続いては16時のアポイントにて、「旬鮮酒場 天狗」さんの渋谷・宮益坂店にうかごうて、テンアライド株式会社(http://www.teng.co.jp/)の飯田社長さんに、年末のご挨拶をさいてもうたがよ。


まずは日本酒業界の現状やトレンドについて、続いては司牡丹の現状や未来について、特に日経新聞の燗酒ランキングで「船中八策」が2位にランクインした話題や、司牡丹の仕込水の源流「仁淀川」がJAL機内誌に特集掲載された話題らあを、お話さいてもうたがやき。
飯田社長さんは、こぢゃんと興味深う聴いてくださって、その他の話題も盛り上がったがよ。
飯田社長さん、今年もまっことお世話になりました!
来年もまた、何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ!
さてその晩は、18時半から、西麻布の「フレンチごはん gina.tokyo(ジーナ・ドット・トウキョウ)」(http://gina.tokyo/)さんにて、某方らあと飲んだがやき。
ちなみにこちらのお店は、ミシュランの星付き日本料理店で、予約が取れんばあ人気の「ラ・ボンバンス」(http://www.bombance.com/)の、アノ岡元料理長さんがプロデュースしたフランス料理店で、今月頭にオープンしたばっかしながよ。
岡元さんは、オープン当初は「知る人ぞ知る」で静かにっちゅう「やり方」がお好きなようで、まだほとんど宣伝や告知らあもしてないらしいきに、今が狙い目かもしれんぜよ!

●アミューズ

さてまずは、スパークリングワインで乾杯し、アミューズをいただいたがやき。
このアミューズ、雲丹の風味が円やかに引き立ち、こぢゃんと美味しかったがやけんど、日本酒のお猪口に入っちゅうばあのチョビッとなもんやき、ほぼ一口でのうなって、思わずオカワリしとうてタマランなったがよ。
●白子のソテーとジャガイモのガレット 蛤の薫る青のりスープ

お次のスープは、蛤と青のりの風味がフワリと薫り、白子の旨みと焼いた芳ばしさとジャガイモの甘みらあが見事に調和しちょって、口中から体内へ、さらに心ん中にまでジンワリと、温かさを沁み込ませてくれるような美味しさやったがやき。
青のりの風味が特にやけんど、全体的にフレンチっちゅうよりか「和」を感じさいてくれるスープやったがよ。
●カマスと帆立貝のポアレ 柚子の白ワインソース

お次は、白ワインをいただきもって、ポアレを堪能さいてもうたがやき。
ほいたら末棟シェフが、「あ、船中八策も、ありますよ!」っちゅうておっしゃってくださり、追加で注文したき、予期せずして「白ワイン」と「船中八策」の相性比べとなったがよ。

本来、ナンボ魚料理やち、白ワインソースを使うちょったら、そりゃあ白ワインの方が相性がえいはずながやけんど、何の贔屓目もなしに「船中八策」の方がよりバッチリの相性やって、ビックリやったがやき。
その理由は、おそらくいくつかあって、まずは柚子を使うちゅうこと。
次に、バターらあをほとんど使うてないこと。
さらに、カマスも帆立も、火の入り具合が絶妙で、レア程度(つまりタタキ風)やったこと。
ほんじゃき、この料理は、フレンチのポアレと言いながら、むしろ和食に近い素材の美味しさを引き出すような料理やき、白ワインよりか「船中八策」の方が相性が良かったっちゅうことながよ。
●河豚のフリット 野菜の花畑仕立

続いての料理は、河豚のフリットと言いながら、むしろそちらは添え物で、野菜メインの料理やったがやき。
しかも、その野菜の鮮度が抜群で、ソースもアッサリ味で、野菜本来の美味しさでいただくような料理やったもんやき、これまたフレンチっちゅうよりか、和風のサラダのような味わいやったがよ。
ほんじゃき、「船中八策」と合わせりゃあ、このお酒が出汁のように素材の美味しさを下から押し上げるように引き立てて、これまたバッチリやって、思わず「船中」をオカワリしてしもうたばあやったがやき。
★桜エビのペペロンチーノ

お次は、メニューにゃあ載っってないサプライズ料理で、一口サイズのペペロンチーノやったがよ。
しかも、味付けは完全に桜エビがメイン。
ほんじゃき、やっぱし和のテイストで、これまた「船中八策」が進むこと、進むこと!
●牛ロースのロースト 根菜と共に

いよいよメインディッシュながやき。
ドカンと肉塊が出てくるかと思いよったら、これまた一口サイズの牛ロースのローストと、根菜らあが散りばめられちょって、特にゴボウの独特の風味が、これまた和を感じさいてくれるがよ。
ほんじゃき、この肉料理でさえ、「船中八策」と合わせたち何の違和感ものう、バッチリ合わせて楽しめたがやき。
●香箱蟹の雑炊リゾット

〆のリゾットも、チーズらあを使うてないもんやき、これまたリゾットっちゅうよりか、和の雑炊ながよ。
香箱蟹の風味と旨みを、米粒の一粒一粒にギュッと凝縮したかのような美味しさで、こりゃゲニしょうまっこと、タマランがやき!
●デザート:プリン

デザートのプリンは甘さ控えめで、ちくと昔風の懐かしい、胸にキュンと来るような、心にまで響くような、美味しさやったがよ。
すべてのコースを終えてみて、あらためて末棟シェフの腕前の凄さに、まっこと感動したがやき。
さすが、アノ岡元料理長さんが、ベタ褒めするばあのこたぁあるがよ!
「フレンチごはん gina.tokyo」・・・近い将来、予約が取れん大人気店になるこたぁまず間違いなしのお店やき、こりゃあ今のうちに、へんしも行っちょかにゃあ!!
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司牡丹酒造株式会社