2015年09月18日

欧州出張・ロンドン2日目ぜよ!

 9月16日(水)は、欧州出張の5日目で、ロンドンでの2日目やったがやき。


 この日はまずは、司牡丹のロンドンでのディストリビューター、田崎フーズさんにうかごうたがよ。


 田崎フーズさんの本社はちくと遠うて、地下鉄や他の電車らあを乗り継いで行かにゃあイカンがやき。


 アポイントの時間は13時やったき、途中の乗り換え駅で昼食を取り、ほいたら雨が降りだいたがよ。


 最終の駅から田崎フーズさんまでは、徒歩で20分ばあ歩かにゃイカンもんやき、タクシーで直接向かうことにしたがやき。


 ほんで、ちくと早めの12時半ばあに、田崎フーズさんに到着したがよ。
(1)田崎フーズさん


 こちらじゃあ、前日の同行営業でお世話になった安東さんと、正崎さんとフィリップさんの3名の方々から、まずはイギリス市場の現状らあについて、お話をうかごうたがやき。




 ほんで、イギリスでも大ヒットの可能性を秘めちゅう、「山柚子搾り」について、ワシからいろいろ説明さいてもうたがよ。


 まず、日本の柚子の生産量の半分ばあは高知県産やっちゅうことや、「山柚子搾り」は、そんな柚子の中でも土佐れいほくの山の上で育てられた、栽培期間中農薬不使用の柚子の果汁を使うちゅうことらあを伝えさいてもうたがやき。


 さらに、原料はその柚子の果汁と司牡丹伝統の純米酒と糖類のみで、その上、後口のえぐみをなくすため、製造時に柚子の脂分を絶妙な量だけ取るっちゅう作業や、柚子の風味をより自然なまんま残すため、大吟醸並みの瓶燗火入れ作業を行いゆうことらあを伝えさいてもうたがよ。


 皆さん、「だから他社のもんよりか美味しいがや!」「美味しい理由がハッキリ分かった!」「これで他社の柚子酒との完全に差別化できる!」と、大悦びやったがやき。


 さらに、高知県の「酢みかん文化」らあについても、ちくとお話さいてもうたがよ。


 柚子らあの日本の香酸柑橘類は、近年イギリスでも大人気で、様々な食品に使われよって、取引先からの質問らあも多いき、こぢゃんと役に立つ話が聴けたと、感謝されたがやき。


 その後は、フィリップさんとワシとで、現在ロンドンで人気ナンバーワンといわれる和食店、「STICKS N SUSHI」のコベントガーデン店さんにうかごうたがよ。
(2)「STICKS N SUSHI」
























 前夜安東さんと一緒に飲んだお店で、こちらにて、スタッフの方々10数名ばあを対象に、「SAKEトレーニング」を行う予定ながやき。
(3)トレーニング用SAKE(4)SAKEトレーニング風景
























(5)SAKEトレーニング風景2(6)SAKEトレーニング風景3

























(7)SAKEトレーニング風景4


 15時ばあにサービススタッフの方々が10数名ばあ集まり、まずは日本酒の基礎知識らあについて、独自資料を使いもって、フィリップさんがレクチャーされたがよ。


 続いては、お店の定番メニューに入っちゅう4アイテムの日本酒を、一品一品説明されもって、テイスティングしたがやき。


 まずは「南部美人・特別純米酒」、お次は「土佐鶴・アズール・吟醸」、続いては「上善如水・純米吟醸」で、「司牡丹」の「山柚子搾り」はちくとトリに置いちょいて、3種類の日本酒をワシも一緒に飲まいてもうたがよ。


 さらにその後は、お店の料理と合わせて飲むっちゅう相性体験ながやき。



 ほんで締め括りは、ワシからの「山柚子搾り」のレクチャーながよ。


 何の説明もないまんま、まずは飲んでもうたがやき。


 初めて飲む方々もおられ、その美味しさにビックリされちょったがよ。


 ほんでワシから、田崎フーズさんにてお話さいてもうた内容を、サービススタッフの方々が自信を持って「山柚子搾り」をお客様にお薦めできるような形で、フィリップさんの通訳を介してしっかり伝えさいてもうたがやき。


 皆さん、こぢゃんと真剣に、熱心に聴いてくださり、まっこと語る方としたち、語り甲斐があったがよ!


 16時半過ぎばあにゃあ、「SAKEトレーニング」は終了し、皆さんからフィリップさんとワシに、大拍手をいただいたがやき。


 その後は、サービススタッフの責任者の方が、「真澄・山花・純米大吟醸」や「刺身」や「寿司」を出してくださり、ちくと雑談タイムながよ。
(8)真澄・山花(9)「STICKS N SUHI」の刺身と寿司


 雑談の中で、ワシからは、さらに詳しい柚子についてのお話や日本酒についてのお話、また寿司文化の江戸前と関西、さらには柚子酢を使うた土佐の田舎寿司の話らあをさいてもうたら、こぢゃんと感激してくださっちょったがやき。





















 その後は、結構降りだいた雨の中、フィリップさんにご案内いただき、「ROKA Aldwych」さんに向こうたがよ。
(10)ROKA


 フィリップさん、まっことありがとうございましたぜよ!


 さて「ROKA」さんじゃあ、今回の出張のメインである「London TOSA SAKE FAIR」の前祝いとしての団結式を、18時半から開催することになっちゅうがやき。


 今回参加の9蔵元(美丈夫、土佐鶴、安芸虎、土佐しらぎく、豊能梅、酔鯨、亀泉、司牡丹、無手無冠)や、高知県や貿易協会や中小企業団体中央会の方々や、今回ご尽力いただいたSKYの北林さんやクロスメディアの皆さん、さらにパリから「さぬき家」の有澤さんご夫妻や、ゲストとしてロンドン酒サムライの吉武理恵さんや、財務省の佐藤さんご夫妻らあも集まり、持ち込みさいてもうた土佐酒をズラリと並べ、さあみんなあで乾杯ながよ!


 そっから後は、とにかく飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて・・・こぢゃんと盛り上がったがやき。










 美味しそうな野菜料理や枝豆、刺身盛りらあが次々と出され、土佐酒も次々とカラになっていったがよ。
(11)野菜料理(12)枝豆
























(13)野菜料理2


 ちなみに司牡丹は、「司牡丹・封印酒」(純米吟醸酒)を持ち込みさいてもうちょって、まっこと美味しかったがやき。
(14)封印酒

























 後半の肉料理が出される頃にゃあ、みんなあ盛り上がりまくりで、土佐流の席の大移動が始まり、ワシも含めてアッチ行ったりコッチに来たりで、大盛り上がりやったがよ。
(15)刺身盛り(16)肉料理


























(18)宴席風景2(17)宴席風景
























 巨大なデザートが出された頃にゃあ、土佐酒は既に全てスッカラカンになっちょったがやき。
(19)デザート盛り


 こうして22時過ぎばあにゃあ、無事団結式はお開きとなったがよ。


 ご参加いただきました皆さん、まっことありがとうございました!


 翌日の「London Tosa Sake Fair」の成功は、まず間違いなしぜよ!














土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社

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