「ワシゃあいっつも人々のえいところを信じるようにしちゅうがやき。そのことで、どれっぱあ多くの問題を避けられることやろうか。」(ラドヤード・キップリング)
1907年にノーベル文学賞を受賞した、イギリスの小説家・詩人・ジャーナリストの、ラドヤード・キップリングさんの言の葉ながよ。
人間誰やち、えいところもありゃあ悪いところもあるがやき。
えいところだっけの人も、悪いところだっけの人も、1人もおりゃあせんがよ。
けんどワシらあは、「アイツはえいヤツ」「コイツは悪いヤツ」っちゅうて、すっとレッテルを貼ってしまいがちながやき。
どんなえい人間やち、悪い部分もあるがやき、その悪い部分だっけを見ゆう人にとっちゃあ、その人は悪い人になるがよ。
逆に、どんな悪い人間やち、えい部分もあるがやき、そのえい部分だっけを見ゆう人にとっちゃあ、その人はえい人になるがやき。
ほんで、人間は自分を本心から信じてくれる人の前じゃあ、なかなか悪い人にゃあなれんもんながよ。
ほいたら、どんなに悪う見える人やち、その人のえい部分を見つけて、そこを本心から信じてみろうや。
人生における問題の大半は人間関係ながやき、それができりゃあ、おまさんの人生の大半の問題は解決するっちゅうことながぜよ。