9月17日(木)は、欧州出張の6日目でロンドンでの3日目、いよいよメインイベントの「London Tosa Sake Fair」やったがやき。
土佐酒蔵元9社(美丈夫、土佐鶴、安芸虎、土佐しらぎく、豊能梅、酔鯨、亀泉、司牡丹、無手無冠)の皆さんらあが、在英日本大使館の裏口に、お昼の12時前にゃあ集まったがやけんど、実はこの欧州出張中ずっと雨ばっかしやったに、この日だっけは晴れてくれてホッとしたがよ。
こちらにて「London Tosa Sake Fair」を開催するがやけんど、大使館内は許可を得たカメラマン以外は一切撮影禁止で、その撮影した写真やち大使館側のチェックを通過した写真のみが後日送られてくるっちゅうことながやき。
ほんじゃき、現段階じゃあこのイベント関係の写真は、まだ一枚もないがよ。
また送られてきましたら、そん時に画像ばあでもアップさいていただきますきに、今回は画像なしでお許しくださいや。
取り合えず、外から撮った大使館の写真のみ、アップさいていただいたがやき。
さて、みんなあで入館したら、すでに高知県庁、高知県中小企業団体中央会、高知県貿易協会の方々らあが、いろんな準備を済まいてくださっちょったがよ。
早速、ワシらあ9蔵元は、各社の日本酒ブースの準備ながやき。
今回は各社3アイテムずつっちゅうことで、司牡丹は「司牡丹・封印酒」(純米吟醸酒)と「船中八策」(超辛口・純米酒)と「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)の出品やったがよ。
いろいろ準備や打ち合わせらあも終わり、さあ13時45分からは開場し、次々とお客様がご来場されたがやき。
イギリスで日本酒を扱うディストリビューターの方々や、日本酒を扱われゆう飲食店関係の方々や、様々なキーマンの方々や報道関係の方々らあが、140名ばあ出席予定やっちゅうことやったがよ。
さて、14時からは第1部セミナーのスタートながやき。
まずは大使館の宇野公使のご挨拶。
続いては、高知県蔵元を代表して、ワシからのご挨拶ながよ。
ワシの苦手な英語で挨拶せにゃあイカンっちゅうことで、実はあらかじめ挨拶文を英訳してもうて、さらにそれをネイティブの方に読んでいただいた音声をいただいちょって、前夜に一夜漬けで聴きまくり、この日を迎えたがやき。
もちろんカンペを見ながらのスピーチやけんど、発音に自信がなかったき、どれっぱあ伝わったか分からんがよ。
まあ、けんど後から他の人に聞いたら、それなりに伝わっちょったみたいやったき、ホッとしたがやき。
また、ご挨拶の最後は、土佐のトラディショナルフォークソングの「よさこい節」を、アカペラで歌わいてもうて、拍手喝采もいただけたがよ。
続いては、「酒サムライ」の吉武理恵さんによるご挨拶と、土佐酒についての解説があったがやき。
解説の中にゃあ、世界初の「土佐宇宙酒」についての紹介もあり、高知から手持ちで持ってきた「土佐宇宙酒」(司牡丹と安芸虎)も試飲できるコーナーもあるっちゅうて紹介されたがよ。
ほんでお次は、今回のイベントのために制作した「Tosa Sake Story」のショートフィルムが上映されたがやき。
土佐の気候や風土、そして食文化や酒文化や祭り文化らあが紹介され、9蔵元それぞれの紹介があり、ラストは尾崎高知県知事さんのご挨拶があったがよ。
その後は、吉武さんからちくと補足の解説もあったがやき。
ほんで続いては、高知県庁の山本さんから、高知県の食についてのご紹介スピーチがあったがよ。
実は彼女(山本さん)は、ワシの高校時代の同級生やって、はからずもロンドンで英語スピーチ対決になってしもうたがやき。
まあ彼女も英語はあんまり得意やないと言いよったき、ワシの聞いた限りじゃあこの対決は引き分けっちゅうところやなかっつろうかのう?
続いては、「Kampai Cocktails」のRyu Okadaさんが、今回作ってくださる土佐酒を使うたSAKEカクテルについて、解説されたがよ。
お次は、ロンドンで大人気の和食レストラン「Roka」シェフのHamish Brownさんが、今回ご提供いただく3品の軽食(酒肴)について、解説されたがやき。
その後は、ちくと質疑応答があり、酒米や酵母についての質問があったもんやき、またちくとワシが答えにゃあイカンなったがやけんど、今回は日本語で答えて通訳してもうたき、ホッとしたがよ。
こうして15時過ぎにゃあ第1部のセミナーは終了し、スタッフの皆さんが急いで椅子を撤去し、そのまんま第2部の試飲会のスタートながやき。
第1部じゃあ100名もおらんかった感じやったけんど、このあたりでお客様は120名ばあにゃあ増えちょった感じやったがよ。
さて、ワシも急いで司牡丹ブースに戻り、お手伝いをお願いしちょった田崎フーズの正崎さんと2人で、司牡丹のお酒を皆さんに提供さいてもうたがやき。
さあそっから後は、次から次へとお客様がいらっしゃり、ワシも正崎さんも注ぎっぱなし、説明しっぱなしの大忙しながよ。
正崎さんに通訳していただきもって、何とかかんとか対応できたがやき。
司牡丹の3種類のお酒は、どれも大好評!
まず「司牡丹・封印酒」は、「全部試飲してきたけんど、これが一番美味しい!」っちゅうてくださるお客様がおられ、4〜5回ばあおかわりしに来られたがよ。
次に「船中八策」は、「このお酒が一番どの料理にも合うちょって美味しい!」っちゅうてくださるお客様がおられ、まっこと「我が意を得たり」で嬉しかったがやき。
また、「山柚子搾り」は、やっぱしコチラでも一番人気で、「これは美味しい!」「レモンチェロよりも美味しい!」「他の柚子酒より甘過ぎんきえい!」っちゅう絶賛の声を、足るばあいただけたがよ。
飲食店の方々への納入らあの詳細についちゃあ、正崎さんにお願いしたがやけんど、こぢゃんと手応えありやったようで、ご満悦やったがやき。
こうしてアッちゅう間に閉会時間の16時45分となり、お客様は皆さん満足そうな笑顔でお帰りになられたがよ。
ご参加いただきました皆さん、そして正崎さん、まっことありがとうございましたぜよ!
その後は、みんなあで後片付けを済ませ、大使館を出たがやき。
この後の打ち上げ懇親会に参加するメンバーが、大使館前に出てきたがは18時になっちょったがよ。
さて、打ち上げ懇親会の和食店「祭(MATSURI) St.James's」へ、徒歩にて移動ながやき。
実は「祭」の執行役員の伊奈さんは、今回パリにてお会いした「おのでら」のロンドン・パリ支店長さんでもあるがよ。
ぼっちり伊奈さんがおられ、他のみんなあにご紹介さいてもうたがやき。
特別室の鉄板焼部屋にご案内され、まずは生ビールで乾杯の練習をしたがよ。
豊富な日本酒メニューをじっくり探しよったら、「土佐鶴・天平」を発見!
みんなあで土佐鶴の佐野さんに「ごちそうさま〜!」っちゅうたら、佐野さんマジに焦っちょったがやき。
残念ながら「天平」は品切れやって、佐野さんは残念そうなホッとしたような複雑な表情をしちょったがよ。
ほいたらっちゅうことで、メニューの中から「南部美人・特別純米」を選択。
みんなあであらためて、正式な乾杯をしたがやき。
その後は、「土瓶蒸し」や「天ぷら」らあが出され、みんなあ大イベントを成功さいた安堵感に包まれもって、飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、こぢゃんと盛り上がったがよ。
そうこうしゆううちに、メインのステーキが登場!
ワシらあの鉄板は、美しい日本人女性が担当やったもんやき、一層盛り上がったがやき。
絶品ステーキをいただきもって、さらに日本酒をガンガン酌み交わし、盛り上がりまくりながよ。
ガーリックライスも、まっこと美味しかったがやき。
さらに〆のデザートは、みんなあバラバラやと大変やろうっちゅうことで、統一して「ファイアーボールマンゴー」っちゅうんを注文。
ほいたらまたもや鉄板女性が登場し、いきなりマンゴーを鉄板で焼きだいたがよ。
さらにその上に、アイスクリームの塊を乗せ、ブランデーをかけて火をつけたがやき!
ナルホド、これがファイアーボールマンゴーかよ!
味はもちろん美味しかったがやけんど、ワシゃあお腹いっぱいやったき、申し訳ないけんどかなり苦しみもって平らげたがよ。
さてさて、長いこと準備してきた大イベントも無事終わり、それなりの成功をおさめることができました!
皆さん、まっことありがとうございましたぜよ!
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司牡丹酒造株式会社