「疑わんと最初の一段を登りなさいや。階段のすべてが見えてのうたちかまん。とにかく最初の一歩を踏み出すがぜよ。」(マーティン・ルーサー・キング・ジュニア)
アメリカの牧師であり公民運動の指導者で、ノーベル平和賞受賞者の、マーティン・ルーサー・キング・ジュニアさんの言の葉ながやき。
人間、何ごとかを成さんとする時に、最も高いハードルは、最初の一歩やと言われちゅうがよ。
ほんじゃき、多くの人が、何か行動を起こさにゃあイカンと思いもっても、結局最初の一歩をよう踏み出さんまんまで終わってしまうがやき。
確かに誰やち、自分の進む先の道がハッキリと見えてなけりゃあ、最初の一歩を踏み出す勇気は、なかなか湧いて来んもんながよ。
けんど、どんなことやち、何か新しいことに挑戦しょうっちゅうような時にゃあ、たいていは自分の進むべき道の先、つまり「階段のすべて」は、見えちゃあせんもんながやき。
ほんじゃきキング牧師は、たとえ階段のすべてが見えちゃあせんかったち、疑うたりせんと、何ちゃあ考えいじゃちえいき、とにかく最初の一歩を踏み出し、最初の一段を登りなさいやっちゅうがよ。
何ごとかを成し遂げた人はみんなあ、先が見えん中での、この最初の一歩を踏み出す恐怖を克服した人やっちゅうことながぜよ。