「まず自分自身のあいだから、その最良の見本を提供することが必要ながやき。ほんで1人やち2人やち、そういう見本を提供することによって、集団全体が千年も輝くもんになるがぜよ。」(ウォルト・ホイットマン)
アメリカ19世紀の詩人・作家・ジャーナリストで、アメリカ文学に大きな影響を与え、「自由詩の父」と称される、ウォルト・ホイットマンさんの言の葉ながよ。
国であれ地域であれ、大企業であれ中小企業であれ、NPOであれ他の団体であれ、人間が集まってつくった集団が、長いこと輝きを持って続いていくためにゃあ、その集団の「存在意義」が必要ながやき。
その集団は、現代社会において、何を成すために存在しちゅうがか?
時代の変化が激しい現代は、世の中から求められるもんもドンドン変化していくがやき、常にこの質問を問い続けよらにゃあイカンがよ。
ほんで、時代の変化についていけてないとか、ズレちゅうとかに気づいたら、それを修正していかにゃあイカンがやき。
そん時、たとえどれっぱあ巨大な集団であったとしたち、まず最初にやるべきことは、たった1人の人間(自分自身)の、内部からあふれ出るような念い(おもい)を伝え、さらにそれを実際に行動に移すっちゅうことながよ。
ほんで、そんな念いに共感した仲間をチビッとずつ、1人でも2人でも増やしていき、彼らがまた念いを伝え、実際に何らかの行動に移す・・・そんな地味な繰り返しこそが、集団を千年にもわたって輝くもんにする・・・おそらくホイットマンさんが言いたいことは、そういうことながやき。
明治維新やち、そういうことで成し遂げられたと言える訳で、日本っちゅう国が何千年もの永きにわたって輝き続けゆうがも、そういうことやと言えるっちゅうことながぜよ。