2016年07月04日

東京商工会議所港支部「司牡丹試飲・交流会」ぜよ!

 6月30日(木)は、土佐料理「祢保希(ねぼけ)・赤坂店」さんにて、東京商工会議所・港支部商業文科会主催の「日本酒試飲・交流会」〈司牡丹〉が開催されたがやき。
4(1)祢保希・赤坂店



 同会議所の同支部同文科会に属されちゅう、ウチのお取引先である株式会社善波さんからの依頼で、お引き受けさいていただいたがよ。


 まずはワシゃあ16時ばあに、会場である「祢保希・赤坂店」さんにうかごうて、お店のスタッフの方々や商工会議所事務局の方々らあと、ちくと準備やら打ち合わせらあをしたがやき。







 会場の壁面にゃあ土佐漆喰の立派な竜が躍動しよって、まっこといつ見たち壮観ながよ。
(2)土佐漆喰の竜

















 開会時間の17時にゃあ、37名のメンバーの方々がほぼ集まられ、吉田文科会長さんのご挨拶にて開会ながやき。
(3)会員の皆さん集まる(4)部会長さん開会ご挨拶

















4(5)会場風景

















 ほんで、事務局の方よりワシのご紹介があり、まずは約30分ばあのワシの講演で、「老舗日本酒蔵元『司牡丹』社長よもやま話」っちゅうタイトルやったがよ。
(6)竹村講演

 ワシからお話さいてもうたがは、まずは「なんで、高知県民はお酒好きながか?」っちゅうネタと、「日本の食と日本酒・旬の一覧表」を使うての「あなたは、おいしいものをマズくして食べている!?〜ツウも知らない!人生を10倍豊かにする日本の旬の食と日本酒活用法〜」っちゅうネタやったがやき。




















 ほんで、17時半ばあにゃあワシの講演は終了し、引き続き乾杯用のお酒「司牡丹・封印酒」が皆さんのグラスに注がれ、みんなあで声高らかに乾杯し、試飲会のスタートながよ。
4(7)乾杯

















★「司牡丹・封印酒」(純米吟醸酒)


●前菜(ふきのピリ辛煮浸し・鰹蒲鉾明太風味・白瓜雷干し黄身酢和え)

(8)封印酒と前菜

 まずは「封印酒」のフルーティな香りとやわらかな味わいに、アチコチから感嘆の声があがったがやき。


 ほんで三種の前菜との相性の良さに、アチコチから「こりゃ合う!」「お酒も料理も確かに美味しゅうなる!」っちゅう声が聞こえてきたがよ。










★「司牡丹・大吟醸・黒金屋」(金賞受賞・大吟醸原酒)


●吸物(枝豆すり流し)

(9)黒金屋とすり流し

 続いては、お酒の目玉、本年度全国新酒鑑評会最高位金賞受賞酒「黒金屋」の登場に、ドヨメキが起こったがやき。


 さらにそのお酒をワイングラスに注いで、口に運ばれた方々からは、「美味し〜い!」「華やか〜!」「これが日本酒?!」「旨いっ!!」っちゅう驚きの声が次々とあがったがよ。


 ほんで、「すり流し」と合わせりゃあ、その美味しさの格がグンと上がったように感じられ、皆さん大悦びやったがやき。









★「司牡丹・仁淀ブルー」(純米酒)


●焼物(天然・仁淀川の鮎の塩焼き)

(10)仁淀川の天然鮎(11)仁淀ブルーと鮎の塩焼き

















 お次は、「祢保希」さんの夏の名物、日本一の清流・仁淀川の天然鮎の塩焼きと、「司牡丹・仁淀ブルー」の組み合わせながよ。



 ワシの講演の中でも、鮎の塩焼きはハラワタの苦みが一番の美味しさで、そりゃあ日本酒以外に合わせるお酒はないっちゅう話をしちょったもんやき、皆さん大感激やったがやき。
4(13)宴席風景24(12)宴席風景

















 「仁淀ブルー」の艶やかでナチュラルな香りと、爽やかな柑橘類を彷彿とさせるほのかな酸をしのばせた淡麗辛口の味わいが、鮎の芳ばしい旨み、塩焼きの塩辛み、ハラワタのホロ苦み、タデ酢の酸味らあを、見事に融合さいて引き立ててくれるがよ。


 こりゃまっこと旨いこと、旨いこと!


 このあたりで、宴席も大盛り上がりとなったがやき。


★「船中八策・零下生酒」(超辛口・純米生酒)


●造り(鯛・目鯛)


●強肴(炭火焼き鰹のタタキ)

(14)船中・生とお造り(15)鰹のタタキ


















 続いては、お待たせしましたの旬の日本酒、「船中・生酒」とお造りと旬の初鰹のタタキの組み合わせながよ。

 このお酒の心地えいばあ軽快でなめらかな旨みと膨らみ、爽やかにスパッとキレる後口が、お造りと初鰹のタタキの素材そのものの美味しさを、出汁のように下から支えて押し上げるようにして、見事に引き立ててくれるがやき。


 こりゃまっこと、交互にやりゃあ、箸も杯も止まらんなるがぜよ!


★「かまわぬ」(山廃仕込純米酒)


●煮物(すくも豚の味噌煮)

(16)「かまわぬ」と豚味噌煮

 お次は、高知県唯一の山廃仕込み「かまわぬ」の常温と、すくも豚の味噌煮の組み合わせながよ。


 すくも豚の濃厚な旨みと味噌煮のしっかりしたコクが、「かまわぬ」の幅のあるコクと上品な酸味で、旨みが倍増したかと思うばあ、口中いっぱいに膨らんで、豊かにたなびいていくがやき。











 このあたりで皆さん立派な酔っぱらいになっちょって、アチコチ移動して盛り上がりまくりだいたがよ。
4(17)宴席風景3(18)はいチーズ!









 ワシもアチコチのお席を回らいてもうてお酒を注いだり酌み交わしたりして、盛り上がらいてもうたがやき。








●酢物(長芋と蛸のオクラとろろ)
(19)酢物

 続いての酢物は、特に合わせるお酒は用意してないき、これまでの中でお好きなお酒を合わせて楽しんでもうたがよ。


 ワシゃあ「仁淀ブルー」と合わせていただいたがやけんど、このお酒の柑橘類を想わせるほのかな酸味が、酢物の酸味と見事なマリアージュやったがやき。










●食事(鯛出汁そうめん)
(20)鯛出汁そうめん

 お次の食事は鯛出汁そうめんで、出汁がしっかり効いちょって、爽やかで旨いこと、旨いこと!


 このあたりで19時になったき、アンケートをご記入いただきもって、ご参加者の皆さんの自社紹介のアピールタイムながよ。


 実は東京商工会議所港支部商業文科会の皆さんが、これっぱあ大勢集まったがは珍しいらしゅうて、初対面の方々も多かったようながやき。








 全員の方々の自社紹介が終わった頃、皆さんガンガン席を立ちだいて、名刺交換タイムとなって盛り上がったがよ。
(21)自社紹介タイム4(22)宴席風景4
















(23)名刺交換風景
















★「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)


●甘味(直七ゼリー・小夏)

(24)山柚子搾りと甘味

 〆は、「山柚子搾り」とデザートの組み合わせながやき。


 「山柚子搾り」のこぢゃんと爽やかな柚子の芳香と酸味に、女性陣から「美味し〜い!」っちゅう歓喜の声があがったがよ。












 こうして、20時ばあにゃあ、東京商工会議所港支部の会長さんの中締めにて、「試飲・交流会」は無事お開きとなったがやき。
(25)会長さん中締め

 お帰りの際の皆さんの満面全身満開笑顔が、まっこと嬉しかったがよ。














 ちなみにその後は、同会場にて、役員と事務局の皆さんらあとの2次会があり、ちくと残っちょったお酒も、全て完飲となったがやき。
(26)2次会風景

 「祢保希」さん、東京商工会議所港支部の皆さん、そして善波さん、まっことお世話になりました!ありがとうございましたぜよ!


 ほいたら最後に、皆さんからいただいたアンケートの中から、悦びの声をいくつかご紹介さいてもうて、本日のブログを締めさいていただきます。


●和気あいあい楽しく過ごせました。


●日本酒はアルコールの中で最も美味いっ!


●社長のお話が大変楽しかったです。


●お酒も料理も最高です。


●竹村社長のトップセールスに感動しました。


●おいしいものをいただくために努力しています。こういう会は有難いです。


●大変楽しく、社長のお話は面白かった。


●日本酒と料理のコンビネーションを知りました。ありがとうございました。















土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社

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