2月20日(土)は、徳島県三好市池田町にて開催の「第17回・四国酒まつり」(http://www.shikoku-sakematsuri.com/)会場内にて、第6回「四国地カクテルバトルロイヤル」(http://a-kiss.net/ji-cocktail/)が開催されたがぜよ。
ちなみに四国の「地カクテル」っちゅうんは、四国四県それぞれの県産米を使用した地酒をベースに、各県の果物や野菜らあの県産品だっけを使用して、各県のバーテンダーが創作したカクテルのことながよ。
その四国四県の地カクテルが出揃うて競い合うっちゅうんが、「四国地カクテルバトルロイヤル」ながやき。
第1回は平成22年の2月20日(「2010年2月22日」のブログ参照)に開催され、第2回は平成24年の2月25日(「2012年2月27日」のブログ参照)に開催され、第3回は平成25年の2月23日(「2013年2月25日」のブログ参照)に開催され、第4回は一昨年の2月22日(「2014年2月26日」のブログ参照)に開催され、第5回は昨年の2月21日(「2015年2月25日」のブログ参照)に開催され、今回が第6回目の開催ながよ。
さてまずは、高知のバーテンダー協会を代表して、今回池田町までワシらあの酔狂につきおうてくださる「Craps(クラップス)」(http://r.gnavi.co.jp/rpgv37hj0000/)の塩田さんと、朝8時半に南国インター付近で待ち合わせして、雨の中を出発したがやき。
9時半ばあにゃあ、池田町の会場のサンライズに到着。
今回も前回に引き続き、「四国酒まつり」のメイン会場の中やし、集客は容易そうなき、そういう意味じゃあ良かったがよ。
10時にゃあ「四国酒まつり」のメインイベント「地酒試飲会」がオープンし、お客様がドドッと入場されたがやき。
四国の地酒40銘柄がズラリと並び、お客様が試飲をスタート。
司牡丹のコーナーは、かの吉田茂首相も愛した「豊麗司牡丹」(純米酒)が並べられちょったがよ。
そんなイベントを横目に、ワシらあは「四国地カクテルバトルロイヤル」のブースをセッティングし、四県のバーテンダーの皆さんが、カクテルの準備ながやき。
ちなみに昨年は、高知県代表の塩田さんが初優勝したき、この1年間お店に飾っちゃあった「優勝ボトル」を、今年は返還せにゃあイカンがよ。
この「優勝ボトル」、「二升五合(益々繁盛)」っちゅう意味で縁起はえいがやけんど、仕舞う箱が無かったもんやき、ちくと物足りんかったがやき。
それを塩田さんが、知り合いの方に頼んで、立派な木箱の化粧箱を作ってくださり、寄贈してくださったがよ。
塩田さん、まっことありがとうございますぜよ!
そうこうしゆううちに会場のお客様もドンドン増えてきて、「四国地カクテルバトルロイヤル」のコーナーにも、いつの間にか人だかりができちょったがやき。
バーテンダーの皆さんも、カクテルづくりに大忙しながよ。
地カクテルの審査は11時からスタートで、先着100名様限定やき、10時45分ばあから並んでいただく予定やったがやけんど、あまりにお客様が早いうちから集まり過ぎて、10時半ばあから順番に並んでいただいたがやき。
愛媛の近藤さんと徳島の斎藤さんが、マイクを持ってちくと趣旨説明をして、皆さんに順番に並んでいただいたがよ。
行列はドンドン増えて、いつの間にか黒山の人だかりに!
結局11時の開会前にゃあ、先着100名様が並び、早くも締め切りさいていただくことになったがやき。
11時にゃあいよいよ第6回「四国地カクテルバトルロイヤル」の開会ながよ!
まずは四県それぞれの代表のバーテンダーさんらあが紹介され、それぞれが創作した地カクテル名も紹介されたがやき。
ほんで、4人のバーテンダーさんらあがドンドンと地カクテルを作りはじめ、ズラリと並んだお客様が次々と4県の地カクテルを試飲されだいたがよ。
さて、今回エントリーされた地カクテルは、以下の4アイテムやったがやき。
〈愛媛〉
●「結愛(ゆあ)〜愛媛の愛を紡ぐ」:「華姫桜・極み辛口」と「せとか」「甘平」「デコポン」の混合ジュース、レモン果汁、イチゴジャムらあをシェイクし、エッジに「みかん塩」を半分つけたグラスに注ぎ、液面にレモンピールをして仕上げたもんながよ。
【リーガロイヤルホテル新居浜「バー アゼリア」(新居浜市)真鍋豊樹】
〈徳島〉
●「夢びらき」:「御殿桜・純米酒さくらさくら」(桜の花が入った日本酒)と、ボルスヨーグルト、ボルスストロベリー、「さちのかイチゴ」、ウィルキンソントニックらあをブレンドしたもんながやき。
【「glassホッパー」(徳島市)中田有美】
〈香川〉
●「月光蝶」(ターンAガンダム・ガンダムGのレコンギスタより):「川鶴・低アル純米原酒」と、すももピューレ、フレッシュレモンジュース、さらに香川県の名物菓子「おいり」、香川県産大根(ガーニッシュ用)を使うたカクテルながよ。
【「ガンダムバー ネオジオン」(高松市)三好真司】
〈高知〉
●「FREE(自由)じゃきに!」:「司牡丹・日土人(ひとびと)・ひやおろし」(四万十町産・永田農法栽培米使用の純米酒)と、土佐市・白木果樹園の文旦、自家製自家製文旦シロップ、ブシュカン生果汁、ナチュラルシュガーシロップらあをブレンダーにかけたもんながやき。
【「クラップス」(高知市)塩田貴志】
ちなみに第1回は愛媛が優勝、第2回は徳島が優勝、第3回は愛媛が優勝、第4回は香川が優勝し、高知県はその間ずっと僅差の2位に甘んじてきちょって、昨年の第5回に念願の初優勝を飾ることができたき、今回も何とか初の連続優勝を果たしたいがやけんど、見た目も材料も一番地味やし、何より文旦はほのかな苦みが特徴の柑橘類やき、今回はちくと優勝は難しいかもしれんと思うたがよ。
カラフルな4つのカクテルが並び、100名のお客様が次々と試飲され、真剣に投票用紙に記入されよったがやき。
ほいたら高知県のカクテルを飲まれたお客様から、「コレ、美味しい!」っちゅう声が次々と上がるやいか!
ワシもチョビッと利き酒さいてもうたら、文旦のほのかな苦みが甘みに絶妙なコントラストで加わり、確かに「こりゃ旨い!」と声に出してしまうばあ美味しかったがよ。
塩田さんに訊ねてみたら、文旦の苦みが出過ぎんように、機械を使わんと2時間かけて手で剥いでハンドミキサーで搾り、さらにスジが残るがが嫌で、手作業で濾したっちゅうがやき!
こりゃスゴイ!地味でシンプルなカクテルやに、こぢゃんと手間をかけまくり、美味しさを徹底的に追求しちゅうがよ!
そういえば、日本酒の選定の際にも、「文旦を使うので、コクのある輪郭がハッキリしたものが欲しい」とのことで、ワシゃあ純米酒「日土人(ひとびと)」の中でも、あえて1回火入れで瓶貯蔵の「ひやおろし」を選ばいてもうたがやき。
この日本酒の選定も、見事に当たり、このカクテルの美味しさをさらにランクアップさいてくれちゅうがよ。
さらにお客様の「美味し〜い!」っちゅう反応が次々とあり、こりゃあもしかしたら連続優勝できるかもしれんと、思いだしたがやき。
次々と試飲と投票が行われ、またたく間に4つの地カクテルがのうなっていったがよ。
こうしてわずか30分ばあで、各県100杯の地カクテルが全部カラになり、第6回「四国地カクテルバトルロイヤル」の試飲と投票は終了したがやき。
ここでいったん閉めさいていただき、急いで集計ながよ。
集計が終了し、12時ばあにゃあ、いよいよ投票結果の発表ながやき。
4名のバーテンダーの皆さんが並ばれ、あらためてご紹介さいてもうて、たくさんのお客様から大きな拍手をいただいたがよ。
さあ!この「益々繁盛の優勝ボトル」を手にする、第6回「四国地カクテルバトルロイヤル」優勝は・・・
高知県「クラップス」塩田貴志さんの「FREE(自由)じゃきに!」!!
やった!やった!初の2年連続優勝ぜよ!
割れんばかりの大拍手の中、塩田さんにゃあ、優勝の表彰状と優勝カップの「二升五合(益々繁盛)ボトル」が贈られたがやき。
塩田さん、まっことありがとうございました!
そして、まっことおめでとうございましたぜよ!
また他のバーテンダーの皆さんも、まっことお疲れ様でした!
ちなみにバー「Craps(クラップス)」(http://r.gnavi.co.jp/rpgv37hj0000/)にゃあ、向こう1年間は優勝ボトルの「二升五合(益々繁盛)ボトル」が飾られ、優勝カクテルの「FREE(自由)じゃきに!」も注文可能やき、是非皆さん、四国一の美味しさの地カクテルを、味わいにいらしてくださいや!
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司牡丹酒造株式会社