2016年03月23日

善波さんと肉バルと「幻の日本酒を飲む会」〈第529回〉ぜよ!

 まず3月17日(木)は、昼間は東京のホテルの部屋にて、たまりにたまっちゅう事務仕事らあを済まし、夕方からは日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)本部・株式会社岡永さんにうかごうて、そっから営業の矢島さんとお取引先回りで、銀座検校さんにうかごうたがやき。
23(1)検校さん


 夏の限定酒「船中八策・零下生酒」や、プレミアムの「船中八策・槽搾り黒」らあがもうまあ発売やけんど、早うに注文せにゃあ大人気で品切れになるかもしれんっちゅうことで、お早めのご注文をお願いさいてもうたがよ。













 その後は、もう一軒ばあ回ろうかとしよったけんど、既に時間も17時過ぎやったき、18時の約束に間に合わんなるっちゅうことで、芝浦の「肉バルSPAJIO」さんにうかごうたがやき。
(2)肉バル


 こちらにて、お取引先の株式会社善波の善波副社長さんと矢島さんとワシの3人で、飲もうっちゅうことながよ。













 まずは生ビールで乾杯し、シーザーサラダや自家製熟成和牛の生ハムや自家製コンビーフらあをいただいたがやき。
(3)サラダ(4)パン

















(5)生ハムとコンビーフ


 この生ハムもコンビーフも、まっこと絶品で、こぢゃんとビールが進み、一気に会話も弾みまくりとなったがよ。













 さらに熟成肉の自家製ハンバーグをいただきもって、善波さんに持ち込みしてもうた「ルパン三世ワイン」をいただいたがやき。
(6)ハンバーグ(7)ルパンワイン
















(8)ルパンワイン2(9)ルパンワイン3

















 善波さんは、以前からサンマリノ共和国のカデロ駐日大使と懇意で、サンマリノワインを輸入し日本で細々と販売されよったがよ。


 それが、久々に放送されたアニメ「ルパン三世」の新作が、サンマリノ共和国が舞台やっちゅうことで、日テレ側との商談もトントン拍子に進み、サンマリノワインでオリジナルの「ルパン三世ワイン」を作り、善波さんくで一手に販売することになり、今や大人気となっちゅうっちゅうがやき。


 今回持ち込みしてもうたがは白ワインやったがやけんど、なかなか美味しゅうて、3人でアッちゅう間に1本空けてしもうて、さらに会話も弾みまくりとなったがよ。


 さらに海老料理やメインの肉料理らあをいただきもって、これまた持ち込みさいてもうた「船中八策・しぼりたて生原酒」をいただき、3人とも立派な酔っぱらい状態で、ちくと品のない下ネタ合戦となり、大盛り上がりに盛り上がったがやき。
(10)海老料理(11)ステーキ
















(12)船中しぼりたて(13)水餃子

















 善波さん、矢島さん、しょうもない会話だらけやったけんど楽しい一時を、まっことありがとうございましたぜよ!



 さて、その翌日の3月18日(金)は、まずは昼過ぎばあに、ワシらあ9蔵元がオーナーを務める「酒蔵レストラン 宝」(http://r.gnavi.co.jp/g107805/)にうかごうたがよ。
(14)「宝」
















 株式会社かまわぬ(http://www.kamawanu.co.jp/)の加藤社長さんから、ちくとお時間をいただきたいっちゅうことやったき、この日13時からこちらにて一緒にランチをいただくことになったがやき。


 株式会社かまわぬは、手拭いの会社ながやけんど、実は以前はワシが5年ほどサラリーマンとして勤めた株式会社ハニーっちゅう会社のグループ会社のひとつやったがよ。


 そんな縁もあり、ウチで発売した高知県唯一の山廃仕込純米酒にゃあ、「かまわぬ」っちゅう名前をつけさいてもうちゅうがやき。


 加藤社長さんにゃあ、その「山廃純米かまわぬ」を気に入っていただき、いろいろ使うていただいたり、雑誌らあにもご紹介いただいたりと、何かとお世話になっちょって、ウチの「司牡丹・酒ギャラリー・ほてい」でも、かまわぬの手拭いを扱わいていただきゆうがよ。


 最近じゃあ、かまわぬの手拭いも海外進出を始めたらしゅうて、パリの展示会らあに出展された際にゃあ、手拭いや手拭い素材のストールらあを展示し、「山廃純米かまわぬ」も手持ちで展示会場に持ち込み、ご来場者の皆さんにサービスしていただき、こぢゃんと好評やったっちゅうがやき。
(15)フランス展示会写真


 加藤社長さん、まっことありがとうございますぜよ!


 また最近は、手拭い以外にも「食卓の小さなコミュニケーションツール」っちゅうコンセプトで、「手塩皿」っちゅう手拭いデザイン風の小皿にも力を入れられゆうっちゅうがよ。










 ご覧の画像の通り、料理を小皿に盛った際に、思わずニヤリとしてしまうようなユニークな絵柄が描かれちょって、居酒屋さんらあで使う小皿として面白いがやないろうかっちゅうことやったがやき。
(16)手塩皿(17)手塩皿2

















(18)手塩皿3


 小ロットにてオリジナルも作れるっちゅうことやき、何か日本酒業界のお手伝いもできやあせんろうかっちゅうご提案やったがよ。



 こりゃ確かに居酒屋さんらあに提案できりゃあ面白そうなき、是非何かご一緒にできりゃあっちゅうことで、「龍馬御膳」のランチをいただき、ちくと「山廃純米かまわぬ」もいただいたがやき。








 「龍馬御膳」は、カツオのタタキとミニ軍鶏鍋がセットになっちゅう豪華ランチで、さらに今回は木村店長さんの計らいで唐揚げまでサービスで付けられちょったもんやき、2人とも「山廃純米かまわぬ」を飲み飲み、お腹いっぱいになったがよ。
(19)龍馬御膳と「かまわぬ」


 加藤社長さん、是非ご一緒に何らかの仕事ができりゃあと考えちょりますきに、その際はよろしゅうお願い申し上げますぜよ!


 さてその晩は、17時ばあに、湯島の篠田次郎先生の事務所にうかごうたがやき。


 篠田先生の主催されゆう「幻の日本酒を飲む会」の「平成28年3月例会」〈通算529回〉がこの日の19時から開催されるがやけんど、久々に「司牡丹」を取り上げていただけるっちゅうことで、まずは事務所にご挨拶にうかごうたがよ。


 「幻の日本酒を飲む会」たぁ、毎月1回40年以上の長きに渡り開催され続けゆうっちゅうスゴイ会で、発足当時は市場にゃあほぼ存在せいで、ほとんど入手が困難やった「吟醸酒」を、篠田先生の人脈により手に入れて堪能するっちゅう会やったがやき。


 ちなみに篠田先生は、一級建築士として長年全国の酒蔵関係の設計を多数手がけてこられ、そんな中で「吟醸酒」の存在にいち早う気づかれたがよ。


 以降は「幻の日本酒を飲む会」主宰以外にも、「日本吟醸酒協会」初代会長も務められ、「幻の日本酒を求めて」「吟醸酒誕生」「吟醸酒の来た道」らあの、吟醸酒の誕生や歴史についちゃあバイブルと言われるご著書も著されちゅう方ながやき。


 つまり、篠田先生と「幻の日本酒を飲む会」が、日本酒における「吟醸酒」っちゅう存在を世に知らしめ、かつ広めるきっかけをつくったっちゅうたち、過言やないがよ。


 日本酒業界じゃあ知らぬ人はおらんばあ超有名な、もはやレジェンドとなっちゅう伝説の会が、久々に司牡丹を取り上げてくださるっちゅうがやき、そりゃあご挨拶しちょかにゃあっちゅうことながやき。


 篠田先生からは、とにかく「吟醸酒」っちゅう存在が、かつてはいかに中央会やNBメーカーらあに嫌われちょったかっちゅうお話しやオフレコの裏話らあを、いろいろお聞かせいただいたがよ。


 ほんで、19時前にゃあご近所の和食店「斉とう」さんにうかごうて、「幻の日本酒を飲む会」〈平成28年3月例会・通算529回〉の開催ながやき。
(20)「斉とう」さん


 ワシや篠田先生も含め、27名での宴席ながよ。


 篠田先生からワシの紹介があり、ワシからご挨拶と司牡丹の歴史や由来らあについて、ご紹介さいてもうたがやき。


 ほんでまずは、「司牡丹・封印酒」(純米吟醸酒)を皆さんに注いでもうて乾杯し、宴席がスタートしたがよ。








 「こりゃうまい!」っちゅう声がアチコチからあがり、「斉とう」さん自慢のお料理も次々と出され、皆さんまっこと美味しそうに飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、盛り上がったがやき。
(21)料理いろいろ(22)料理いろいろ2
















 カツオのタタキも出していただき、皆さん大悦びやったがよ。
23(23)宴席風景(24)カツオのタタキ

















 続いてのお酒は、「司牡丹・永田農法・高知県産〈山田錦〉純米吟醸」。
(25)永田農法純米吟醸酒


 永田農法についての説明や、昔ながらのナチュラルな熊本酵母のみで造った吟醸酒についての説明らあをさいてもうたがやけんど、皆さん長年この会に参加され学んでこられちゅう方々ばっかしやき、あんまり細かい解説をする必要がないき、こぢゃんと説明しやすかったがやき。












 篠田先生からも時々いろんな解説らあがあり、こぢゃんと勉強になったがよ。
(26)宴席での篠田先生のお言葉
















 お次は、「司牡丹・仁淀ブルー」(純米酒)。
(27)仁淀ブルー


 こちらのお酒について、昔ながらの泡ありの協会7号の1回火入れで瓶貯蔵やっちゅう解説も、皆さんにスッと意味が伝わったようながやき。












 さらに篠田先生から、いろいろお話もあったがよ。
(28)宴席での篠田先生のお言葉2


 ほんでラストの4本目は、「司牡丹・槽掛け雫酒」(純米大吟醸原酒)の登場ながやき。


 そのこぢゃんと華やかな香りと深い味わいの絶妙なバランスの良さに、アチコチから感嘆のため息が漏れよったがよ。










 さあ、そっから後は、ワシもアチコチ移動さいてもらいながら、いろんな方々らあと飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、盛り上がらいてもうたがやき。
(30)宴席風景3


 とにかく、皆さんお酒についての知識も歴史も詳しい方々ばっかしなもんやき、初歩的な話は全部すっ飛ばして、いきなり専門的な話をしたち構んもんやき、まっことお話しやすかったがよ。


 篠田先生、そして「幻の日本酒を飲む会」の皆さん、まっことありがとうございましたぜよ!












土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社

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