2015年11月02日

浜松で永田先生宅訪問と「割烹 濱作」で司牡丹の会ぜよ!

10月28日(水)は、東京から浜松に向かい、まずは11時半ばあから、かの永田農法の創始者・永田照喜治先生のご自宅を訪問したがやき。


 ちなみに永田農法たぁ、農薬はもちろん、肥料も水も極力与えんと、植物本来の生命力を引き出すことにより、安心・安全で栄養価も高うて、圧倒的に美味しい作物を育てることで有名な農法ながよ。



 ほんで、司牡丹としちゃあ、永田先生にご指導いただき、高知県佐川町と四万十町(旧窪川町)にて、酒米の最高峰である山田錦を永田農法にて栽培しだいて、もうカレコレ20年ばあになるがやき。


 近年は永田先生がちくとお体を悪うされちょったりして、あんまりお会いできてなかったがやけんど、最近お元気になられたようで、先日10月20日に久々に東京で(「10月22日」のブログ参照)お会いすることができたがよ。


 そん時に、「28日に司牡丹の会があって浜松に行きます」っちゅうお話をしたら、是非早めに浜松入りして自宅に寄ってほしいと言われちょったき、今回うかがうことになったっちゅうわけながやき。


 わざわざ永田先生がタクシーで浜松駅前までお迎えに来てくださり、まっこと恐縮至極ながよ。


 そのまんまタクシーで、永田先生のご自宅まで向こうたがやき。


 畑と公園と新興住宅に囲まれたこの質素な屋敷が、永田先生のご自宅ながよ。
(1)永田先生宅

















 「まずは畑を見てください」っちゅうて、永田先生がいろいろご案内してくださったがやき。
(2)畑(3)永田先生


















 スティックセニョール、ブロッコリー、日本ホウレン草、大根、イチジク、ターメリック・・・特にターメリックは、原産地インドでも肥料のやり過ぎで品質が低下しちゅうっちゅうことやったがよ。
(4)ブロッコリー(5)日本ホウレン草


















(6)イチジク(7)ターメリック



















(8)セロリ


 さらに、芽キャベツ、エンドウ豆、セロリ・・・永田農法はできるだけ水を与えん農法やと思われちゅうけんど、セロリは元々湖の近くに自生する植物やき、水をタップリ与えちゃらにゃあイカンっちゅうことやったがやき。


 要するに、その植物の原産地がどんな場所かによって、最良の育て方は変わるっちゅうことで、あらためて永田農法の奥の深さに触れた思いやったがよ。


 さて、永田先生のお宅に入らいてもうたら、住み込み研修生の悠さんが、昼食の準備をされゆうところやったがやき。





 高知県四万十町の「ブラウン」、佐々木さんくの「コロンブスの茶卵」の黄身だけを使うて、手作りマヨネーズを作ってくださったがよ。
(9)手作りマヨネーズを作る悠さん(10)手作りマヨネーズ

















 スティックセニョールとキュウリに、その手作りマヨネーズをつけていただきゃあ、黄身の濃さと酸味が効いちょって、ワシ好みの味わいでまっこと美味しゅうて、パクパクいただいたがやき。
(11)キュウリとスティックセニョール


 あとは、これまた悠さん手作りのお握りを、3人でいただきもって、いろんな話題で盛り上がったがよ。


 悠さんは、まだ永田先生の元に来られて数ヶ月ばあやき、ワシと永田先生の話すいろんな話題に、興味津々やったがやき。


 永田農法実践地の全国各地をご一緒に回った話題、糸井重里さんらあとの土佐清水までの珍道中、恵比寿のバー「オーディン」の永田農法トマトを使うた季節限定の「ブラディマリー」・・・等々、ここ20年ばあの話題が次々に出てきたがよ。


 帰りは悠さんが車で、浜松駅前のワシの宿泊ホテルまで送ってくださったがやき。


 永田先生、悠さん、まっことありがとうございましたぜよ!


 さて、ホテルにチェックインし、その晩は17時過ぎばあに、「割烹 濱作」(http://www.hamasaku.jp/)さんにうかごうたがよ。
(12)濱作
















 昨年、日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)の浜松での会の際、こちらにて懇親会があり、そん時に代表の笛木さんから、是非お店主催で司牡丹の会を開催したいっちゅう依頼があり、今回実現に至ったっちゅうわけながやき。
(13)会場

















 2階の座敷に38席の会場がバッチリ準備されちょって、大人気で即満席になったっちゅうことやったがよ。
(14)お客様着座


 いろいろ打ち合わせや準備らあをして、ぼちぼちお客様がご来店されだいたがやき。



 いらっしゃった方から順番に、ウエルカムドリンクの「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)を提供さいてもうたら、皆さん「こりゃ美味しい!」と感激されちょったがよ。










 この日、順番にご提供さいていただく6種類のお酒をズラリと並べ、さあ19時からいよいよ開会ながやき。
(15)出品酒


★ウエルカムドリンク:「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)


★乾杯:「司牡丹・封印酒」(純米吟醸酒)


★「司牡丹・船中八策」(超辛口・純米酒)


★「司牡丹・酒槽搾り・純米大吟醸」(純米大吟醸原酒)


★「船中八策・ひやおろし」(超辛口・純米原酒)


★「司牡丹・米から育てた純米酒」(永田農法・純米酒)


 まずは代表の笛木さんから開会のご挨拶があり、続いてはワシからご挨拶さいてもうたがよ。
(16)店主ご挨拶


 「日経プラス1」に「船中八策」が掲載された話題や、JAL機内誌「スカイワード」10月号に仁淀川が紹介されちゅう話題らあを話さいてもうて、掲載紙らあを回覧さいてもうたがやき。














 お次は、乾杯酒の「司牡丹・封印酒」を皆さんに注がいてもうて、お客様代表の方の音頭で、声高らかに乾杯し、宴席がスタートしたがよ。
2(17)乾杯

















●子持ち昆布
(18)子持ち昆布


 まずは乾杯の「封印酒」で、「子持ち昆布」をいただいてもうたがやき。


 そのフルーティな香りと爽やかな味わいに、アチコチから感嘆のタメイキが漏れよったがよ。













●お造り(マグロ・カンパチ)
(19)お造り


 お次は、「お造り」に合わせて、話題の「船中八策」を提供さいてもうたがやき。


 そのキレのえい超辛口の味わいが、お造りの素材そのものの美味しさを下から押し上げ、お酒も料理もグンと美味しゅうなるもんやき、皆さん杯も箸も止まらんなっちょったがよ。












●蟹餡かけ饅頭
(20)饅頭


 続いては、「蟹餡かけ饅頭」に合わせて、「酒槽搾り・純米大吟醸」の登場ながやき。


 その極上の華やかな香りと豊かな味わいの絶妙なバランスに、皆さん大感激で、アチコチからお代わりの声が次々とあがったがよ。













●大アサリ焼き 海老 カボチャ乗せ
(21)大アサリ焼き


 お次は、「大アサリ焼き」に合わせて、秋限定の「船中八策・ひやおろし」ながやき。


 その旨みタップリの美味しさに、これまた皆さん大悦び!










 このあたりでお酒のお代わりの声が次々とあがり、ワシゃあアチコチ回って大忙しになったがよ。
2(22)宴席風景


















●湯葉寄せ イクラ乗せ
(23)湯葉

 続いては「湯葉」で、こちらも「船中ひやおろし」で楽しんでいただいたがやき。


●豚カツ
(24)豚カツ

















 お次の「豚カツ」は、元々の発祥は「豚カツ屋」やっちゅう「濱作」さん自慢の逸品。


 こちらにゃあ、「司牡丹・米から育てた純米酒」を、あえて常温で合わさいてもうたがよ。



 永田農法で栽培された酒米を使うたこの酒は、豊かな味わいが生命力あふれるように膨らむき、「こりゃ豚カツにも合う!」っちゅう声が聞こえてきたがやき。


 またこのあたりで、土佐のお座敷遊びタイム、「可杯(べくはい)」の登場ながよ。
(25)可杯遊び


 まずはワシから、「可杯」の遊び方やルールを説明さいてもうて、4つの座席の島ごとに、「可杯」遊びを実演して回ったがやき。


 当然のごとく、どこの島も大盛り上がりに盛り上がったがよ。


 特に「天狗杯」で飲む時らあ、周囲のみんなあも大ヒートアップやったがやき。











●松茸ご飯 銀杏
(26)松茸ご飯


 〆にゃあ「松茸ご飯」が出され、それをボチボチ皆さんが食べ終わられた頃、司牡丹の「半纏手拭い」が当たる、お楽しみジャンケン大会を実施したがよ。












 ワシとジャンケンをして勝った人だっけが残るルールで、5名の方々に当たり、これまた大盛り上がりやったがやき。
(27)宴席風景終盤


 さらにその後は、皆さんにアンケートをお願いし、こうして21時半ばあにゃあ、流れ解散式でお開きとなったがよ。


 ご参加いただきました皆様、まっことありがとうございました!


 ちなみにワシゃあお酒は結構飲んじょったけんど、食事は一切口にしてなかったき、22時ばあから「濱作」さんの1階のお店にて、ちくと遅い夕食をいただいたがやき。


 今回皆さんがいただいたお料理とおんなじメニューを、ちくと司牡丹のお酒をチビチビやりもって、美味しゅういただいたがよ。


 「割烹 濱作」さんの皆様、まっことご馳走様でした、ありがとうございました!


 ほいたら最後に、皆様からいただいたアンケートの中から、悦びの声のほんの一部を以下にご紹介さいてもうて、本日のブログを終了さいていただきますぜよ。


●辛口でうまい酒が少ない中、司牡丹は安心してオーダーできる。


●お料理とベストマッチでした!


●いろいろな司牡丹さんのお酒を飲ませていただき、ありがとうございました。感動しました。高知にはいいお酒ありますね。


●色々のお酒を味わえて良かったです。お酒の紹介があり、特徴が分かって参考になりました。


●楽しかったぁ〜〜!美味な料理に酒、サイコー!


●しあわせすぎて「しあわせ」という漢字が思い出せない!


●サイコーです!船中八策のファンになりました。


●どれもみんな美味でした。大ファンになりました!!












土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社

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