2016年02月17日

純米酒「日土人」活動8年目の仕込体験と交流会ぜよ!

2月14日(日)は、日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)と土佐学協会(http://tosagaku.cocolog-nifty.com/report/)のコラボレーション企画として、佐川町の司牡丹本社にて、永田農法純米酒「日土人(ひとびと)」活動8年目の仕込体験と交流会やったがぜよ。


 このイベントは、日本名門酒会としちゃあ、四国地区加盟酒販店オリジナル活動8年目の第3弾であり、土佐学協会にとっちゃあ、土佐酒学研究会の「土佐酒を俯瞰的に捉える活動」8年目の第3弾ながやき。


 つまり、米つくりから酒造り、製品化、流通、販売、楽しむ会にいたるまで1年かけて体験し、「日土人(ひとびと)」っちゅう銘柄のお酒まで販売してしまおうっちゅう、まっことワクワクするような取り組みながよ。
2015日土人商品画像


 ここまで日本酒を徹底して俯瞰的に捉えた活動は、おそらく8年目の今年も全国唯一の試みやないろうかのう。


 ちなみに前回の第2弾稲刈り体験についちゃあ、「2015年10月14日」のブログをご参照くださいや。


 さて第3弾の仕込体験は、まずは朝8時50分にJR佐川駅に集合やったがよ。


 車で来られる方、JRで来られる方、愛媛県からのバスツアー組の皆さんらあが次々に集まられ、司牡丹本社に向こうたがやき。


 ワシらあが「司牡丹・平成蔵」の前に到着したら、香川県からのバスツアー組の皆さんが既に到着しちょったがよ。


 9時過ぎにゃあ、四国各地から集まられた45名の皆さんが揃われたがやき。


 まずは浅野杜氏から、簡単に作業の注意点らあのお話しをさいてもうて、手の消毒と頭にネット帽をかぶっていただき、早速皆さんに蒸し米取り、蒸し米運び、仕込み作業に入っていただいたがよ。
(2)杜氏の説明

















 蒸米機と放冷機を通った蒸し米を2人組で担いで、もろみタンクまで運んで仕込む作業ながやき。
(3)蒸し米仕込みに行列(4)蒸し米取り作業

















(5)蒸し米


















 階段を2階まで上がらにゃイカンき、3往復もすりゃあ案外息がきれるもんながよ。
(6)蒸し米取り作業を俯瞰(7)蒸し米運び


















 9時半過ぎばあにその作業が終わりゃあ、続いては櫂入れ(かいいれ)作業。
(8)仕込み作業(9)仕込み作業2

















 蒸米を仕込んだタンクに櫂棒を入れて、混ぜるがやき。
(10)かい入れ(11)かい入れ2

















 皆さん交代で櫂入れしてもうて、その勇姿を写真におさめられよったがやけんど、中にゃあタンクの中のモロミや蒸米が重うて、ほとんどよう混ぜれん方もおられたがよ。


 こうして10時ばあにゃあ、仕込み作業は終了。


 これから20数日間ばあ発酵さいてから搾りゃあ、待望のオリジナル純米酒「日土人」の新酒の誕生になるがやき。


 皆さんの心のこもった櫂入れを受けて、きっと今年もこぢゃんと美味しい「日土人」が生まれるろうき、まっこと楽しみながよ!


 さてその後は、3組に分かれてもうて、司牡丹の酒蔵見学ながやき。


 ご案内引率は、ワシとと玉木醸造部顧問と浅野杜氏の3人ながよ。


 ワシの組は、まずは江戸時代末期建造の白壁蔵の見学からスタート。


 続いて、玄関の酒林、「酒蔵の道」を通って町内の他の施設らあもご紹介し、新蔵「平成蔵」に入り、「蒸米機」「放冷機」「洗米機」「麹室」「麹のストックルーム」「酒母室」、モロミ仕込タンク見学らあを回って、「司牡丹 酒ギャラリー ほてい」にて「吟醸酒ができるまで」のビデオをご覧いただき、、お待たせしましたの試飲タイムながやき。
(12)白壁の貯蔵庫(13)麹室

















(14)ビデオ(15)「ほてい」で試飲

















(16)「ほてい」で試飲2


















 皆さん、ニコニコ満面の笑顔で、まっこと嬉しそうに試飲されよったがぜよ。


 さあその後はみんなあで、ウナギ料理の名店「大正軒」(高岡郡佐川町甲1543TEL:0889-22-0031)さんの2階座敷に移動し、11時45分ばあから大懇親会ながよ。
17(17)大正軒

 まずは、ワシからご挨拶をさいてもうたがやき。














 続いては、日本名門酒会・愛媛支部・松山酒販の森棟さん、お次は高知支部・旭食品の尾崎さんにご挨拶いただき、さらに本部の岩本さんからご挨拶いただき、岩本さんのご発声で乾杯し、宴会がスタートしたがよ。
(18)森棟さんご挨拶
17(19)尾崎さんご挨拶

















(20)岩本さんご挨拶(21)乾杯


















 さあ老いも若きも男も女も、四国四県も入り乱れての、昼間っからの大宴会。


 まずは「大正軒」さん自慢のウザクをいただきもって、持ち込みさいてもうた「日土人」(純米酒)や「司牡丹・永田農法〈山田錦〉純米吟醸酒」、「かまわぬ」(山廃仕込純米酒)、「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)らあを楽しんでいただいたがやき。
(22)「日土人」とうざく

















 まっこと皆さん、ちくと肉体労働した後やきかしらん、昼間っからこぢゃんと美味しそうにガンガン飲まれよったがよ。
17(23)宴席風景17(24)宴席風景2


















 ワシも皆さんと一緒に足るばあ司牡丹を酌み交わさいてもうて、こぢゃんと語り合わいてもうて、まっこと盛り上がったがやき。



 その後も、「大正軒」さん自慢の「うまき」や「鰻の蒲焼き」とご飯らあが次々と出され、さらにさらに箸も杯も進むこと進むこと!
17(25)うまき(26)蒲焼き・ご飯・きも吸い




















 ワシゃあ蒲焼きをタップリのタレと共にご飯にぶっかけ、仁淀川山椒もふりかけて、鰻丼にしていただいたがよ。


 やっぱし「大正軒」さんの鰻は、サイコーぜよ!


 〆の「肝吸い」も、まっこと美味しかったがやき。


 「ほてい」で買い物をしたい方や、佐川町内を散策したい方らあもいらっしゃるっちゅうことで、ちくと早めの13時過ぎにゃあいったん中締めさいてもうたがよ。


 中締めは、丸亀の松田酒店・松田さんにお願いしたがやき。
(27)松田さん中〆(28)中〆の乾杯



















 その後は、さらに飲み続ける方、「ほてい」に買い物に行かれる方、佐川町内を散策される方など、自由行動となったがよ。


 愛媛県からのバスツアー組が14時に出発し、香川県からのバスツアー組が14時過ぎに出発し、こうして無事本年度の「日土人」の仕込体験&交流会はお開きとなったがやき。


 ご参加いただきました皆様、まっことありがとうございましたぜよ!













土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社

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