2015年12月16日

「日本の酒と食の文化を守る会」35周年・H27年忘年会ぜよ!

 12月13日(日)は、「日本の酒と食の文化を守る会」35周年記念の平成27年忘年会が、目黒雅敘園にて開催されたがやき。


 雅敘園の入口を入りゃあクリスマスツリーのディスプレーが出迎えてくれ、会場まで向かう通路にもイルミネーションが輝き、まっこと美しかったがよ。(1)入口のツリー(2)イルミネーション


















 さて、毎年恒例の和室「鷲の間」に、15時過ぎばあからぼちぼちお客様が集まり始め、まずは16時からの第一部、三遊亭鳳楽師匠の「古典落語鑑賞会」ながやき。
(3)第1部開会(4)鳳楽師匠の落語

















 鳳楽師匠が出囃子で入場されりゃあ、会場は万雷の拍手喝采ながよ。


 今回のネタは大ネタの人情噺、35周年にも因んでの「百年目」ながやき。


 クスクス笑いあり、ドッと笑いあり、ラストはジーンと心に沁みるシーンが涙を誘い、引き込まれまくりのアッちゅう間の70分間で、拍手喝采となり、第一部は終了したがよ。


 見事な名人芸に、会場はいつまでも割れんばかりの拍手喝采やったがやき。


 その後は、大急ぎで会場を宴席にセッティングし直しながよ。


 各テーブルにも自慢の日本酒がズラリと並べられ、今回のご参加は以下のそうそうたる31蔵元やったがやき。


 男山(北海道)天寿(秋田)南部美人(岩手)浦霞(宮城)出羽桜(山形)東光(山形)奥の松(福島)郷乃誉(茨城)惣誉(栃木)水芭蕉(群馬)神亀(埼玉)澤乃井(東京)北雪(新潟)八海山(新潟)真澄(長野)満寿泉(富山)加賀鳶(石川)梵(福井)開運(静岡)蓬莱泉(愛知)花美蔵(岐阜)月の桂(京都)小鼓(兵庫)御前酒(岡山)獺祭(山口)千代むすび(鳥取)李白(島根)雪雀(愛媛)司牡丹(高知)窓乃梅(佐賀)西の関(大分)


 ほんで、参加蔵元31蔵の1分間スピーチご挨拶ながよ。
(5)蔵元スピーチ


 この蔵元ご挨拶も、毎年恒例になっちょって、いつの間にやら蔵元も笑いを取らにゃあイカンなってしもうちゅうき、なかなか大変ながやき。
(6)スピーチ聞くお客様

















 今年は北から順番やったもんやき、ワシゃあラストから3番目っちゅう順番で、待ち時間が1時間近うあって、まっこと待ちくたびれたがよ。


 今回のワシのスピーチは、今年の10月末の日経新聞「NIKKEIプラス1」の「何でもランキング」の「燗酒ランキング」にて、司牡丹の「船中八策」が第2位に輝いたっちゅうネタやったがやき。
(7)竹村スピーチ


 しかも、きもとや山廃や熟成純米酒らあの、燗酒にバッチリとして知られちゅう銘酒だらけの中で、本来は燗酒コンテストで上位入賞は不可能と思われちょった「超辛口」タイプが2位に入ったっちゅうんは快挙で、本命だらけの中で大穴が2位に入ったようなもんやっちゅうて話さいてもうて、拍手喝采やったがよ。



 ほんで、その記事に掲載されちゅう、審査員のお1人で酒ジャーナリストの山同敦子さんのテイスティングコメントを紹介さいてもうたがやき。


 「仕事の後に優しく抱きしめられているようなタイプ」


 ほんで、「今日は残念ながら『船中八策』はないけんど、その代わりにご希望の方がいらっしゃりゃあ、ワシが優しゅう抱きしめさいていただきます!」っちゅうて、ドッと爆笑をいただき、ワシのスピーチを終えたがよ。


 さて、蔵元みんなあのスピーチが終わったら、もはや19時ちょい前。


 続いては「日本の酒と食の文化を守る会」村田淳一会長さんのご挨拶ながやき。



 今年は当会も35周年を迎え、さらに村田会長さんが「酒サムライ」に叙任されたっちゅうことで、会場は割れんばかりの拍手喝采となったがよ。
16(9)村田会長ご挨拶

















 ほんで、日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)本部・株式会社岡永の飯田社長さんのご発声で乾杯し、さあ!200名の大宴会がスタートながやき。
(8)第2部開会(10)飯田社長ご発声


















16(11)乾杯


 ワシの周りの方々は、もちろん「司牡丹・槽掛け雫酒」(純米大吟醸原酒)で乾杯ながよ。


 さあ、飲み切れんばあの銘酒の数々がズラリと並んで、目黒雅敘園自慢の和食フルコースも次々と。











 まあ見てちや、このおいしそうなお料理の数々を!
(12)雫酒と前菜


●前菜


●椀
(13)椀
















●造り(河豚)
(14)造り
















 まずは皆さん、飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて・・・一気に盛り上がったがやき。
16(15)宴席風景16(16)宴席風景2
















16宴席風景3


 ほんで早くも席を移動して、アチコチでご挨拶されたり、他の席で盛り上がったりっちゅう方も出始め、ワシもアチコチ回って、ご挨拶したり、司牡丹を注いだりさいてもうたがよ。


●焼肴(穴子の玉子餡かけ)
(17)焼肴
















●温物(フカヒレ)
(18)フカヒレ

●蟹グラタン風
(20)蟹グラタン風


















 とにかく皆さん、そりゃあ満面の笑顔で、さらに飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて・・・満席の会場でさらに移動は激しゅうなって、大盛り上がりながやき。



●お食事


●止椀
(21)食事・留め椀


●デザート
(22)デザート


















 さて、いよいよ盛り上がりが最高潮になった20時半ばあからは、お待ちかねのお楽しみ抽選会。
16(23)抽選会


 ご参加者の方々からの寄贈の品から各社のお酒まで、50人ばあの方々に何らかのもんが当たったがやないろうかのう。


 益々会場はヒートアップながよ。










 こうして21時過ぎばあにゃあ、株式会社SBSの北澤会長さんの三本締めにて、全てが丸う修まる大団円のお開きとなったがやき。
(24)北澤さん中締め



 皆さんまっこと気持ちえいばあ爽やかな飲みっぷりで、サスガは紳士淑女の集まり「日本の酒と食の文化を守る会」ながよ。


 ご参加いただきましたたくさんの皆様、まっことありがとうございました。


 これからも日本酒をよろしゅうお願い申し上げますぜよ!







 ちなみに帰り際にゃあ、陶芸界最年少で重要無形文化財保持者となられた十四代今右衛門さんが、当会35周年を記念してオリジナルの酒盃を作ってくださるっちゅうことで、「色絵吹墨墨はじき梅文盃」(48000円!)を、思わず注文さいてもうたがやき。
(25)十四代今右衛門注文書


 お渡しは約1年後っちゅうことやき、注文したことを忘れてしまいそうながよ。














 また、来年は「日本磁器創業400年」に当たっちゅうっちゅうことで、今右衛門さんと幼稚園から大学まで同窓の、有田の寺内信二さんの白磁の平盃が、35周年の記念品として、ご参加者全員のお土産として渡されたがやき。
(26)お土産の平盃


 村田会長さん、日本の酒と食の文化を守る会の皆さん、35周年まっことおめでとうございますぜよ!













土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社

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