来月12月7日(月)発売の月刊誌「ミセス」(http://books.bunka.ac.jp/)の〈特集:目利きが選ぶ手土産〉にて、株式会社かまわぬ(http://www.kamawanu.co.jp/)の加藤一宏社長さんが、司牡丹の「山廃純米かまわぬ」を選んでくださり、掲載されることになったがやき。

実は、ワシゃあもう25年以上前、東京でサラリーマンを5年ばあやりよって、そん時に勤めよった会社が、現在の株式会社かまわぬさんの手拭い事業を立ち上げた会社やったがよ。
ワシが高知に戻る1年ばあ前に、代官山に「かまわぬ」っちゅう手拭い専門店をオープンさいたがが最初ながやき。
それまではクリスマスツリーやバレンタインのチョコレートらあの、オシャレな西洋のモンばっかし売りよった会社やったがやけんど、イキナリ和の、しかも手拭い専門店をオープンさいたもんやき、そりゃワシらあもビックリギョーテンやったがよ。
けんど、手拭いの新価値を伝えたいっちゅう想いや、これまでにないキャッチーな提案方法や、和風の一軒家のお店の内装らあを見て、「『和』も、カッコエイやいか!」と感じ、実はワシが高知に戻んて酒蔵を継ぐっちゅう決断をする、ひとつのキッカケにもなったがやき。
しかも、株式会社かまわぬの初代の加藤十三吉社長さんは、ワシが新入社員の営業マン時の営業部長やって、こぢゃんとお世話になった方ながよ。
ほんじゃき、ワシが高知に戻んて、高知県にゃあ一切残ってなかった昔の酒造り法「山廃仕込み」を復活させろうとした時、この酒名は「かまわぬ」しかない!・・・と決めて、加藤社長さんにもご快諾いただいたっちゅう流れながやき。
ちなみに、「山廃仕込み」は、最も一般的な「速醸仕込み」と違うて、乳酸の添加らあの人工的な操作を加えんと自然にまかせる部分が多い造り方やき、「何も構うてない」っちゅう意味から、「かまわぬ」と名付けろうと考えたがよ。
杜氏に言わいたら、「一番構うてます!」っちゅうがやけんど。
ほんで、初代の加藤社長さんの息子さんが、現在の株式会社かまわぬの加藤一宏社長さんで、「ミセス」の手土産特集に、是非「山廃純米かまわぬ」を紹介さいてもらいたいっちゅう連絡をいただいたっちゅう訳ながやき。
いまだ高知県唯一の山廃仕込み、司牡丹の「かまわぬ」が掲載される予定の「ミセス」1月号は、12月7日(月)発売やき、是非皆さんご覧くださいや!
さてお次は、11月16日(月)は、高知県中小企業団体中央会にうかごうて、13時から「土佐酒輸出促進共同事業体」第10回運営委員会やったがよ。
ちなみに「土佐酒輸出促進共同事業体」たぁ、今年の9月17日にイギリスはロンドンにて「London Tosa Sake Fair」を開催し、欧州向けの市場開拓や輸出促進をするために設立された事業体で、高知県の蔵元9社(美丈夫、土佐鶴、安芸虎、土佐しらぎく、豊能梅、酔鯨、亀泉、司牡丹、無手無冠)で構成されちょって、ワシが代表を務めさいてもらいゆうがやき。
ほんで今回は、本番の欧州出張から帰ってから2回目の、第10回委員会やったがよ。


まずはワシからの開会のご挨拶。
続いては検討事項で、欧州の事後フォローの実施内容について、話し合うたがやき。
実は今回のロンドンでのイベントや欧州出張についちゃあ、県から予算が出ちょって、来年3月末までの年度内に、もういっぺん事後フォローに出張に行くための予算を残しちょったがよ。
ほんじゃき皆さんから、行けるかどうか、また行くやったらいつ頃どこに行く予定かっちゅう、事後フォローについてのアンケートを取ったがやき。
ほいたら9社中7社が、ロンドンやパリ、イタリアやドイツに行きたいっちゅうアンケート結果やったがよ。
ところがその後、この委員会の数日前に、パリにて例のテロ事件が発生したもんやき、そりゃエライことながやき。
ホンマはもうそろそろ出張予定を決めにゃあイカンがやけんど、今後の状況もよう分からんし、何とも予定の立てようがのうなってしもうたがよ。
結局、現時点じゃあ、パリは無理でもロンドンだけでも2〜3月ばあに行きたいっちゅう蔵は3社のみになったがやき。
逆に、ロンドンやパリの取引先の方らあを高知にお招きしたいっちゅう蔵は、3社に増えたがよ。
そんなこんなで、来月12月28日(月)に、第11回委員会を開催することになり、そん時にだいたいの内容を決めるっちゅうことになったがやき。
こうして、「土佐酒輸出促進共同事業体」第10回委員会は、無事お開きとなったがぜよ。
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司牡丹酒造株式会社