2016年03月06日

幸せの言の葉〈982〉

「英雄は普通の人よりか勇気があるがやのうて、ただ五分間ばあ勇気が長続きするだっけながぜよ。」(ラルフ・ワルド・エマーソン)


19世紀アメリカの思想家・哲学者・詩人の、ラルフ・ワルド・エマーソンさんの言の葉ながやき。


英雄と讃えられちゅうような人は、きっと常人離れしたスゴい勇気の持ち主ながやろうと、ワシらあはスッと思うてしまいがちながよ。


けんど、かのエマーソンさんは、映画や漫画の中のフィクションのヒーローやないがやき、英雄やちワシらあとおんなじ人間である以上、そんな常人離れしたスゴい勇気らあ、実は持ち合わせちゃあせんっちゅうがやき。


ほいたら英雄は、ワシらあ凡人と何が違うがかっちゅうたら、ただ五分間ばあ勇気が長続きするだっけの違いやっちゅうがよ。


たった五分間ばあ勇気を長続きさせるだけながやったら、ワシらあ凡人やち、何とか手が届きそうな、そんな気がしてこんかよ?


今後、大きな仕事が伸るか反るかのこぢゃんと大変な時、人生におけるこぢゃんと大切な決断を迫られた時、何か問題が起こって大ピンチになった時・・・そんな重大な局面らあで「もうイカン!」と思うて投げ出しとうなった瞬間に、この言の葉を思い出して、「あと五分間だっけでえいき、勇気を長続きさいてみろう」と思うてみることながやき。


そのたった五分間が、命運を分けることになり、結果が天と地ばあ違うてくることになるかもしれんがよ。


今後の人生におけるあらゆる重大な局面での、たった五分間の辛抱が、おまさんを歴史に名を残すような英雄と同等の位置にまで押し上げてくれるがやったら、辛抱してみる価値はこぢゃんとあると思わんかよ?


この記事へのトラックバックURL