2016年05月18日

東京・オトゴチ団員の集い〈第14回〉ぜよ!

 5月15日(日)は、東京国際フォーラムの「酒蔵レストラン 宝」(http://r.gnavi.co.jp/g107805/)にて、「東京・オトゴチ団員の集い」〈第14回〉やったがぜよ。
18(1)宝


 「オトゴチ」っちゅうんは、司牡丹発行の無料の情報紙「土佐発・オトナノ御馳走」(隔月刊)の略称ながよ。


 この情報紙の読者は、皆さん「オトゴチ団員」っちゅうことで、ありがたいことに全国に5000人ばあおられるがやき。


 ほんで、東京(とその近郊)の団員さんは特に多いき、年に1回この時期に東京にて、団員さんの集いを開催しゆうっちゅうわけながよ。


 ちなみにこの無料情報紙「オトゴチ」をご希望の方は、下記をご覧くださいや。


http://www.tsukasabotan.co.jp/jouhou/magazine_j.html


 さて、開宴時間の30分前の17時半ばあから、ぼちぼち団員の皆さんやご同伴の皆さんが集まり始め、今回はナント過去最高、満席ビチビチの127名もの皆さんにお集まりいただいたがやき。
(2)受付行列


 「宝」の全フロアと別室や個室も全て含めての丸ごと貸し切りっちゅうんは、この会がスタートして一昨年が初めてやったがやけんど、これで3年連続丸ごと貸し切りっちゅうことで、まっことありがたいことながぜよ。


 けんど、だいたい皆さん開会時間直前にいらっしゃるもんやき、受付前にズラリ行列ができてしもうたがよ。


 「酒蔵レストラン」の前に大行列ができちゅうことに、通りを行く人らあはビックリして振り向かれよったがやき。


 皆さん、お待たせしてしもうて、まっこと申し訳ございませんでした!


 さて18時ちくと過ぎにゃあ開会。


 まずはオトゴチ団長のワシのご挨拶で、なにしろ過去最高人数の会となったき、さすがにグラスや取り皿が少ないことや、行き届かん点も多々あるかもしれんけんど、ご容赦くださいやっちゅうて、お願いもさいてもうたがよ。
(3)宴席スタート


 続いて、今回は司牡丹から営業の佐野クンがお手伝いに来てくれちゅうきご紹介さいてもうて、その後は乾杯酒の「司牡丹・夏純吟」(純米吟醸酒)の説明らあをちくとさいてもうて、そのお酒のラベルデザインが花火柄なもんやき、ケイティ・ペリーの「ファイアーワーク」(花火)の曲で入場ながやき!


 ほんで、このお酒をみんなあがグラスに注ぎ終えたがを見計ろうて、ワシの発声にてみんなあで声高らかに乾杯したがよ。











★乾杯酒:「司牡丹・夏純吟」(純米吟醸酒)〈発売前の早出し商品!〉
18(4)司牡丹・夏純吟


 華やかな香りと微々微々発泡のほのかな炭酸が鮮烈で、かつ口中で甘みが膨らみ、かつ後口のキレが爽やかで、まっこと夏らしい美味しさながやき。


 アチコチから、「美味し〜い!」っちゅう感嘆の声が聞こえてきたがよ。


















★「司牡丹・生鮮酒〈夏〉零下貯蔵生酒」(純米生酒)
(5)生鮮酒〈夏〉零下生酒
●皿鉢:マイゴの潮煮 トンゴロウイワシの唐揚げ ニロギの南蛮漬け 湯葉揚げ 四方竹の土佐和え 熊本辛子蓮根 「司牡丹・食べる酒粕」

(6)皿鉢と食べる酒粕




















 続いては、既に前菜の皿鉢盛りが出されちょったもんやき、すぐに次のお酒の登場ながやき。


 次のお酒は夏の「生鮮酒」っちゅうことで、フレッシュピチピチなお酒やき、ワシがフレッシュピチピチやった学生時代の青春ソング、ボーイズ・タウン・ギャングの「Can't take my eyes off you」(君の瞳に恋してる)での入場ながよ。


 このお酒のフレッシュピチピチで軽快でなめらかな旨みが、「皿鉢」の各珍味類の美味しさをバッチリ引き立ててくれるがやき。


 皆さんも、その組み合わせの妙に満面笑顔となって、箸も杯も止まらんなって一気に大盛り上がりながよ。


 特に「トンゴロウイワシ」と「食べる酒粕」が、「こりゃ旨い!」と大絶賛やったがやき。


 そっから後は、ワシと佐野クンとで、早速アチコチ回らいてもうて、どこに行ったち大盛り上がりとなったがよ。
(7)宴席風景(8)宴席風景2


















18(9)宴席風景3(10)宴席風景4

























★「船中八策・槽搾り黒」(超辛口・槽搾り純米酒)
(11)「船中・黒」
●造り:一本釣り日戻りワラ焼き生・初ガツオの塩タタキと永田農法「足摺レッド」(赤玉葱)のスライス

18(12)鰹の塩タタキ

















 さあいよいよ皆さん心待ちの、「初鰹の塩タタキ」+「足摺レッド」と「船中八策・槽搾り黒」が、「龍馬伝」のBGMとともに登場ながやき!


 獲れたての初鰹の塩タタキの鮮度抜群の旨み、「足摺レッド」の甘み、さらにそこに「船中八策・黒」のバランスのえい膨らみと輪郭のハッキリとしたキレが加わりゃあ、その美味しさはもはや天下無敵の最強タッグ!


 どこのテーブルも、アッちゅう間に鰹のタタキの皿はカラになり、「船中八策・黒」の瓶もカラになっていったがよ。


 ほんで、あちこちから「やっぱり美味しい!」「最高っ!」っちゅう大絶賛の声が聴こえてきたがやき。


★特別出品:「司牡丹・櫻朶(さくらだ)」(超辛口・純米酒)&「司牡丹・櫻朶(さくらだ)」(純米吟醸酒)
(13)櫻朶

 ここで、ちくと特別出品のお酒2種類が2本ずつ登場ながよ。


 実はワシゃあ学習院大学の出身で、この度学習院のお酒が2種類出されることになり、この会場にも学習院関係者の方々がたくさんお越しいただいちゅうっちゅうことで、チビッと出さいていただくことになったがやき。


 他にもお酒は足るばああるき、まさかたぁ思うたけんど、「飲みたい方はグラスを持ってきてください」っちゅうてワシが伝えた瞬間に行列ができ、アッちゅう間に4本がカラになってしもうたがよ。







★「司牡丹・一蕾(ひとつぼみ)」(純米吟醸酒)

●温菜:長太郎貝真丈 長太郎貝のスープ仕立て

(14)「一蕾」と温菜

 続いてのお酒は「一蕾」やき、アクア・タイムズの「つぼみ」っちゅう曲での入場ながやき。


 このお酒の、心の中で蕾が花開くような華やかな風味に、皆さん一気に満面笑顔になったがよ。


 ほんで、このお料理の長太郎貝の旨みを、まっこと下から支えて押し上げるように、このお酒が美味しさを倍増さいてくれるがやき。









★「司牡丹・仁淀ブルー」(純米酒)
18(15)仁淀ブルー
●冷菜:ファーム・ベジコの日本一の胡瓜と高知野菜のサラダ 新生姜ドレッシング

(16)高知野菜サラダ

















 お次のお酒は、日本一の清流・仁淀川の写真をジャケットに使うた、スピッツの「さらさら」での入場ながよ。


 このお酒の柑橘類を想わせる爽やかな酸味と旨み、後口の清々しいキレが、新生姜ドレッシングのかかった、ファーム・ベジコ(http://vegeco.jp/)の長崎さんから送ってもうた日本一に輝いたキュウリ(「2013年5月16日」のブログ参照)を含む高知野菜のサラダの美味しさとバッチリ寄り添うて、旨いこと、旨いこと!


 さて、続いてはいよいよ、お待たせしましたの「大吟醸斗瓶囲い」が登場ながやき!


 ワシの詳しい解説の後、荘厳な雅楽の調べとともに、スタッフ2人に抱えられた「斗瓶囲い」がシズシズと入場し会場を練り歩きゃあ、皆さん狂喜乱舞して写メを撮りまくりとなったがよ。


 全てのお席、全てのお部屋を回ったがやけんど、どこでもまるで人気アイドルのサイン会かと思うばあの、歓声とシャッター音で盛り上がりまくりやったがやき。


★特別出品:「司牡丹・大吟醸斗瓶囲い」(大吟醸原酒・本年度全国新酒鑑評会出品酒)〈非売品〉
(17)斗瓶運ぶ
●逸品:高知森国シラスの焼き蒲鉾
(20)焼き蒲鉾
























(18)斗瓶写真撮影(19)斗瓶注ぎ分け


 その後、この「大吟醸」は、カラフェらあに注ぎ分けられ、皆さんのテーブルに配らいてもうたがよ。


 その酒を口に含みゃあ、その芸術的な高貴な香りと比類無きまろやかさで豊かに膨らむ味わい、見事なバランスの良さに、アチコチから感動のため息が漏れよったがやき。


 ちなみにこの司牡丹の大吟醸・斗瓶囲いのお酒は、本日(平成28年5月18日)発表の本年度(平成27酒造年度)全国新酒鑑評会にて、見事に最高位金賞を受賞したがぜよ!


 こん時も皆さん口々に、「こりゃ金賞間違いなし!」っちゅいて大絶賛していただいたがやけんど、まっこと皆さんの応援のお陰です!ありがとうございました!


 シラスの焼き蒲鉾と合わせていただきゃあ、元々旨いもんが、さらにワンランク美味しさがアップしたかのように感じたがよ。


 さて続いては、龍馬さんのこよなく愛したシャモ鍋が登場!


 127名分の鍋なもんやき、こりゃなかなか大変ながやき。


★「司牡丹・永田農法・純米酒」(純米酒)〈常温〉

●龍馬の愛したシャモ鍋

(21)シャモ鍋(22)煮えたシャモ鍋

















(23)永田農法純米酒とシャモ鍋

 ぼちぼち鍋も煮えた頃、酒造りの「米洗い唄」のBGMで「永田農法・純米酒」が登場ながよ。


 こりゃ酒飲みにゃあタマラン組み合わせで、このお酒の生命力あふれる旨みと爽やかな後口が、シャモ鍋の美味しさををグンと引き出し、倍増さいてくれるがやき。


 交互にやりゃあ、まっこと箸も杯も止まらんなるがよ。


 これぞ口福の極み!




 皆さん満面、全身笑顔になって、会場全体がさらにこぢゃんとえい雰囲気に包まれ、大盛り上がりになったがぜよ!
18(24)宴席風景5



















●食事:四万十川青ノリ雑炊
(25)雑炊材料(26)雑炊




















 お食事は、シャモ鍋の残り汁にご飯と卵、四万十川の青ノリを加えた雑炊ながやき。


 フタを開けた瞬間に立ち上がる、芳ばしい青ノリの風味に、皆さん大感激やったがよ。


★デザート酒:「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)
(27)山柚子搾り
●甘味:柚子シャーベット



 締め括りにゃあ、ミニー・リパートンの名曲「ラヴィン・ユー」のBGMにて、柚子リキュールと柚子シャーベットの登場ながやき。


 その爽やかな香りと酸味と甘みは、まっこと大人の組み合わせのデザートながよ。


 とにかく皆さん和気あいあいと美味しゅう楽しんでいただけたようで、例年以上にこぢゃんとえい感じに盛り上がった会になったがやき。


 ワシも佐野君も、アチコチのお席を回らいてもうて、ニコニコ全身笑顔の皆さんと、美味しいお酒を酌み交わしたり、いろんな話題で盛り上がったりで、こぢゃんと楽しまいてもうたがよ。


 まっこと皆さん、こぢゃんと楽しそうで幸せそうで、心ゆくまでエンジョイされ、最後まで大盛り上がりやったがやき。


 そんなこんなで、気がつきゃあスタートから約3時間半近うが経過しちょって、21時半ばあにゃあワシの三本〆でお開きとさいてもうたがよ。


 今年も、満面笑顔でちくとフラフラしもって帰路につかれる皆さんのお顔が、例年以上にこぢゃんと輝いちょったがやき。


 とにもかくにも、ご参加いただきました団員の皆さん、ご同伴の皆さん、まっことありがとうございました!


 そして、「宝」のスタッフの皆さん、お疲れ様でした!ありがとうございましたぜよ!


 ほいたら、ご参加者の皆さんからいただきましたアンケートの中から、いっつも以上にあふれまくりの悦びの声のほんの一部を、以下にご紹介さいてもうて、今回のブログを締めさいてもらいましょうかのう。


●最後のデザートまで気を抜かない料理とお酒で、美味しかったです。


●司牡丹さんの実力をイヤというほど自覚しました。


●これ以上の幸せがあろうか!


●エクセレント!


●お酒がすごく出てきて、お料理とのマリアージュが素敵で、ヘブンな気分でした!


●フマンがあるやつは、ブッとばす!


●お客様が素晴らしい!お酒を愛しているのでしょうね。


●数多くのお酒と料理を合わせることができ、とても楽しめました!!


●高知のおもてなしの心を感じた。社長エライ!


●こんな幸せな会はありません!


●ウォーッ!おいしかったー!!1年に1度なんてイヤだー!もっとやってー!!
















土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社

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