「ワシがやろうとしゆうがは、難儀なことながやき。けんど、難儀がなけりゃあ男の道じゃあないがぜよ。」(オヴィディウス)
古代ローマの詩人、オヴィディウスさんの言の葉ながよ。
難儀なことから逃げやあせんかよ?
難儀なこたぁ、そりゃあやっぱし難儀なき、つらいことや苦しいこと、シンドイことや面倒なことだらけながやき。
かとゆうて、難儀なことから逃げてばっかしやったら、一体何のための人生ながやろうか?
そんなツマラン一生で、ホンマにえいがかよ?
難儀なことに果敢に挑戦する中にこそ、ホンマの悦びや楽しみがあり、人生は光り輝くもんながよ。
たとえ、その難儀な挑戦が達成できんかったとしたち、その道のりの中で光り輝いたおまさんの人生は、決して輝きを失うもんやないがやき。
「ようあんな難儀なことに挑戦した!」
「難儀な目標を達成はできざったけんど、その生きざまは素晴らしかった!」
「アイツの達成できざった難儀な目標は、後に続くもんに立派に受け継がれていくろう!」
自分の葬式の時に、参列者の人々からそんなふうに語られてこそ、男の道であり、男冥利に尽きるっちゅうもんやないかよ?