4月12日(木)は、東京に飛んで、まずは13時ばあに銀座で、ウチの小田関東統括部長と待ち合わいて、昼食を食べもってちくと打ち合わせしたがやき。
小田部長は、ちくと入院して1ヶ月ばあ休んじょったき、最近やっと様子を見もってボチボチ復帰しゆうがよ。
小田部長、今後はあんまりムリせんと、体調と相談しもって、末永う何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ!
その後は、小田部長と分かれ、ワシゃあ15時ばあに「酒蔵レストラン 宝」(http://r.gnavi.co.jp/g107805/)にうかごうたがやき。
こちらにて、「週刊ホテルレストラン」別冊の「酒のSP」(酒のセールスプロモーション)っちゅう専門誌の取材やったがよ。
株式会社オータパブリケイションズ(http://www.ohtapub.co.jp/)の「週刊ホテルレストラン」編集・企画プロデューサーの長嶋さんと編集部の木下さんがいらっしゃり、取材開始ながやき。
昨年8月発行の「酒のSP」じゃあ、「宝」の系列店の「夢酒みずき」が掲載されちょって、来月発売予定の本年度の「酒のSP」じゃあ、見開き2ページで「酒蔵レストラン 宝」を取り上げてくださるっちゅうことで、「宝」のオーナー蔵元9蔵を代表して、ボッチリ東京出張やったワシが招かれたっちゅうわけながよ。
「宝」の木村店長(兼料理長)と敷波副店長とワシの、3人を中心に取材を受けたがやき。
「宝」のオープンの時の話や、焼酎ブームの頃のシンドかった時期の話、近年「酒蔵レストラン」と銘打つようになってからの話、過去最高売上となって9蔵の日本酒も絶好調となっちゅう最近の話まで、3人からいろいろお話さいてもうたがよ。
結局絶好調の理由は、「蔵元に最も近い店」として、9蔵元の定番酒や季節酒をしっかりと扱い、その9蔵元の地元ならではの旬の食材を使うた、間違いのう美味しいお料理をお酒と共にシッカリと提案し、固定客やファン客の心をガッチリつかまえ、スタッフ全員が一丸となって明るう対応しゆうっちゅうことながやき。
その後は、9蔵のお猪口で9蔵のお酒が1杯ずつ楽しめる「9蔵セット」の撮影らあも行い、最後に「宝」のスタッフの皆さんと集合写真を撮って、2時間に渡る取材は無事終了したがよ。
株式会社オータパブリケイションズの長嶋さ、木下さん、何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ!
ほんでその晩は、某方と銀座の「六雁(むつかり)」(http://www.mutsukari.com/)さんにて飲んだがやき。
「船中八策・しぼりたて生原酒」を用意してくださっちょったき、当然このお酒で乾杯してスタートながよ。
相変わらず絶品の「六雁」さんのお料理は、今回は「シェフのおすすめコース」で、以下の通りやったがやき。
●前菜:掛け軸盛り 朝摘み野菜のお浸し 五島の蛸 鯛の子 天豆 百合根
オリジナルの皿で、お料理を一幅の掛け軸に見立てちょって、まっことホレボレするばあ美しいがよ。
蛸のコリッと食感と旨みと、鯛の子のフンワリやわらかい生命力あふれる旨みがまっこと美味しゅうて、いきなりお酒が進むこと、進むこと!
●前菜:帆立のフライ 吉田牧場のカチョカバッロ
お次の前菜は、フライの中に見事に帆立の旨みを凝縮しちょって、さらに粉チーズの旨みが絶妙で、これまたお酒が進んでしまうがやき。
●一口の寿司:水茄子
続いては、水茄子の寿司を自分で海苔を巻いていただくがやけんど、サッパリ爽やかで口直しにゃあピッタリやったがよ。
●煮物椀:油目のお椀 胡麻豆腐 筍 隠元豆 木の芽
お次はホッと一息つけて思わず和んでしまう椀物ながやき。
油目の旨みと胡麻豆腐の風味、さらに筍の鮮度感と木の芽の風味が見事なバランスで全身に沁みわたり、心の底から癒されるがよ。
●お造り:鮃 あおり烏賊 海ぶどう ちり酢
続いてのお造りは、鮮度抜群プリップリの鮃と烏賊、海ぶどうで、「船中しぼりたて」と合わせりゃあ、この酒が素材の良さを下から押し上げるように引き立て、旨いこと旨いこと!
思わずお酒をオカワリしてしもうたがやき。
●焼き物:初鰹 藁焼き 香味野菜 辛子 醤油エスプーマ
お次は今が旬の初鰹を、何と店内で藁焼きして氷で〆めんと、温かいまんま切り分けたもんながよ。
これをムース状にした醤油と辛子でいただくがやけんど、土佐風の鰹のタタキたぁまた違う味わいで、これまた絶品!
「船中しぼりたて」との相性の良さは、そりゃもう言うことなしの「最強タッグ」ながやき!
●酸味と香り:季節野菜の煮こごり
続いては、これまた芸術作品のように美しい、煮こごりながよ。
旬の野菜の生命力あふれる旨みが美味しゅうて、お酒ともバッチリやったがやき。
●肉料理:黒毛和牛ローストビーフ アスパラガス フルーツトマト
お次はメインの肉料理。
黒毛和牛の旨みを見事に閉じ込めたローストビーフは、決してしつこうない爽やかさがあり、日本酒にもバッチリ!
付け合わせのアスパラガスもフルーツトマトも絶品で、またまた「船中しぼりたて」がガンガン進んでしもうたがよ。
●お食事:筍ご飯 味噌汁 香の物
続いてのお食事は、筍ご飯と味噌汁と香の物で、涙が出そうなばあ日本人の魂に響く美味しさやったがやき。
お茶もいただき、ホッコリ和んでしもうたがよ。
●デザート:レモンソルベ チョコ玉
〆のデザートは、レモンソルベとチョコ玉ながやき。
酸味が強烈に爽やかなソルベ、一方和菓子の餡をチョコでコーティングした優しい甘さのチョコ玉、どちらもまっこと美味しかったがよ。
●内服楽:らくがん
帰り際にゃあ、「内服薬」ならぬ「内服楽」のお土産をいただいたがやけんど、「『こころ』と『カラダ』を癒します」っちゅうフレーズが、まっこと心憎い演出やと感動したがやき。
いやあまっこと、久々の「六雁」さんやったけんど、相変わらず絶品の美味しさと美しい演出で、あふれんばかりの幸せ感を堪能さいていただきました!
ありがとうございましたぜよ!
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社