まずはワシゃあ準備らあのために、17時前にゃあ会場のサンライズホテルさんにうかごうたがよ。
会場前にゃあ、ワシの講演タイトルの「ツウも知らない!人生を10倍豊かにする日本の旬の食と日本酒活用法」の看板が出されちょったがやき。


さて、早速この日のメインイベントとなる、「袋吊り今搾り」の準備ながよ。


今回は、純米酒の「袋吊り今搾り」ながやき。
ちなみに、酒税法違反にならん方法で搾りよりますきに、その点はご了承くださいや。
さて、袋吊り今搾りのセッティングも、ダンドリの打ち合わせらあも終わり、ぼちぼちお客様がご来場されだいたがよ。
ワシも含めて38名のお客様がお越しになり、18時にゃあ高知サンライズホテルの古谷社長さんの司会にて開会し、ワシのご紹介があり、講演のスタートながやき。

「ツウも知らない!人生を10倍豊かにする日本の旬の食と日本酒活用法」っちゅうタイトルで、30分間のお話しをさいてもうたがよ。

日本の四季折々の旬の食こそが身体にもえいし美味しいっちゅう話しと、それらあ旬の食の美味しさをさらに倍増させてくれるがが、四季折々の旬の日本酒やっちゅう話しらあをさいてもうたがやき。
さらに、「なんで高知県人はこんなに酒好きながか?」っちゅうお話しもさいてもうたがよ。
かいつまんで言やあ、「食」が旨い、「酒」が旨い、「人」が明るい、「宴」が楽しいっちゅうことで、これで酒好きにならんわけがないっちゅうことながやき。
だいたいそんなお話しをさいてもうて、30分間のワシの講演は、無事終了したがよ。
その後は、そのまんま「司牡丹の会」の開催ながやき。
乾杯酒の「美薫司牡丹」(純米吟醸酒)が配られ、ワシの発声にてみんなあで威勢よう乾杯し、宴席がスタートしたがよ。
★「美薫司牡丹」(純米吟醸酒)
●前菜:四種盛り合わせ(筍木の芽和え のれそれ さより風干し 焼き鯖小袖寿司)

まずは皆さん、「美薫」の華やかな香りとやわらかな味わいに、感動されちょったがやき。
お料理と合わせていただきゃあ、四種の前菜の生命力あふれる春らしい味わいに、このお酒がさらに春風を吹き込んでくれるかのような美味しさやったがよ。
★「司牡丹・仁淀ブルー」(純米酒)
●刺身:土佐沖獲れ三種盛り合わせ(ハガツオ 紋甲烏賊 グレ グレの白子)

続いての「仁淀ブルー」は、爽やかな柑橘類を彷彿とさせるほのかな酸をしのばいた淡麗辛口の味わいで、まさに「日本一の清流・仁淀川」のイメージながやき。
土佐沖獲れ三種の刺身に、付け合わせのオレンジの果汁をかけていただきゃあ、見事な相性で、お酒の美味しさも料理の美味しさも、お互いに引き立て合うがよ。
このあたりで坂上総料理長さんがいらっしゃり、この日の料理メニューの説明をしてくださったがやき。


★「かまわぬ」(山廃仕込純米酒):ぬる燗(40℃程度)
●焼物:四万十牛と土佐あかうしのステーキ(春野「や農園」有機野菜サラダ添え 室戸の深層水塩)

お次は、高知県唯一の山廃仕込み「かまわぬ」を、ワシが会場で湯煎にてベストなぬる燗をつけて、皆さんに提供さいていただいたがよ。

四万十牛と土佐あかうしのステーキの旨みが、このお酒の旨みと酸みと膨らみで、さらに引き立ち、交互にやりゃあ箸も杯も止まらんなるがやき。

このあたりで場も一気に和んで、和気あいあいのえい雰囲気になって盛り上がりだいたがよ。

★「司牡丹・天香国色」(金賞受賞・大吟醸原酒)
●煮物:安芸の金目鯛 筍薯蕷蒸し 銀餡かけ

続いては、金賞受賞酒そのものの大吟醸「天香国色」の登場ながやき。
まずはその天にも昇るかのような華やかで風格ある芳香と、比類無いばあまろやかに膨らむ味わいに、アチコチから「あぁ・・・おいしい・・・」っちゅう感嘆の溜め息が漏れよったがよ。
煮物の金目鯛のナチュラルな旨みと筍薯蕷の旨み、さらに餡の旨みが、このお酒に包み込まれ、味わいのランクがワンランク上がったかのような美味しさやったがやき。
★特別出品:「司牡丹・純米酒・袋吊り今搾り」(純米薄にごり生原酒)
●揚物:地産春野菜の天ぷら盛り合わせ(桜海老と新玉ねぎのかき揚げ 酒粕ボール)

さあ、いよいよこの日のメインイベントの登場ながよ。



ワシから、「袋吊り今搾り」っちゅうんが、いかに貴重なもんかの解説をさいてもいて、隠しちょった衝立を取り払やあ、皆さんの目の前にジャジャーンと、「袋吊り今搾り」が登場したがやき!
アチコチから歓声が上がり、皆さんカメラのシャッターを切りまくり、続いて「袋吊り今搾り」の前に大行列ができたがよ。
参加者やったウチの山岡常務が、その「今搾り」のお酒を配るがを手伝うてくれたがやき。
そのフレッシュピチピチの美味しさに、アチコチから感動の声が上がったがよ。
春野菜の天ぷらと合わせていただきゃあ、まさに生命の息吹きを感じるばあ、春爛漫っちゅう美味しさやったがやき。
★特別出品:「司牡丹・純米酒・もろみ酒」(純米にごり生原酒)
●御飯:土鍋で炊いたアサリと牛蒡の炊き込み御飯(「や農園」の大根葉ふりかけ添え)
●止椀:和牛テールだしのトックスープ
お次は、その「袋吊り」の袋を開けて、中身の「もろみ酒」をご堪能いただくっちゅう趣向ながよ。
またまた行列ができ、今度はトロットロの食感が加わった美味しさに、またまた皆さん大感動やったがやき。




ちなみにこちらの高知サンライズホテルさんは、韓国のプロ野球チームのハンファイーグルスがキャンプの際の定宿にされちゅうがやけんど、そん時に大人気ながが、このトックスープやっちゅうがよ。
和牛テールの旨みとオリエンタルな酸味を持つスープの味わいが、トロットロの旨みの「もろみ酒」と、バッチリの相性やったがやき。
土鍋で炊いた炊き込み御飯も、ナチュラルな美味しさで、ナンボやち食べれてしまうがよ。
とにかくお料理とお酒の美味しさに皆さん感激していただいたようで、会場は大盛り上がりとなったがやき。



★「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)
●甘味:旬の果物(せとか、イチゴ) 新生姜ゼリー 司牡丹の酒粕ブリュレ

〆は、甘味とデザート酒「山柚子搾り」の組み合わせながよ。
「山柚子搾り」の爽やかな芳香とすがすがしい酸味に、これまたアチコチから感動の声が上がり、さらに盛り上がっていったがやき。
こうして乾杯から2時間が経過した20時半にゃあ、古谷社長さんの中〆のご挨拶にて、無事大団円のお開きとなったがよ。

ご参加者の皆さんは、ニコニコ満面笑顔、全身笑顔で、かつちくと千鳥足で、こぢゃんと幸せそうに帰路に尽かれたがやき。
ご参加いただきました皆さん、そして高知サンライズホテルの皆さん、まっことありがとうございました!
ほいたら最後に、皆さんからいただきましたアンケートの中から、悦びの声の一部を、以下にご紹介さいてもうて、今回のブログを〆さいていただきますぜよ。
●酒によって料理の味わいがこんなにも違うものかとビックリです。ありがとうございました。
●高知に来てから一番良い会となり、「酒」の味がわかりました。
●料理との相性を実感できました。各料理と各種のお酒の違いも、少しですがわかった気がします。おいしくいただくことができました。
●ゆったりとお料理とお酒を楽しめました。
●お料理に合わせて日本酒をたくさんの種類いただいて、感動しました。
●お肉と日本酒が合うことに驚き。
●司牡丹最高!
●日本酒をゆっくり味わう機会がなかなかないので、味わって飲むことができました。勉強になりました。/FONT>
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司牡丹酒造株式会社