2016年04月09日

幸せの言の葉〈992〉

「人生について学んだすべてを、ワシゃあ3語にまとめれるがやき。そりゃあ『It goes on』ぜよ。」(ロバート・フロスト)


ピューリッツアー賞を4度受賞したアメリカ合衆国の詩人、ロバート・フロストさんの言の葉ながよ。


フロストさんの言う「It goes on」たぁ、直訳すりゃあ「それは続いていく」っちゅう意味ながやき。


「それ」たぁ「人生」を指すがよ。


つまり「It goes on」たぁ、「人生は続いていく」っちゅう意味であり、もうちくと補足すりゃあ、「何があったち人生にゃあ続きがある」っちゅうことながやき。


つまり、どれっぱあツラく苦しい絶望的なことが起こったとしたち、命がある限りはそこで終わりやない、まだ続きがある、つまり逆転は可能やっちゅうことながよ。


あるいは逆に、どれっぱあ歓喜するような素晴らしいことが起こったとしたち、それもまたそこで終わりやない、まだ続きがある、つまりそっからの転落やちあり得るっちゅうことながやき。


つまり、人生は最後の最後のホンマのギリギリのところまで分からんもんやきに、どれっぱあ絶望的な状況やったち決して諦めたらイカンし、逆にどれっぱあ至福の状況やったち決して油断して手を抜いちゃあイカンっちゅうことながよ。


あのピューリッツアー賞を4度も受賞したロバート・フロストさんが、「人生について学んだすべてをまとめた言葉」とまで断言する「It goes on」・・・ワシやったら「まだ続きがある」と訳し、常に意識して座右の銘としたいもんながぜよ。


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