4月18日(月)は17時半から、高知県立大学の地域連携棟3階地域教育研究センター長室にて、ワシが理事長を務めさいてもらいゆう「土佐学協会」(http://tosagaku.cocolog-nifty.com/report/)の、平成28年度第1回理事会やったがやき。
今回の参加者は、ワシと清原先生と大野さんと永尾さんと長崎さんと監事の松田さんの、6名での開催やったがよ。
まずは前回、前々回に引き続き、文旦剥き講師も務める松田さんが、見事に剥いた美しい文旦を差し入れてくださり、みんなあでいただきもっての理事会やったがやき。
もう時期的にゃあラストの文旦、まっこと美味しかったぜよ!ご馳走様でした!
ほんで、以下の内容について、打ち合わせや報告があったがよ。
●「土佐の口福・豊かな食」について
土佐学協会のフリーペーパー年刊紙「土佐の口福・豊かな食」(〜土佐の郷土野菜〜)【特集:潮江菜】が遂に刷り上がり、担当の松田さんからみんなあに配られたがやき。
あらためて眺めてみて、素晴らしい冊子が誕生できたことに、まっこと感謝感激ながよ。
内容は、まずワシの「発刊によせて」、潮江旬菜代表の熊澤さんと長崎さんの対談「土佐の幻の在来野菜復活へ〜潮江菜を中心として〜」、コピーライター池田あけみさんの「主役を食ったはなし」(鯨と潮江菜のハリハリ鍋)、大野さんの「在来野菜は豊かな社会の証」(潮江地区を中心とした昭和南海大地震について)、ワシの「土佐の食と土佐の酒 旬の最強タッグ」〈第1回〉【沖の島寒ブリの入河内大根しゃぶしゃぶ×山廃純米かまわぬ】、元あぞの草や店主横山礼子さんの「ツワブキの思い出」、松田さんの「松崎先生が教えてくださったこと」(「昔のおきゃくの再現の宴」)、株式会社飛鳥さんの「土佐の文化を、より分かりやすく伝えることのできる『AR』とは?」、「協賛ページ」等の、大充実の25ページながやき。
特に「AR=動く印刷」は、まっこと画期的で感動モンながよ!
飛鳥さん、まっことありがとうございました!
そしてまんぼ(松田さん)、まっことお疲れ様でしたぜよ!
ちなみにこのフリーペーパー年刊紙「土佐の口福・豊かな食」は、5000部印刷され、今後各所に配布される予定やけんど、すぐ欲しいっちゅう方は、5月8日(日)午後から高知県立大学・永国寺キャンパスにて開催予定の「平成28年度・土佐学大会」(入場無料・申込不要)にて、無料で配布予定やき、是非皆さん奮ってご参加くださいや!
ちなみにその「平成28年度・土佐学大会」は、「昭和南海大地震後70年 地域文化の継承を考える」をテーマに開催予定で、詳細についちゃあ明日のブログにてご紹介さいていただきますきに、ちくとお待ちくださいや。
●「土佐学年報」について
まず、「土佐学年報」の編集担当の清原先生から、2〜3日中に各自の原稿の校正らあのチェックをお願いしますっちゅうことやったがやき。
また、年報の表紙についちゃあ、「土佐の口福・豊かな食」に使用されちゅう写真を使わいてもらうことになったがよ。
●「土佐学大会」について
前記の通り、5月8日(日)開催予定の「土佐学大会」について、どなたやち参加可能な「講演」らあの部分のスケジュールは既に決まっちゅうけんど、土佐学協会会員のみの「総会」の部分の決算や予算らあについちゃあまだやったき、今後の理事メンバーによるメール審議にて決定することになったがやき。
また、本年度のメイン事業案についちゃあ、前回理事会にて大野さんから提案のあった、「カイツリ」っちゅう伝統行事を、商店街活性化を兼ねて復活・継承していくイベントを開催するっちゅう方向で固まったがよ。
●今後のニュースレターや年報らあの編集作業について
これまで、事務局担当の清原先生が、ニュースレターや年報らあの編集作業を受け持ってこられたがやけんど、大学の仕事が多忙となり、なかなか難しいっちゅうことで、今後についていろいろな案が検討されたがやき。
●理事会日程について
5月の理事会は「土佐学大会」前の12時から、6月の理事会は15日(水)18時から、7月の理事会は20日(水)18時からに決定したがよ。
最後に松田さんから、「土佐の味 ふるさとの台所」のカラー版の復刻版のチラシが配られたがやき。
30年前、高知県内にゃあ53のふるさとがあり、そのマチやムラで受け継がれて来た旬の食べ方、料り方を含めた250食を収録した書籍で、以前出版されたモノクロ版は、ワシにとっても座右の書で、もはやボロボロになっちゅうがよ。
こりゃまっこと、こぢゃんと楽しみながやき!
こうして19時前にゃあ、無事理事会はお開きとなったがよ。
その後は、ワシと永尾さんと長崎さんと松田さんの4人で、「居酒屋 左」さんに、夕食を兼ねてうかごうたがやき。
まずは生ビールで乾杯し、「新ゴボウ豚時雨煮」をいただいたがよ。
続いては、「船中八策・零下生酒」(超辛口・純米生酒)で、本番の乾杯をして、今が旬の「うすいえんどうのかき揚げ」をいただきゃあ、旨いの何の!
実はうすいえんどうだけやのうて黒豆も入っちょったがやけんど、フレッシュほくほくのうすいえんどうの風味と、ちくと濃厚な黒豆の風味のバランスが絶妙で、カラッと揚がってまっこと絶品やったがやき。
さらに「船中・生」と合わせりゃあ、うすいえんどうのフレッシュ感とこのお酒のフレッシュ感が見事にリンクし、互いの美味しさを引き立て合うて、美味しさ倍増ながよ。
その後も、「新タマネギのカレーピクルス」、「韓国カボチャとズッキーニのピリ辛だれ」、「キュウリとジャコ味噌」らあをいただきもって「船中・生」を酌み交わしゃあ、箸も杯も止まらんなって、会話も弾みまくりながやき。
途中から、長崎さんの旅行代理店時代の後輩やったっちゅう、某学校の岩崎先生も合流。
岩崎先生は、以前から是非「左」に連れていってほしいっちゅうて長崎さんにお願いしちょったらしいがよ。
まずは「カケツケ生ビール」で、その後は「船中・生」で乾杯していただいたがやき。
5人となって、さらに食べて飲んでのペースに拍車がかかったがよ。
「ヒラゴ(マイワシの子)干し佃煮」、「マイワシじゃこと春野菜マリネ」、「ツワブキ牛肉旨煮」、「冷茄子の南蛮生姜だれ」、「スペアリブと新タマネギのワイン煮込み」、「ヒラマサのお造りニラヌタ」・・・と、次々と登場する料理の美味しさと「船中・生」との相性の良さに、岩崎先生も大感激やったがやき。
特にマイワシのじゃこは、絶妙な塩加減の美味しさやって、「左」の宇賀さんも大絶賛する須崎の「宮進商店」さんのモノやっちゅうがよ。
また、高知じゃあニンニク葉を使うたニンニクヌタが一般的やき、ニラヌタは初めていただいたがやき。
ニラやち風味はニンニクヌタとそっくりで、後口の臭みが少ないばあ、コッチの方が県外客や女性向きかもしれんがよ。
このヌタが、ヒラマサの脂の旨みと絶妙にマッチし、まっことタマランばあ美味しゅうて、「船中・生」と交互にやりゃあ、マジで止まらんなりそうやったがやき。
続いては、松田さんがお土産にプレゼントしちょった手剥き文旦が、宇賀さんから「ほい、お返し」っちゅうて、「文旦とイチゴの黒酢がけ」となって現れたがよ。
これまた意外な組み合わせやけんど、旨いこと旨いこと!
しかも一見デザートやに、酒の肴にもなり得る味わいやき、こりゃなかなかの存在ながやき。
さらに、今が旬の山菜の女王「コシアブラの天婦羅」が登場!
これまた独特の風味と苦味が絶妙で、「船中・生」がバッチリやったもんやき、またまたガンガン飲んでしもうたがよ。
ナント!〆のご飯も、「しば漬けとコシアブラご飯」やって、これまた「くぅぅぅぅ〜〜〜〜っ!!」っちゅうて思わず声が出てしまうばあ、こぢゃんと美味しかったがやき。
宇賀さん、いっつもいっつも、目からウロコが落ちるばあ感動のお料理の数々を、まっことありがとうございましたぜよ!
ちなみに2次会は「バッフォーネ」さんに行ったがやけんど、こちらでも「コシアブラのパスタ」をいただいたがよ。
まっこと、幻の山菜とも言われるコシアブラを、1日の間にこれっぱあ大量に摂取するらあてこたぁ、もう二度とないかもしれんのう・・・!
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司牡丹酒造株式会社