「不可能なことがハッキリせん限り、どんなことやち可能ながよ。ほんで不可能やとハッキリしちゅう場合も、現段階で不可能であるに過ぎんがやき。」(パール・バック)
アメリカ人女性として初のノーベル文学賞を受賞した女流作家、パール・バックさんの言の葉ながよ。
女性ながら、何ちゅう力強い言の葉やろうか!
パール・バックさんは、何をやるときやちまず、それが不可能なことがハッキリしちゅうかどうかを確かめ、ハッキリしてないがやったら、そりゃあどんなことやち実現可能やっちゅうて断言するがやき。
ワシらあは、それが不可能なことがハッキリしちゅうかどうかを確かめもせんと、難しそうやったらすんぐに諦めてしまいがちやけんど、不可能なことがハッキリしてないがやったら諦めちゃあイカンっちゅうことながよ。
さらにパール・バックさんは、それが不可能やとハッキリしちゅう場合やち、そりゃあ現段階で不可能であるに過ぎんと喝破するがやき。
つまり、不可能やとハッキリしちょったち、そりゃあ「現段階で不可能」っちゅう前提条件付きながやき、もしかしたら数年後、あるいは数ヶ月後、あるいは数日後に、その前提条件が変わって実現可能になるかもしれんっちゅうことながよ。
不可能やとハッキリしちゃあせん限り、どんなことやち実現可能やし、それがハッキリしちょったとしたち、もしかしたらその前提条件が数日後に変わって不可能やないなるかもしれんちゅうことやき、つまりはどっちにしたち「決して諦めちゃあイカン」っちゅうことながぜよ。