10月27日(火)は、かつてワシもこぢゃんとお世話になったマーケティング界の巨星、故・水口健次先生のお仲間の16名の皆さんと、17時半から「酒蔵レストラン 宝」(http://r.gnavi.co.jp/g107805/)にて「司牡丹の会〈2015秋〉」やったがやき。
かつて水口先生がお元気やった頃、ワシらあ蔵元が各地で主宰する「旬どき・うまいもの自慢会」をこぢゃんと応援していただき、また会の命名者も水口先生やったがよ。
ほんで6年ばあ前に、東京で初の開催となる「旬どき・うまいもの自慢会in東京」(「2009年7月27日」のブログ参照)を、こちらの「宝」にて開催したこともあったがやき。
その際にご参加いただいちょった水口先生のお仲間の皆さんから、またあんな美味しいお料理と美味しいお酒の会を、是非開催してほしいっちゅうご要望をいただき、昨年5月に「宝」にて「司牡丹の会」(「2014年5月15日」のブログ)を開催し、今年もまた強い要望があり、今回は秋の開催となったっちゅう次第ながよ。
今回も、ブリヂストン、NEC、京王プラザホテルらあの有名企業のOBの皆さんっちゅうお歴々で、酒通・食通の方々だらけやろうき、気合いも入るっちゅうもんながやき。
まずはワシゃあ16時半ばあに「宝」に入り、ちくと準備や打ち合わせをしたがよ。
お願いしちょった「ファーム・ベジコ」(http://vegeco.jp/)の長崎さんくの野菜や直七らあも届いちょって、バッチリながやき。
17時過ぎばあにゃあ、かつて水口先生の元でワシらあの事務局をご担当いただきよった澤田さんがいらっしゃったがよ。
1年半ぶり、まっことご無沙汰しちょります!
ほんで次々とお客様がいらっしゃり、17時半過ぎにゃあ開会ながやき。
まずはワシから、ご参加いただきました皆様に御礼を述べさいてもうて、今月号のJALの機内誌「スカイワード」に掲載されちゅう「仁淀川」の記事と、10月24日の日経新聞「NIKKEIプラス1」の「何でもランキング」で、「お燗でさえる味 秋の夜長を日本酒と」に司牡丹の「船中八策」(超辛口・純米酒)が「第2位」として掲載されちょった記事を、回覧で回さいてもうたがよ。
ほいたらお客様のお1人が、何とその記事を何部かコピーしてきてくださっちょって、皆さんに配布してくださったがやき。
まっこと、ありがとうございますぜよ!
さて、今回もお声かけいただいた澤田さんのご発声で、「司牡丹・封印酒」(純米吟醸酒)で乾杯し、開宴となったがよ。
★乾杯酒:「司牡丹・封印酒」(純米吟醸酒)
●「ファーム・ベジコ」(長崎雅代)の日本一の胡瓜と「司牡丹・食べる酒粕」
まず、このお酒のフルーティな芳香となめらかな味わいに、皆さんから「おいし〜い!」っちゅう感動の声が上がったがやき。
続いて、食味値日本一のシャッキシャッキの胡瓜の美味しさと「食べる酒粕」の旨みに、さらに皆さん大感動やったがよ。
★「宝」蔵9社のひやおろし「猪口九セット」
・「大山・特別純米ひやおろし」〈山形県〉
・「浦霞・特別純米ひやおろし」〈宮城県〉
・「開華・純米ひやおろし」〈栃木県〉
・「久寿玉・山廃純米ひやおろし」〈岐阜県〉
・「白嶺・紅葉姫・純吟ひやおろし」〈京都府〉
・「春鹿・純吟ひやおろし」〈奈良県〉
・「嘉美心・旨口純米ひやおろし」〈岡山県〉
・「司牡丹・船中八策ひやおろし(超辛口・純米原酒)」〈高知県〉
・「西の関・特別純米ひやおろし」〈大分県〉
●「宝」蔵9社のご当地珍味「九皿セット」
・「梵天茄子糀漬け」〈山形〉
・「ばくらい」〈宮城〉
・「いもフライ」〈栃木〉
・「紅カブ寿司」〈岐阜〉
・「鯖の桜干し」〈京都〉
・「奈良漬けクリームチーズ」〈奈良〉
・「ままかり」〈岡山〉
・「酒盗さつま揚げ」〈高知〉
・「りゅうきゅう」〈大分〉
続いては、9蔵元の「ひやおろし」と、9蔵元の地元の珍味9種類を、それぞれ組み合わせて堪能できるっちゅう、飲兵衛にゃあタマラン、セット商品ながやき。
居ながらにして日本全国9県を旅することができる、地酒と地域の珍味セットの組み合わせの美味しさと企画の楽しさに、またまた皆さん大感動ながよ。
9つのお猪口を全部飲んだら1合半ばああるらしいきに、皆さんゆっくりチビチビ楽しまれよったがやき。
★「船中八策・槽搾り黒」(超辛口・槽搾り純米酒)
●鮮魚:一本釣り戻り鰹のワラ焼き塩タタキ・土佐の酢みかん「直七」掛け
いよいよ待ってましたの、昨日の朝まで活きちょった鮮度抜群の戻り鰹のワラ焼き塩タタキ・・・は、残念ながら鰹が獲れいで、今回は冷凍物になってしもうたがよ。
けんど、一番脂がのった、えい時期の戻り鰹をワラ焼きしたもんを、超低温で冷凍しちゅうきに、冷凍やちこぢゃんと美味しいこたぁ間違いないがやき。
しかも、土佐の酢みかん「直七」を搾り、「船中・黒」っちゅう最強のタッグパートナーを得りゃあ、その組み合わせの絶妙な美味しさは、全員の方々から大絶賛ながよ!
箸も杯も止まらんなって、鰹もお酒も進むこと進むこと!
●隠し肴:鰹のハランボの山椒焼き
また、冷凍鰹だっけじゃあ申し訳ないっちゅうことで、急遽追加で鰹のハランボ(大トロの部分)を用意さいてもうたがやけんど、木村店長(兼料理長)がこれを山椒焼きにしてくれたがやき。
これまた山椒の風味と脂の焼けた旨みが美味しゅうて、お酒がナンボやち飲めてしまうがよ。
★「司牡丹・本醸造樽酒」(本醸造樽酒)
●焼物:飛弾牛の炙り焼き 瞬間燻製
お次は飛弾牛の炙り焼きを店内で瞬間燻製したローストビーフと、樽酒の組み合わせながやき。
樽酒の木の風味と、飛弾牛の燻製の風味が、お互いの相乗効果で風味が倍増し、これまた旨いこと、旨いこと!
★「司牡丹・酒槽搾り純米大吟醸」(純米大吟醸原酒)
●冷菜:高知のファーム・ベジコのビタミンサラダ 塩糀ドレッシング
続いては、長崎さんくの高知野菜に塩糀ドレッシングを掛けたサラダと、司牡丹最高ランクの純米大吟醸が登場!
紅水菜、サラダ水菜、赤大根、紫大根、辛味大根、弘岡カブ・・・らあの彩りも鮮やか野菜らあの、食感の違いや味わいの違いらあを堪能しもっていただき、そこに大吟醸の華やかな香りと深い味わいが加わりゃあ、もはや無敵ながよ!
そのワンランク上のお料理とお酒の品格のある組み合わせに、またまた皆さん大絶賛やったがやき。
★「司牡丹・土佐の超辛口本醸造ひやおろし」(本醸造酒)
●逸品:気仙沼の牡蠣の天婦羅 栗の渋皮天婦羅
お次は、牡蠣と栗の天婦羅と、超辛本醸造ひやおろしの組み合わせながよ。
大吟醸の後の本醸造やに、酒と食の組み合わせがバッチリなもんやき、こぢゃんと美味しゅう感じていただけたようで、皆さんから感嘆の声をいただけたがやき。
このあたりで皆さん結構な酔っぱらいになられちょって、宴席はワイワイの大盛り上がり状態になっちょったがよ。
★「司牡丹・龍馬からの伝言・日本を今一度せんたくいたし申候」(超辛口・純米酒)
●主菜:龍馬の愛したシャモ鍋・すき焼き風
続いては、メインの龍馬の愛したシャモ鍋と「司牡丹・龍馬からの伝言」の、ゴールデンコンビながやき。
昨年の和風出汁のシャモ鍋も絶賛やったけんど、今回のすき焼き風のシャモ鍋も、これまた「美味し〜い!」っちゅう声がアチコチから次々と上がり、大絶賛やったがよ。
さらに「龍馬からの伝言」の超辛口が、鍋の味わいをサラリと流してくれるもんやき、交互にやりゃあ止まらんなるがやき!
●食事:シャモすきうどん
シメのお食事は、鍋の残り汁にうどんを加えたもんやって、その旨みタップリの美味しさに皆さん大悦びで、アッちゅう間に鍋はカラになったがよ。
★「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)
●甘味:柚子のワラビ餅
ラストのデザートとデザート酒は、男性陣も「こりゃウマイ!」と太鼓判!
とにかく全体のお酒とお料理の組み合わせが絶妙やと、皆さん全員からこぢゃんとお誉めの言葉をいただけたがやき。
水口先生が亡くなられる直前まで口を酸っぽうして語られよった、ディライト・マーケティング・・・「ワー!嬉しい!ありがとう!」っちゅう実践を、まさにお酒とお料理で表現してくれたっちゅうて、皆さんから大絶賛もいただけたがよ。
気がつきゃあ時間は既に21時近うになっちょって、実に3時間半がアッちゅう間に過ぎちょったがやき。
皆さん、ちくと千鳥足で、満面全身笑顔で、まっこと嬉しそうに帰路に尽かれたがよ。
ご参加いただきました皆さん、まっことありがとうございましたぜよ!
ほいたら最後に、皆さんからいただきましたアンケートの中から悦びの声の一部を、以下にご紹介さいていただきます。
●酒も旨いし、肴も旨い。一緒に飲む人も最高。
●お酒に合わせたお料理で楽しめました。
●竹村社長のプレゼン力!
●珍しいお料理とお酒!
●一年待った甲斐あり!
●美味しいお食事とお酒をゆっくりと頂けて、とても楽しかったです。色々と説明してくださったので、より味わい深く頂けました!!
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社