7月6日(水)は、まずは13時半から高知県酒造組合にて、第13回「土佐酒アドバイザー」研修の第4回目の講習が開催されたがやき。
「土佐酒アドバイザー」たぁ、酒国土佐を誇る土佐酒の特性と、その商品知識の普及、きき酒能力の養成向上を図り、豊かな食生活と日本酒文化の振興に寄与することを目的に、高知県酒造組合が主催し認定しゆう資格ながよ。
第1回の研修会開講以来、360名の「土佐酒アドバイザー」が誕生し、郷土の豊かな食生活と土佐酒文化振興のために、各方面で活躍されゆうがやき。
ほんで、第13回「土佐酒アドバイザー」研修の期間は、平成28年6月15日〜8月24日の毎水曜日に延べ9回の開催(8月10日は休講)で、この日の第4日目の講習は、高知県酒造組合理事長であるワシが担当する、「土佐の酒文化と楽しみ方」っちゅうタイトルやったがよ。
18名の研修生の方々(若干の欠席者あり)の前で、まずはワシから自己紹介さいてもうたがやき。
ほんで講義の内容は、まずは「なんで、高知県民はお酒好きながか?」っちゅうお話で、かいつまんで言やあ、「食」が美味しい、「酒」が旨い、「人」が明るい、「宴」が楽しいき、そりゃお酒好きになるはずやろうっちゅうことながよ。
続いてはワシの十八番の、「あなたは、おいしいものをマズくして食べている!?〜ツウも知らない!人生を10倍豊かにする土佐人のための土佐酒活用法〜」のお話をさいてもうたがやき。
春にゃあ春の、夏にゃあ夏の、秋にゃあ秋の、冬にゃあ冬の、土佐の鮮度抜群の山川海の旬の食をいただきもって、それぞれの季節の旬の土佐酒をいただくっちゅう食生活のススメで、それこそが人生を10倍豊かにするっちゅう内容ながよ。
お次は、「土佐のお座敷遊び」についてで、代表的な「お座敷遊び」らあを、簡単にご紹介さいてもうたがやき。
「箸拳(はしけん)」「可杯(べくはい)」「菊の花」「トラ拳」「しばてん踊り」「三府拳(さんぷけん)」「三十拳(さんじゅうけん)」「ちょっきり拳」「軍師拳」「相場拳」「集合拳」「金毘羅船々(こんぴらふねふね)」の12種類ながよ。
こうして1時間ばあ、楽しゅうに、ワシの講習は拍手喝采で終了し、その後は1時間の「きき酒実習」ながやき。
今回は、「味の濃淡・甘辛の識別」についてで、こっから後は「高知県酒審会」の方々(「土佐鶴」の末永さんと「司牡丹」の玉木さん)にお任せしたがよ。
まずは簡単な解説を聞いていただき、「淡麗辛口」「淡麗甘口」「中味」「濃醇辛口」「濃醇甘口」の5タイプの日本酒のきき酒に、皆さん熱心に挑戦されよったがやき。
こうして15時半にゃあ「きき酒実習」も終了し、第13回「土佐酒アドバイザー」研修の第4日目は、無事お開きとなったがよ。
研修生の皆さん、まだ中盤やき、これからも9日目のラストまで、頑張ってくださいや!
さてその後は、ワシゃあ「ホテル日航高知 旭ロイヤル」さんにうかごうて、17時から「第9回・土佐酒蔵元・銘酒の宴」の第2回打ち合わせ会やったがやき。
「美丈夫」「安芸虎」「土佐しらぎく」「文佳人」「酔鯨」「亀泉」「司牡丹」「無手無冠」の8社と、鬼田酒店の片岡さん、ホテル担当者の大西さんらあが集まっての打ち合わせやったがよ。
まずは「第9回・土佐酒蔵元・銘酒の宴」のパンフレットが完成しちょって、配られたがやき。
詳細は、以下の通りながよ。
【第9回・土佐酒蔵元・銘酒の宴】
〈日時〉2016年9月23日(金)18時開場 18時半開宴
〈場所〉ホテル日航高知 旭ロイヤル 3階ゴールデンパシフィック
〈会費〉お1人様7000円(税込)
〈内容〉全国的にも人気の高い、「美丈夫」「安芸虎」「土佐しらぎく」「文佳人」「酔鯨」「亀泉」「司牡丹」「無手無冠」の土佐酒蔵元8社の秘蔵酒や、この時期しか飲めん季節限定品や、どこにも売ってない特製の「スパークリングリキュール」等々が、タップリご堪能いただけます!
〈アトラクション〉
●高知交響楽団のジャズ演奏
●大杯飲み干し:内村ユイ(2015年大杯飲み干し大会女性の部チャンピオン)
●その他、お楽しみ抽選会や土佐のお酒遊びなど、盛りだくさん!
〈チケット販売〉
8蔵元、鬼田酒店、ホテル日航高知・旭ロイヤル(TEL:088-885-5111)にて好評販売中!
限定450枚のチケットが毎年スッと売り切れる大人気のイベントやき、ご参加ご希望の方はお早めのチケット予約を、お願いしますぜよ(司牡丹でも販売中!)!
ほんで、アトラクションについての確認で、ジャズ演奏の高知交響楽団について、大杯飲みの参加人数について(5名まで)や、「菊の花」イベント用にゃあ各社300mlを3本、抽選会用にゃあ各社720mlを6本・・・等々が報告、決定したがやき。
続いては、当日の役割分担について、資材等の準備について、チケットの販売について、出品酒リストについてらあが報告、検討されたがよ。
こうして第2回打ち合わせ会は1時間半ばあで終了し、その後はみんなあで「試食会」ながやき。
「銘酒の宴」に出される予定のお料理らあをみんなあでいただき、飲みもって意見交換するっちゅう会ながよ。
以下のお料理が、次々と出されたがやき。
「沖ウルメ・メヒカリ・イカ・マンダイ味醂干し・干物盛り合わせ」、「柚子味噌茄子田楽」、「鰹・イサキ・ウツボのタタキ盛り合わせ」、「スモークサーモンのフルーツトマト乗せ」、「合鴨の燻製ニース風サラダ」、「カレイのロースト・ガーリックバター」、「チキンのディアブル風」、「塩むすび」
ほんで、各社が持ち込みさいてもうたお酒を注ぎ合うて乾杯し、試食会のスタートながよ。
ちなみにウチは、「船中八策」(超辛口・純米酒)を持ち込みさいてもうたがやき。
さあ、そっから後は、飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて・・・怖いことタダの宴会になりよったがよ。
一応皆さんから、「塩むすびが大き過ぎ。一口サイズでえい。」とか、「茄子田楽も大き過ぎやき切ってほしい。」とか、「合鴨とかスモークサーモンが野菜の下に隠れて見えんき、タダのサラダに見えてしまう。」とか、いろいろ意見は出されたがやき。
けんど、その後の宴席はお酒も入り、タダの宴会となったがは、まあ流れとしちゃあ当然ながよ。
〆にゃあ「蕎麦」もいただき、20時過ぎにゃあ「試食会」も無事お開きとなったがぜよ。
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社