「おまさんが長生きするかどうかは、運命にかかっちゅうがやき。けんど、充実して生きるかどうかは、おまさんの魂にかかっちゅうがぜよ。」(ルキウス・アンナエウス・セネカ)
ローマ帝国時代の哲学者・政治家・詩人の、ルキウス・アンナエウス・セネカさんの言の葉ながよ。
現代は、健康に気を使う人が多いがやき。
健康に気を使やあ、ある程度は長生きできるかもしれんけんど、どれっぱあ健康に気を使うたところで、実際に長生きできるかどうかは、結局のところは運命にかかっちゅうがよ。
ほんじゃき、長生きできるかどうからあて、あんまり気にしたちしょうがないっちゅうことながやき。
それよりか重要ながは、「充実して生きるかどうか」ながよ。
この点に関しちゃあ、自分じゃあどうすることもできんような、運命とかの外部要因はあんまり関係のうて、自分次第ながやき。
自分の魂が熱望しちゅうような、魂が悦ぶような、そういう生き方ができりゃあ、充実して生きちゅうことになるがやき、その道を選ぶかどうかは自分次第やっちゅうことながよ。
かのセネカさんは、「その道を選べ」と、力強う語りかけてくるがやき。
「充実して生きる」道を選びゃあ、おまさんの魂は悦び、それに連動して身体も悦び、結局のところ健康で長生きできることにもつながるっちゅうもんながぜよ。