2016年05月03日

幸せの言の葉〈1001〉

「もしおまさんとワシがリンゴを交換したら、持っちゅうリンゴはやはり、ひとつずつながよ。けんど、もしおまさんとワシがアイデアを交換したら、持っちゅうアイデアは2つずつになるがぜよ。」(ジョージ・バーナード・ショー)


イギリス近代演劇の確立者として知られちゅう、アイルランド出身の劇作家で音楽評論家でありノーベル文学賞も受賞されちゅう、ジョージ・バーナード・ショーさんの言の葉ながやき。


リンゴは交換したち増えるこたぁないし、与えたら無いなるがは当たり前過ぎるばあ当たり前のことながよ。


自分が1個持っちょって相手が0個のリンゴを相手に与えたら、自分が0個で相手が1個になるばあのことで、自分が1個相手が1個持っちゅうリンゴを交換したら、自分も1個相手も1個で総数は変わるこたぁないがやき。


けんどリンゴやのうてアイデアは、自分が1つ持っちょって相手が0のもんを相手に与えたら、自分が1つで相手が1つになって総数は1つ増え、自分が1つ相手が1つ持っちゅうアイデアを交換したら、自分は2つ相手も2つで総数は2つ増えるっちゅうことながよ。


アイデアっちゅうんは、現実世界に表現する場合、人によって表現の仕方らあが様々に異なるき、誰かに与えたち自分のアイデアがのうなるこたぁないし、誰かと交換すりゃあお互いに1つずつ増えることになるがやき。


つまり、アイデアは与えりゃあ1つ増え、交換すりゃあ2つ増えるもんやき、自分1人で隠し持っちょったりせんと、ドンドン与えろう、ドンドン交換しょうっちゅうことながよ。


みんなあがそうすりゃあ、アイデアは無限に増え続け、この世界はドンドン素晴らしいもんになっていくっちゅうことながぜよ。


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