
まずは朝9時ばあに、高知市内のホテルに増田先生をお迎えにあがり、一緒に会場の「高知商工会館」へ。
ちくと準備をして、9時半ばあから受付を開始し、高知県内の酒販業者(小売・卸・メーカー)の方々12名が集まられたがよ。
まずはワシから、開会のご挨拶をさいてもうて、簡単に増田先生のプロフィールをご紹介さいてもうたがやき。
ほんで早速、増田先生のセミナーのスタートながよ。


まず増田先生は、「経営の3大原則」について語られたがやき。
�,�客をつくる。
�△�客を維持する。
��ファン(信者)を育成する。
こりゃあ酒販業だっけやのうて、業種業界関係のう、どんなビジネスやったとしたち最も大切な大原則やっちゅうがよ。
ほんで、いかにお金をかけんとこの3つをやっていくかを、全国の酒販業者の方々に伝えるために10年前に立ち上げたがが、「酒販ビジネス実践会」やっちゅうがやき。
次に増田先生は、これまでの酒販店は、いかに他店にない銘柄を手に入れるかっちゅうような「差別化」戦略をとったけんど、もうそんな戦略は終焉し、通用せんなっちゅうっちゅうがよ。
ほんで、これからの時代は「独自化」戦略やっちゅうがやき。
「皆さんのお店にしかないもんありますか?」っちゅうが「差別化」であり、「独自化」は「皆さんの店にしかできんことありますか?」っちゅうことながよ。
「差別化」はモノに焦点を当てちょって、「独自化」はコトに焦点を当てちゅうがやき。
これからは、モノやのうてコトに焦点を当て、「当店は、他店にゃあできん、○○ができるぜよ!」っちゅうて言わにゃあイカンっちゅうがよ。
また増田先生は、人は自分が質問したことしか覚えてないっちゅうがやき。
ほんじゃき、試飲会らあじゃち何の時やち、お客さんから聞かれてもないに商品説明を始めてしもうたら、結局そのお客さんの記憶にゃあ何ちゃあ残らんっちゅうことながよ。
ほいたらどうすりゃあえいがか?
お客さんが質問しとうなるような投げかけをすりゃあえいがやき。
たとえば、お店で「獺○はありますか?」と聞かれたら、「獺○はありませんが、幻の日本酒ならあります。」と答えりゃあえいっちゅうがやき。
ほいたらお客さんは、「幻の日本酒?何ですか、それ?」と自分から質問するっちゅうがよ。
自分から質問しちゅうき、お客さんは真剣に説明を聞いてくれるっちゅう訳ながやき。
次に、まったくお酒が飲めん、利き酒すらできん地酒専門店が、前年対比230%を達成したっちゅうがやけんど、そりゃあどんな方法かっちゅうたら、日本酒に対する切り口をまったく変えたっちゅうがよ。
全国の酒蔵の創業年やとか、今の社長が何代目やとか、その蔵元の歴史やとか、そんなことを徹底的に調べあげちょって、それらあをアピールしたっちゅうがやき。
たとえば、「剣菱」は全国で3番目に古い蔵元やけんど、赤穂浪士が討ち入りの時に飲んだ酒やっちゅうことで、その日に「剣菱を楽しむ会」を開催したりとかっちゅうことをやったりしたっちゅうがよ。
ほいたら歴女らあが集まりだいて、売り上げもドンドン上がっていったっちゅうがやき。
ほんで増田先生は、「街の酒屋さんは、絶対に先行き明るい商売や!」っちゅうて断言されるがよ。
何かの集まりでコーヒー飲みもって懇親会やったち、ひとっつも盛り上がらんし、友だちもできんけんど、お酒が入りゃあ、初対面の人とやちスッと10年来の親友みたいに打ち解けれるろうがよ!
こんなこと、お酒にしかできんがやき!
また、スーパーやコンビニじゃあ、ただお酒っちゅうモノを右から左へ販売するだっけやけんど、これからの時代にますます重要になる「お酒と一生健康的につきあう方法」らあっちゅうんは、街の酒屋さんにしか伝えていくこたぁできんっちゅうがよ。
続いて増田先生は、「皆さんはなぜ、これまで酒屋として生き残れちゅうがでしょう?」っちゅう質問を投げかけられるがやき。
そりゃあ「お客さんから必要とされちゅうから」やっちゅうがよ。
ほいたら、「なぜ必要とされちゅうがか?」
それに対するお客さんの答えで最も多いがが、「この銘柄はこの店しかないき」やっちゅうがやき。
これって、ちくと悲しいことやないかよ?
ほいたら、その銘柄がまっと近くの店に置いちゃあったら、そっちに鞍替えするっちゅうことやきのう。
ここで増田先生は、「固定客はモノにつく」けんど、「ファン客は人につく」っちゅうて語られるがよ。
ほんじゃき、これからの酒販店は、モノのファンやのうて、皆さん自身のファンをつくっていかにゃあイカンっちゅうがやき。
これが、これからの時代の生き残りのポイントやっちゅうがよ。
ニュースレターや語りらあで、成功談やのうて、失敗談や裏話らあの人的側面を伝えていくことで、人と人との距離はグッと縮まり、次第にファン化していくっちゅうがやき。
また、ニュースレターらあで商品案内ばっかしをする方が多いけんど、こりゃあ単なる売り込みになるき、そりゃあ売れんっちゅうがよ。
まずニュースレターらあですべきことは、皆さんがこの商売に賭けるアツい想い、それを伝えるべきやっちゅうがやき。
そうして「人的つながり」ができだいたら、「この酒屋は違う!」と思われるようになり、そうなりゃあ最終的にゃあ銘柄や価格は言わんなるっちゅうがよ。
また、増田先生は、「お客さんは、自店が訴求する通りの人が集まる」っちゅう法則があるっちゅうがやき。
価格のことしか訴求しやあせんき、ディスカウンターにゃあ価格のことしか言わんお客さんが集まり、銘柄の訴求しかしやあせんき、地酒専門店にゃあ銘柄探しのお客さんしか集まらんっちゅうがよ。
次に、酒の「知識」やのうて、酒の「知恵」を伝えにゃあイカンっちゅうがやき。
お客さんは、「知識」は求めちゃあせん、「知恵」を求めゆうがやっちゅうがよ。
たとえば、飲み終えた缶ビールをそのまんま置いちょったら、乾燥したビールの臭いはゴキブリが大好きで集まってくるき、しっかり洗うてから置いちょかなイカンとか。
あるいは、糠漬けをつくる時に飲み残しのビールを入れると美味しゅうなるとか、天婦羅のコロモに飲み残しのビールを加えるとカリッと揚がるとか、そんな生活の現場で役に立つ情報、つまり酒の「知恵」を伝えてあげにゃあイカンっちゅうがやき。
ほいたらお客さんから、「ありがとう!」っちゅうて感謝されるっちゅうがよ。
そんな酒の「知恵」をまとめたもんを、増田先生は「ウラ酒学」と名づけたっちゅうがやき。
ほんで今回の参加者の皆さんにゃあ、「酒屋が知らない!ウラ酒学問題集50問」(30ページ)のCDを、全員に無料で進呈してくださるっちゅうがよ!
この「ウラ酒学」を上手に活用し、お客さんの生活に役立つ情報を発信していきゃあ、お客さんから「おまさんの店が必要や!」と言われる酒屋になれるっちゅうがやき。
次に、「99%の酒販店が間違うイベント開催の罠」について、大半の酒販店はイベントが終わったら、「終わった〜!」っちゅうてホッとするけんど、増田先生は、「イベントは終わってからがスタート!」やっちゅうがよ。
フォローの連絡やお礼状等々、これらあをやって初めて、お客さんにとって記憶に残るイベントになるっちゅうがやき。
また、お客さんに体験を忘れさせんためにゃあ、「whoesu(フエス)の法則」が役に立つっちゅうがよ。
「ワー!」「へー!」「オー!」「エー!」「スゴイ!」「ウソー!」・・・ちゅう言葉がお客さんから出たら、その体験は忘れられんもんになるっちゅうがやき。
続いて増田先生は、「人は、どんな情報に一番振り向くと思いますか?」っちゅう質問を投げかけられるがよ。
そりゃあ、「自分にふりかかってくる特典やメリット」やっちゅうがやき。
ほんじゃき、チラシのキャッチコピーにゃあ、自分が言いたいことを書きよっちゃあイカン、お客さんが聞きたいこと、「お客さんにとっての特典やメリット」を書かにゃあイカンっちゅうがよ。
こりゃあ、ホームページらあでも同じことやっちゅうがやき。
「ヨソの店やのうて、ウチの店で買わにゃあ、ソンするぜよ!」っちゅう、買わにゃあならん理由を、明確に伝えてあげにゃあイカンっちゅうがよ。
こうして約2時間のセミナーが、アッちゅう間に終了し、約30分間の質疑応答ながやき。
ここでも、「次世代酒屋として生き残るための、たった1つのキーワード」とは、そりゃあ「おしえてください!が言える人」やとか、いろいろお話いただいたがよ。
こうして12時半にゃあセミナーは終了し、増田先生にゃあ割れんばかりの拍手がおくられたがやき。
まっこと、あらためてこぢゃんと学びになるセミナーを、ありがとうございましたぜよ!
その後は、有志のご参加者メンバーの方々9名と、増田先生を囲んでザックバランに質問可能な「昼食会」を、同会場にて開催したがよ。
13時半前にゃあ「昼食会」も終了し、その後は、増田先生を佐川の司牡丹の酒蔵見学にご案内さいてもうたがやき。
長年、日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)本部・株式会社岡永さんに勤められよったに、司牡丹の酒蔵見学にゃあまだ来られたことがなかったっちゅうことで、実は今回はセミナーだけやのうて、蔵見学も大きな目的の1つやったっちゅうき、ありがたいことながよ。
早速、約180年ばあ前の江戸時代末期建造の白壁蔵、玄関の酒林、佐川町内の歴史的町並み、平成蔵の蒸米機、放冷機、洗米機、麹室、麹保管室、酒母室、モロミの仕込蔵らあをじっくりご案内さいてもうて、「司牡丹 酒ギャラリー ほてい」にて、司牡丹商品の試飲も、ズラリと体験していただいたがやき。



ほんで17時過ぎからは、ご近所の鰻料理の名店「大正軒」さんにて、懇親会ながよ。
実は増田先生、かなり以前から、この「大正軒」さんの鰻も食べてみたいと熱望されちょったもんやき、大悦びでの乾杯となったがやき。

まずは「司牡丹・美稲・生貯蔵酒」(純米生貯蔵酒)で乾杯し、「うざく」をいただいたがよ。

さらにお次は「うまき」が出てきて、その美味しさに増田先生大感激で、杯も箸も進み、会話も盛り上がること、盛り上がること!

アッちゅう間に1本空いて、続いては「自由は土佐の山間より」(超辛口・特別純米酒)を酌み交わし、「鰻の骨焼き」をいただいたがやき。


その後は、待ってましたの「鰻の蒲焼き」!
増田先生も「旨い!」を連発!
最初はお酒で、後半はご飯でいただき、「鰻の胆吸い」や漬け物で締め括ったがよ。

大満足で高知市内に向かい、引き続き「かもん亭」さんにて2次会ながやき。

名物「一本釣りウルメイワシの刺身」や「ツガニ汁」をいただきもって、「船中八策・ひやおろし」(超辛口・純米原酒) を酌み交わし、またまた盛り上がったがは当然ながよ。

増田先生、この度はわざわざ高知までお越しいただき、まっことありがとうございましたぜよ!
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社