この会は、いろいろな会社を経営されゆう福住さん主宰の「NPO E-OJISAN」(http://www.e-ojisan.org/)が開催しゆうイベントで、利き酒師の古川万里子さんからの依頼で、「司牡丹の会」を開催することになり、ワシも出席さいてもらうことになったがよ。
まず、古川さんと原宿駅の竹下口にて、14時15分に待ち合わせ、会場である福住さんくのマンションに向こうたがやき。
土曜の原宿竹下通りらあて、何十年ぶりやろか、若い人らあでごった返しちょって、年齢が半世紀を超えたオンチャンにとっちゃあ、チョコッと歩くだけで息ができんなりよったがよ。
けんど、横路に入った高級マンションの周りは、こぢゃんと閑静やってビックリ！
さらにセキュリティが厳しゅうて、入り方が分からいで、古川さんと2人でウロウロしてしもうて、迷子になりそうになりもって、何とかマンション内に入ったら、あまりに広いエントランスに、またビックリやったがやき。
ほんで、何とかかんとか福住さんのお部屋にたどり着いたら、その1室にご参加者36名のテーブルと椅子が余裕綽々でばっちり準備されちょって、またまたビックリやったがよ。
お酒らあも既に届いちょって、キチンと巨大な冷蔵庫に保管され、各席にゃあ7種類のお酒をテイスティングするシートとプラコップの準備もバッチリやったがやき。
しかし、自宅でこれっぱあのイベントを開催することができるらあて、まっことうらやましい限りながよ！
さて、福住さんやスタッフの方々と打ち合わせしたりして、準備万端ながやき。
15時半ばあからお客様が集まられ、16時過ぎにゃあほとんどのご参加者が集まられたっちゅうことで、いよいよ開会ながよ。
まずは主催者の福住さんから、開会のご挨拶。
続いて司会の方から、いろいろ注意事項らあのガイダンスのお話らあがあり、ワシと古川さんが紹介されたがやき。
ほんで、そっから後は、ワシと古川さんに進行は任され、まずは料理は無しで1時間ばあ、日本酒テイスティング講座のスタートながよ。
以下の日本酒を順番にお出しして、個々のプラコップに注ぎ、テイスティングしていただき、その後はワシの解説、引き続き古川さんのテイスティングコメント＆相性のえい料理のコメントっちゅう流れながやき。
� 峪焚潅亜κ討�ら育てた純米酒」(永田農法・純米酒)〈常温(20℃程度)〉
まずは、オーソドックスな2回火入れの純米酒、原料米は高知県産の永田農法「山田錦」(精米65)と「土佐錦」(精米70)で、酵母は熊本酵母ながよ。
米由来のふくよかな香味と、永田農法米の生命力あふれる膨らみを常温で味わうていただいたがやき。
�◆峪焚潅亜�仁淀ブルー」(純米酒)〈涼冷え(15℃程度)〉
お次は、1回火入れの純米酒、原料米は「山田錦」(精米65)「吟の夢」(精米65)「アケボノ」(精米65)で、酵母は協会7号ながよ。
1回火入れ7号酵母の純米酒の、爽やかな柑橘類を想わせるほのかな酸をしのばせた淡麗辛口の味わいで、日本一の清流のイメージを感じていただいたがやき。
��「司牡丹・封印酒」(純米吟醸酒)〈涼冷え(15℃程度)〉
続いては、1回火入れの純米吟醸酒、原料米は「山田錦」(精米55)「吟の夢」(精米55)「松山三井」(精米55)で、酵母は熊本酵母＋協会1801号とAC95＋CEL19のブレンドながよ。
高知酵母の香りのグラフらあをご覧いただき、そのリンゴ様の香りやメロン様の香りらあを感じていただいたがやき。
�ぁ峪焚潅亜Σ峠禧磧�(純米吟醸酒)〈涼冷え(15℃程度)〉
お次は、サーマルタンク仕込みで微々微々炭酸ガスを含む、1回火入れの純米吟醸酒、原料米は「山田錦」(精米60)で、酵母はAC95ながよ。
こちらも高知酵母の香りのグラフらあをご覧いただき、そのリンゴ様の香りやメロン様の香り、さらに微々微々炭酸の爽やかさ、本来は夏の季節商品を特別に低温貯蔵した熟成の味わいらあを感じていただいたがやき。
�ァ峪焚潅亜α絣櫃閏脅髻�(純米大吟醸原酒)〈涼冷え(15℃程度)〉
続いては、1回火入れの純米大吟醸原酒、原料米は「山田錦」(精米35)で、酵母は熊本酵母＋協会1801号ながよ。
こちらは、その風格あるリンゴ様の香りやメロン様の香り、さらに繊細ながら深みのある、最高ランクの純米大吟醸の味わいらあを感じていただいたがやき。
�Α崛ッ翦�策・しぼりたて」(超辛口・純米生原酒)〈涼冷え(15℃程度)〉
お次は、唯一の新酒、火入れ無しの純米生原酒のしぼりたてで、原料米は「五百万石」(精米60)「コシヒカリ」(精米60)で、酵母は熊本酵母ながよ。
こちらは、そのしぼりたて新酒のフレッシュピチピチの風味や、生原酒ならではのリッチ感らあを感じていただいたがやき。
�А峪焚潅亜�山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)〈涼冷え(15℃程度)〉
ラストは、純米酒ベースの柚子リキュールで、果汁10％、アルコール分8％ながよ。
その爽やかな柚子の香りと清々しい酸味、甘さの中にあるクリアーなフィニッシュを感じていただいたがやき。
それぞれに古川さんの的確なテイスティングコメントや相性のえい料理の列挙らあもあり、皆さんから次々といろんな質問も挙がって盛り上がったがよ。
こうして拍手喝采の中、約1時間のテイスティング講座は終了。
この後は、お待ちかねの懇親会ながやけんど、料理ができるまでの間に、皆さんの自己紹介タイムがあったがやき。
引き続き、お料理をご担当いただいた、健康素材の手作り弁当「素彩屋」さんの方々が紹介され、拍手喝采ながよ。
また、後半に出される予定の手打ち蕎麦を作ってくださる「虎ノ門蕎麦倶楽部」会長の延藤さんも紹介され、再び拍手喝采やったがやき。
さあお待たせしましたの、美味しそうなお料理が出され、司牡丹のお酒も7種類の全てのボトルがズラリと並べられ、懇親会のスタートながよ。
皆さん、思い思いの司牡丹のボトルを自分の席に持っていかれ、今度はお料理と合わせてお楽しみいただいたがやき。
司牡丹のお酒は、本来はお料理と合わせていただいてこそ、真価を発揮するがやきのう！
ワシもアチコチ回らいてもうて、いろんな方々とお酒談義らあで盛り上がったがよ。
途中で、「司牡丹・食べる酒粕」も出さいてもうたがやけんど、「何コレ？！美味しい！！」「どこで売ってますか？」と、大好評やったがやき。
皆さんの酔いが回るほどに、会場はドンドン大盛り上がりとなっていったがよ。
ほんで後半にゃあ、延藤さんの手打ち蕎麦が出され、大人気で次々とのうなっていったがやき。
ワシがお土産に持ちこまいてもうた「四万十川の青ノリ」も出され、蕎麦にかけていただきゃあ、その独特の風味が大好評やったがよ。
お蕎麦そのものも絶品で、ワシゃあ思わずオカワリしてしもうたがやき。
終盤にゃあ、皆さんにアンケートをご記入いただき、その回収したアンケートを使うて、お楽しみの抽選会ながよ。
司牡丹の「半纏手拭い」や「前掛け」が当たった方々は、狂喜乱舞の大悦び！
会場は一気にヒートアップとなったがやき。
「前掛け」が当たったお2人は、「腰に巻いて帰ってください」っちゅうたら、悦んでその場で巻いて、「絶対このままで帰ります！」っちゅうて、満面笑顔やったがよ。
こうして20時過ぎばあにゃあ、「美味しい日本酒を楽しむ会」【司牡丹】は、大団円のお開きとなったがやき。
その後は、みんなあで後片付けをお手伝いさいてもうて、21時過ぎばあにゃあ、ワシと古川さんも会場をあとにしたがよ。
福住さん、スタッフの皆さん、そしてご参加いただきました皆さん、まっことありがとうございましたぜよ！
ちなみに皆さんからいただいたアンケートにゃあ、以下の通りの悦びの声があふれちょったがやき。
●とても勉強になりました。また一歩日本酒を愛せました。
●とてもよかったです。お水もおいしくて驚きました。
●宣伝臭くなく日本酒というカテゴリーに焦点を当て、さりげなく司牡丹を・・・いい感じでした。
●旨い酒に、感動しました。
●非常にわかりやすく日本酒のご説明をいただき、ありがとうございます。大変貴重な機会をいただきました。
●酵母と米による味や香りの違いがよく分かりました。
●楽しく美味しいひと時をありがとうございました。
●大変熱の入った社長の解説で、日本酒を見直しました。
●司牡丹社長さんの酒造りの心意気、受け取りました。
さてその後は、古川さんが、アチコチ回ってお酒だっけ飲んで、あんまり食べてないっちゅうことで、西麻布の隠れ家的なお店に、2人で2次会に行ったがよ。
こちらのお店の店主の方が愛してやまん、「豊麗司牡丹」(純米酒)をいただきもって、旬の牡蠣やラクレットチーズらあをいただきゃあ、またまたお酒がガンガン進んでしもうたがやき。
また、トマトとウズラの卵をピクルスにしたがが絶品やって、しかも鰹出汁を使うたピクルスなもんやき、日本酒とバッチリやったがよ。
トマトのピクルスの上に添えられたミントの葉が爽やかなアクセントとなって、こりゃまっこと最高の酒の肴やと、感動してしもうたがやき。
さて、古川さん、今回もまたまたこぢゃんとお世話になり、ありがとうございましたぜよ！
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック！
司牡丹酒造株式会社
