃあ、それで作業は終わってしまうがやき。
けんど、皆さんお1人お1人がじっくり丁寧に、表ラベル、裏ラベル、生酒シールと貼っていただき、30分ばあかけて無事作業は終了したがよ。
ちなみに「日土人」は、これまでの体験に参加されたすべての「人々」の名前が表ラベルに記載されちょったがやけんど、3年目までは100名前後やったがが、4年目は249名、5年目は278名、6年目の昨年は282名、7年目の今年は386名とさらに増えて、ついに表ラベルにゃあ名前が入りきらんなってしもうて、今年から裏ラベル記載に変更になってしもうたがやき。
こりゃあまっこと、これ以上増えたらどうなるがやろう???
さてその後は、せっかくやきっちゅうことで、皆さんに今年度のラベルと裏ラベルをプレゼントさいていただき、お酒と共に記念撮影もしたがよ。
ほんで、ちくと酒蔵見学にもご案内さいてもうたがやき。
この日は、もうまあ搾りを迎える今酒造年度ラスト1本の、山廃純米酒「かまわぬ」のモロミがあるだっけやき、それをご覧いただいたがよ。
元気よう発酵しゆうモロミの香りを堪能し、皆さんご満悦やったがやき。
ほんでその後は、「司牡丹 酒ギャラリー ほてい」にて、ちくと試飲をしていただき、さらにご満悦になられちょったがよ。
こうして11時半ばあにゃあ、ご家族は牧野公園のお花見に向かわれ、本年度の「日土人」の製品化体験は、無事終了したがやき。
まっことありがとうございましたぜよ!
さてその晩は18時半から、高知市内の「花鶴」(http://tabelog.com/kochi/A3901/A390101/39002306/)さんにて、「日土人」活動7年目の最終第6弾、「『日土人』を楽しむ会」やったがよ。
まずは司牡丹の山中さんと下元さんとワシとで、17時過ぎばあから会場の準備や搬入ながやき。
今年度の田植えや酒仕込み体験の画像らあも、パネルにして持ち込み、展示さいてもうたがよ。
かつて当活動のシンボルとされちょったメタセコイアの木の下に人々が集うちゅう画像のパネルも、掛け軸のように掲げられたがやき。
さて18時ばあからは、土佐学協会関係の皆さん、日本名門酒会高知支部旭食品さんと加盟酒販店さんとそのお客の皆さん、愛媛支部松山酒販さん、四万十町窪川の農家の皆さん等々、29名が集まられ18時半にゃあ開会ながよ。
まずはワシからのご挨拶。
「日土人」のラベルへの名前掲載が、あまりに人数が増えすぎて、裏ラベル掲載になってしもうたことらあの、お詫びらあを申し上げさいてもうたがやき。
続いては、日本名門酒会本部岩本さんからのご挨拶ながよ。
ほんで、高知支部の旭食品尾崎さんにご挨拶いただき、愛媛支部松山酒販の戸田会長さんのご発声で、この日製品化されたばっかしの「日土人〈2015〉」純米生酒で乾杯し、さあ大宴会のスタートながやき。
お料理は、豪華な「皿鉢料理」の組物や、桜鯛・カンパチ・カジキマグロらあの「刺身盛り」、「花鶴」名物「鰹の塩だれタタキ」、土佐巻きやサバ寿司も入った「寿司盛り」らあがドッカンと並べられたがよ。
お酒は、メインの「日土人〈2015〉生酒」以外にも、「司牡丹・永田農法〈山田錦〉純米吟醸酒」や「かまわぬ」(山廃仕込み純米酒)、「船中八策」(超辛口・純米酒)や「山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)らあがズラリ!
皆さんこぢゃんと飲んで食べて語り合うて、盛り上がったがやき。
1年かけて、田植え、稲刈り、酒仕込み、酒搾り、製品化・・・と、大勢の「人々」が携わり、みんなあの想いが詰まった新酒の味わいは、やっぱし最高ながよ!
アチコチ移動しもって、飲んで食べて語り合うて、大盛り上がりに盛り上がりまくったがやき。
さらに、「花鶴」さんの隠れた名物、「キジ鍋」が登場し、皆さん大悦びながよ!
栄養価満点の天然キジだっけから取ったっちゅう出汁が、信じられんばあ旨み豊富で、タマランばあ旨いこと旨いこと!
このキジ出汁だっけを肴に、ナンボやち日本酒が飲めてしまいそうながやき。
こうしてこぢゃんとえい雰囲気で盛り上がった「楽しむ会」は、四万十町窪川の農家を代表して、昨年ご結婚された武市さんの中締めで、21時ばあにゃあ大団円のお開きとなったがやき。
ご参加いただきました皆さん、まっことありがとうございましたぜよ!
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司牡丹酒造株式会社