2016年05月05日

幸せの言の葉〈1003〉

「コーチするとき、相手がやる気にならんことは強制せんがやき。なんでか言うたら、ワシが彼を変えるこたぁできんきながよ。人が何かをするがは、自分の得になると考え、自発的に取り組むときだけながぜよ。」(マーシャル・ゴールドスミス)


GEのジャック・ウェルチさんをはじめ、世界の大企業の経営者らあを数多くコーチングしたことで知られちゅう、アメリカのエグゼクティブ・コーチングの第一人者、マーシャル・ゴールドスミスさんの言の葉ながやき。


ワシらあはスッと、人を理屈で説得したりして、変わってくれることを期待したりするけんど、かのエグゼクティブ・コーチングの第一人者ゴールドスミスさんは、「ワシが彼を変えるこたぁできん」と断言しちゅうがよ。


つまり、他人からの説得や理屈じゃあ人は変わらん、やる気にゃあならんっちゅうことながやき。


人がもし変わることがあるとすりゃあ、そりゃあ自ら自発的に取り組んだときだっけやっちゅうことながよ。


ワシらあができるこたぁ、その人が自発的に取り組みとうなるように仕向けちゃることだっけながやき。


ほいたら、どういたらその人が自発的に取り組みとうなるかっちゅうたら、理屈や説得やのうて、感情に訴えにゃあイカンがよ。


感情に訴えることにより、自分で気づきを得て、こりゃあ自発的に取り組みたいと心底思うたとき、人ははじめて変わるっちゅうことながぜよ。


この記事へのトラックバックURL