2016年06月21日

「土佐史談会」創立100年記念祝賀会ぜよ!

 6月17日(金)は、18時から城西館さんにて、「土佐史談会」創立100年記念祝賀会が開催されたがやき。


 土佐史談会は、明治45年に、数人が集まり土佐の歴史を語り合うようになったががきっかけとなり、大正6年6月16日の第13回例会で、中條直正さん、武市佐市郎さんらあの手により、会員組織として正式に発会したっちゅうことで、本年6月をもって記念すべき創立100年の節目を迎えることになったっちゅうがよ。


 ちなみに、戦前の会員は優に1000人を超え、歴史、地理、文化、民俗らあの学術研究団体として全国的に高い評価を得るまでに発展したっちゅうがやき。


 戦時中は一時中断を余儀なくされたもんの、昭和27年に再興し、機関誌「土佐史談」の発行も、大正6年の創刊以来261号を数えるに至り、この間に掲載された論文は3800編を超えちょって、考古から近現代まで、土佐の歴史研究に豊饒な実りをもたらしちゅうがよ。


 また、佐川出身の維新の志士で、明治政府の宮内大臣となられた田中光顕伯爵は、司牡丹の命名者でもあるがやけんど、大正14年に「土佐史談会」に入会されちゅうし、高知県出身の初の総理大臣で、司牡丹を愛飲されよった浜口雄幸首相も、昭和2年に入会されちゅうがやき。


 そんな因縁もあり、また何ちゅうたち全国的にも類を見んばあの歴史を誇る100年記念やっちゅうことで、ワシも出席さいてもうたがよ。


 100人ばあのご参加者の皆さんが集まられ、18時にゃあ開会ながやき。
21(1)開会

 まずは主催者を代表して、宅間一之土佐史談会会長さんから、ご挨拶があったがよ。
(2)宅間会長ご挨拶
















 続いてはご来賓の、尾崎高知県知事さんのお祝辞ながやき。
(3)尾崎知事お祝辞

 来年からスタートする「志国高知 幕末維新博」にからめて、高知県にとっていかに歴史が大事な資源か、ほんで「土佐史談会」の存在がいかに大きいかっちゅうお話らあをされたがよ。















 お次は、宮田高知新聞社社長さん、そん次は吉岡高知市副市長さんから、お祝辞があったがやき。
(4)宮田社長お祝辞(5)吉岡副市長お祝辞

















 続いては、林霊山さん(水心流剣詩舞道弘道館総本部長)による、おめでたい祝舞のご披露があったがよ。
(6)祝舞(7)祝舞2

















 その後は祝電のご披露があり、お次は鏡開きながやき。


 司牡丹、土佐鶴、桂月の3社から、樽を寄贈いただいたっちゅう発表があり、会場から拍手が沸き上がったがよ。


 ほんで、司牡丹の樽をセンターに、土佐鶴、桂月の3丁の樽が壇上に並べられ、16名の方々が壇上に招かれて、威勢よう鏡を開いたがやき。
(8)鏡開き

















 引き続き乾杯で、壇上の方々にゃあそれぞれの樽の枡酒が配られ、会場のみんなあにゃあ(残念ながら)ビールが配られ、会員でもある久保県議会議員さんのご発声にて乾杯し、宴席がスタートしたがよ。
(9)乾杯ご発声21(10)乾杯
















 ホテルのスタッフの方に、急いで燗酒を出してほしい旨を伝え、「金凰司牡丹」(本醸造酒)の燗酒が登場。
(11)金凰司牡丹

 周りの方々と杯を酌み交わし酌み交わし、美味しいお料理をいただいたがやき。
(12)刺身盛り
















 途中にて、「高知城を国宝にする県民の集い」発起人の方々によるアピールタイムや、再び林霊山さんによる舞いのご披露らあがあり、盛り上がったがよ。
(13)「高知城を国宝にする県民の集い」発起人アピール(14)林霊山さんの舞
















 3蔵の鏡開き樽は会場の脇に設置され、掬うて飲みに来られる方もおられたがやき。
(15)樽3丁

 さあ、そっから後は、「金凰司牡丹」のお銚子と杯を持って、出陣ながよ!

 アチコチ回りもって、杯が飛び交う「献杯・返杯合戦」のスタートながやき。














 宅間会長さん、宮田高知新聞社社長さん、久保県議会議員さん、鍋島さん(土佐史談会関東支部理事)、谷さん(土佐史談会副会長)、松岡さん(土佐史談会副会長)・・・etc.・・・らあと司牡丹を酌み交わし、いろいろお話さいていただき、盛り上がったがよ。
21(16)宴席風景21(17)宴席風景2

















21(18)宴席風景3


 以前「高新文化教室」にて、「土佐酒道入門」っちゅう日本酒講座をワシが主宰しよった際に、何度も受講していただいた長尾さんにも、久々にお会いでき嬉しかったがやき。


 長尾さんは今、土佐観光ガイドボランティア協会の会員をされゆうっちゅうことやったがよ。


 来年からスタートする「志国高知 幕末維新博」、大変やろうけんど、頑張ってくださいや!


 とにもかくにも、土佐史談会創立100年、まっことおめでとうございますぜよ!











土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社

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