8月30日(日)は、「地域文化実験演習」授業の一環で、愛媛大学の先生や生徒さんらあ18名が、司牡丹の酒蔵見学にいらっしゃったがやき。
愛媛大学・法文学部地理学教室の寺谷教授(愛媛大学地域創成研究センター長)から依頼された見学で、寺谷教授を含む引率教員3名と学生さん15名が、バスで司牡丹に到着されたがは10時45分頃やったがよ。
まずは「司牡丹・酒ギャラリー ほてい」にご案内し、座敷にて「司牡丹・吟醸酒ができるまで」のビデオをご覧いただいたがやき。
ほんで、司牡丹のパンフレットや「歴史と由来」の資料らあをお渡しして、簡単に説明さいてもうたがよ。
続いては、実際に酒蔵見学にご案内。
まず玄関の酒林の下が、「栄える」に通じて縁起がえいっちゅうことで、みんなあで記念撮影をしたがやき。
ほんで、司牡丹に現存する一番古い建物である、約180年ばあ前の江戸時代末期建築の白壁の貯蔵庫にご案内したがよ。
エアコンつけっぱなしの冷たい貯蔵庫に入って、皆さん「涼しい〜!」っちゅうて感動されちょったがやき。
その後は、佐川町の歴史的町並みをちくとご紹介。
佐川の城主・深尾家の郷校「名教館」や、珍しい洋館「佐川文庫庫舎」や、「旧浜口家住宅」らあを、ご案内さいてもうたがよ。
その後は、酒造りについての詳しい解説と共に、蒸米、放冷、洗米、製麹、酒母と、「司牡丹・平成蔵」をご案内。
ほんで、「仕込み蔵」をご案内し、いろいろ説明さいてもうたがやき。
最後に再び「酒ギャラリー ほてい」に戻んて、お待ちかねの利き酒タイムながよ。
何名かは未成年の学生さんもおられたき、その方々以外の学生さんや先生方に、司牡丹の本醸造酒から純米酒、純米吟醸酒や純米大吟醸酒、さらに金賞受賞の大吟醸酒や柚子のリキュールまで、いろいろ利き酒していただいたがやき。
皆さんニコニコ笑顔で、こぢゃんと美味しそうに、利き酒やのうて、ガンガン試飲されよったがよ。
ほんでその合間に、いろいろ質疑応答もさいてもうたがやき。
実は寺谷教授は、専門が、アフリカ都市研究に加え、酒造や酒文化で、酒に関する論文らあも何本も発表されちょゅうがよ。
さらに、愛媛大学酒「媛の酒」は、農学部付属農場で栽培した無農薬米「松山三井」を、東温市の島田酒造さんに託し、学生さんらあと一緒に稲刈り、蒸米、仕込み、搾り、瓶詰めらあを行うたっちゅうお酒やっちゅうがやき。
そんな「媛の酒・特別純米酒」を、お土産にいただいたがよ。
また、高知県出身の学生さんが1名おられ、卒論のテーマが高知県の酒蔵やっちゅうことで、その彼からはたくさんの質問をいただいたがやき。
こうして12時20分ばあにゃあ、皆さんバスに乗って、司牡丹を出発されたがよ。
黒田くん、また質問があったら、いつでもOKやき、卒論頑張ってくださいや!
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司牡丹酒造株式会社