11月12日(木)は、まずは「平成27年四国清酒鑑評会表彰式」に出席するため、高松国税総合庁舎に13時過ぎばあにうかごうたがやき。
司牡丹からは浅野杜氏らあも、表彰される側として出席しちゅうがやけんど、ワシも高知県酒造組合の理事長として、来賓出席せにゃあイカンがよ。
会場にゃあ13時20分過ぎに案内され、13時半から「平成27年四国清酒鑑評会表彰式」の開会となり、まずは高松国税局鑑定官室長さんから、審査報告があったがやき。
四国の鑑評会は全国新酒鑑評会たぁ違うて、数年前ばあから秋の開催になっちょって、さらに「吟醸酒の部」と「純米酒の部」の2部門があるがよ。
ちなみに、高松国税局鑑定官室よりいただいた資料によりゃあ、「平成27年四国清酒鑑評会・優等賞」(いわゆる「金賞」)は、以下の銘柄に決定したがやき。
【吟醸酒の部】(37製造場より出品中14製造場が受賞)
「金陵」「川鶴」「酒仙栄光」「山丹正宗」「城川郷」「華姫桜」「梅錦」「土佐鶴」(千寿蔵)「土佐鶴」(天平蔵)「美丈夫」「南」「文佳人」「司牡丹・黒金屋」「亀泉」
【純米酒の部】(38製造場より出品中13製造場が受賞)
「川鶴」「久米の井」「雪雀」「石鎚」「寿喜心」「行光」「京ひな」「土佐しらぎく」「土佐鶴」(千寿蔵)「土佐鶴」(天平蔵)「美丈夫」「司牡丹・仁淀ブルー」「亀泉」
「吟醸酒の部」は金賞受賞率37.84%、「純米酒の部」は金賞受賞率34.21%っちゅう、なかなかに狭き門の中、高知県の蔵元は「吟醸酒の部」で14場中7場、「純米酒の部」で13場中6場と、いずれも半数を占めちゅうがよ。
さらに、「吟醸酒の部」と「純米酒の部」の2部門ダブル受賞となると、高知県以外じゃあ「川鶴」さんのみで、高知県は司牡丹も含めて5場もあるがやき!
いかに土佐酒蔵元のレベルが高いか、あらためて実証できたっちゅうことで、嬉しい限りながよ。
さて、いよいよ表彰式のスタートながやき。
神妙な顔つきで座る受賞者の皆さん。
まずは「吟醸酒の部」の受賞蔵の名前が読み上げられ、14名がズラリと並んだがよ。
ほんで、1人1人に対して、高松国税局長さんから、賞状が授与されたがやき。
続いて「純米酒の部」の受賞蔵の名前が読み上げられ、13名がズラリと並んだがよ。
ちなみにカメラ目線の方は、「川鶴」の川人社長ながやき。
ほんで、1人1人に対して、高松国税局長さんから、賞状が授与されたがよ。
お次は、各受賞蔵の醸造責任者の方々の名前が読み上げられ、代表の方に賞状が授与されたがやき。
その後は、高松国税局長さんからの式辞があり、ワシらあ来賓の紹介があり、日本酒造組合中央会四国支部長さんからの来賓祝辞があり、受賞者謝辞があり、14時半前ばあにゃあ、「平成27年四国清酒鑑評会表彰式」は、つつがなくお開きとなったがよ。
受賞者の皆さん、まっことおめでとうございましたぜよ!
ほんで、ワシゃあすんぐに高知市内に戻って、その晩は加寿翁コーポレーション(http://www.kazuoh.com/)司グループの、平成27年度取引商社会懇親会に出席したがやき。
「土佐料理 司 高知本店」にて、司グループのお取引先の方々100名ばあが集まり、18時からの開催ながよ。
高知広告センターさんの方の司会にてスタート。
まずは、司グループ取引商社会会長、旭食品の竹内克之会長さんのご挨拶ながやき。
続いては、高知商工会議所会頭、四国銀行の青木相談役さんのご挨拶があったがよ。
お次は、加寿翁コーポレーション司グループの竹内太一社長さんのご挨拶。
ほんで、四国銀行野村頭取さんのご挨拶と乾杯のご発声で、声高らかにまずはビールで乾杯して、懇親会のスタートながやき。
もちろんその後すぐに「司牡丹」「土佐鶴」「酔鯨」の燗酒が配られ、当然ワシらあはそのお酒でもう1回乾杯したがよ。
さて、この時点で時間は18時半ちょい過ぎ。
まずは周りに座っちゅう方々と差しつ差されつしもって、前菜の「牡蠣と柿のゴマ味噌和え」や「〆サバ」らあをいただいたがやき。
ほんで、いよいよメインの「鯨のハリハリ鍋」が登場!
仲居さんがよそってくださったハリハリ鍋を1杯いただき、「ウマイッ!」とつぶやいたかと思うたら、既に周囲にゃあ杯とお銚子を手にウロウロしゆう人々が!
ありゃもう乾杯から30分ばあ経っちゅうやいか。
そっからあとはワシも杯とお銚子を持ってアチコチ移動し、献杯・返杯のチャンチャンバラバラながよ。
とにかくみんなあ、飲んで返して語り合うて、飲んで返して語り合うて、大盛り上がり!
会場はもはやどこが誰の席やら、まったく分からん状態ながやき。
ほいたら、19時15分ばあやっつろうか、尾崎知事さんがお越しになり、ちくとご挨拶をされたがよ。
ほんじゃき、みんなあ一旦自分の席に戻ることになり、ワシも自分の席で、「鰹のタタキ」にありつくことができたがやき。
こぢゃんと美味しかったもんやき、「鯨のハリハリ鍋」も、もう1杯!
途中でピットインして、ちくとお腹に入れることができたき、再び元気に飲兵衛コースに復帰ながよ。
またまたすんぐに、みんなあ席を立って、杯のやり取り合戦となったがやき。
尾崎知事さんともいろいろお話さいてもうて、県を挙げて土佐酒を応援するっちゅう嬉しいお言葉もいただけたがよ。
そうこうしゆううちに、ふと気がつきゃあ20時半になっちょって、そろそろ中締めやろうと思いよったら、太一社長さんからワシに、「おまんが中締めをせえ!」っちゅうご指名が!
ちゅうことで、ワシが中締めのご挨拶を始めたら、またも太一社長さんから、「知事がまだ食べゆうき、あと3分ばあ何かしゃべりよって!」っちゅう突然のムチャブリが!
しゃあないき、本日の「四国清酒鑑評会」の結果について、いかに高知県の酒蔵のレベルが高いかっちゅう話題を、ちくとお話さいてもうたがやき。
こうして、ワシが三本〆をさいてもうて、無事お開きとなったがよ。
帰り際のドサクサに、ハリハリ鍋の〆の「うどん」を1杯美味しゅういただいて、帰路につかいてもうたがやき。
竹内社長さん、加寿翁コーポレーションの皆さん、そしてご参加の商社会の皆さん、まっことありがとうございましたぜよ。
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司牡丹酒造株式会社