7月8日(金)は、新宿の京王プラザホテルにて、まずは13時から第29回JPSI株主総会(2015年度)やったがぜよ。
ちなみにJPSIたぁ、Japan Prestige Sake International,Inc.の略称ながよ。
29年前から、日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)の地酒蔵元を中心に、アメリカに地酒を輸出して広げろうっちゅうことで設立された、ワシらあが株主のアメリカの会社ながやき。
日本名門酒会を主宰する(株)岡永さんと、地酒蔵元14社らあが出資しちょって、その株主であるメンバーらあが集まって、株主総会を開催したっちゅう訳ながよ。
まずは、取締役の横田さんの司会で開会し、(株)岡永の社長でもある、JPSIの飯田社長さんから開会のご挨拶ながやき。
続いて、出席株主および株式数報告、資料の確認らあがあって、飯田社長さんが議長に選出され、議案の審議に入ったがよ。
第1号議案は「2015年度決算の概要報告」。
第2号議案は「2016年度計画の概要説明」。
両議案共に、JPSI近藤LA支店長さんから詳しい報告と説明があったがやき。
ちなみに2015年度における売上高は、前年度比107%で、2016年度計画は売上高105%の目標ながよ。
スムーズな報告と審議があって、2つの議案とも無事可決されたがやき。
その後は、その他報告事項として、JPSI山崎副社長さんから報告があったがよ。
LAとNYの社員体制らあについての報告があり、山崎さんがNYにて名門酒販売に携わり20年にもなるき、ぼちぼち銘柄によっちゃあリニュアルも必要やっちゅうお話があったがやき。
また、情報発信としてのウェブサイトの立ち上げも検討中やっちゅうことやったがよ。
こうして14時前にゃあ飯田社長さんの閉会のご挨拶にて、第29回JPSI株主総会は無事終了。
その後は14時半から、同会場にて部屋を変えて、「平成28年度日本名門酒会輸出促進メーカー協議会通常総会」(略称JPSEC)やったがやき。
メンバー蔵元39社中25社と、(株)岡永さんとJPSIの方々含め、42名での開催やったがよ。
まず事務局の高津さんの司会で開会し、JPSEC理事長の飯田社長さんから開会の辞。
続いては、議事録署名人の選任があり、役員改選についての報告があったがやき。
本来やったらこの場にて役員改選の報告をせにゃあイカンがやけんど、諸事情で役員会は8月になってしもうたき、そちらにて決定し、あらためて後日正式に報告さいていただくっちゅうことやったがよ。
お次は、事務局長の森企画部長さんから第1号議案「平成27年度収支報告」についての発表があったがやき。
ほんで、監査役の「大山」加藤社長さんから「監査報告」があり、無事承認されたがよ。
これにて議案審議は終了し、続いては事務局の方々から、平成27年度輸出動向についてと、平成28年度活動目標についての報告があったがやき。
まずは平成27年度輸出動向について、金子さんから報告があったがよ。
全国清酒輸出実績についちゃあ、一昨年初の100億円の大台超えを果たしたがやけんど、平成27年度は前年対比121.8%(金額ベース)で、140億円を達成したがやき。
そんな中で、我がJPSECの輸出実績も、金額ベースで前年対比110.7%と検討しちゅうがよ。
お次は、平成28年度の活動予定について、金子さんから以下の内容について報告があったがやき。
●シンガポール大試飲会(10月28日開催予定)・・・4年ぶりの開催。
●海外の代理店、インフルエンサー(影響力のあるキーパーソン)を招聘し、蔵元への訪問を計画。
●定番商品の輸出強化、一年52週基軸「季節商品提案」の徹底。
・夏生:7ヶ国で前年比116%→9ヶ国で目標前年比110%
・ひやおろし:9ヶ国で前年比119%→10ヶ国で目標前年比115%
・しぼりたて:8ヶ国で前年比107%→10ヶ国で目標前年比110%
●プレミアム市場の拡大強化・・・品評会受賞酒(全国新酒鑑評会、IWC等)等、定番酒強化のための限定酒の拡売。
●日本酒の日イベント「日本酒de乾杯!」・・・昨年実施し好評やったシンガポール以外にも、今年は韓国、マレーシア、タイ、ベトナム、インド等々にて開催予定。ひやおろしもアピール。
●マレーシアISETAN LOT10(10月改装オープン予定)
●中国の代理店が変更(国営企業から独立、民営化。)
続いて、米国市場活動報告がJPSI山崎副社長さんからあったがよ。
アメリカ各州の状況や対策について、いろいろお話があったがやき。
続いては、事務局長の森さんから連絡事項として、諸外国の規制について、カルバミン酸エチルについてやビスフェノールAについてのお話があったがよ。
ほんで、ちくと質疑応答タイムがあり、ちくと休憩タイムがあったがやき。
ほんでお次はその他活動報告として、事務局の金子さんと高津さんから、各国の活動報告についてのお話があったがよ。
まずは、韓国、台湾、香港、シンガポール、マレーシアにおける活動報告があったがやき。
特に韓国は、3月26日27日に開催された「ソウルサケフェスティバル2016」について、参加メーカー80社(うちJPSEIメーカー16社)、来場者は約4000人で大盛況やったっちゅう報告があったがよ。
その後は、「IWC2016」のゴールドメダルやトロフィー受賞酒の報告があったがやき。
お次は、ゲストの「TANESEI TRADING」の片桐社長さんから、シンガポール市場及びシンガポール大試飲会イベントについて、詳しい発表があったがよ。
いかに日本酒にとってシンガポールが有望な市場か、よう理解できたがやき。
その後、質疑応答らあがあり、17時過ぎばあにゃあ、無事JPSEC通常総会もお開きとなったがよ。
続いては、再び部屋を変えて懇親会ながやき。
美味しそうなお料理がズラリと並び、各社の自慢の銘酒もズラリながよ。
司牡丹は、「船中八策」(超辛口・純米酒)が用意されちょったがやき。
まずは飯田社長さんから、懇親会開会のご挨拶。
ほんで「米鶴」の梅津社長さんのご発声で乾杯し、さあ懇親会のスタートながよ。
そっから後は、みんなあで飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて・・・こぢゃんと盛り上がったがやき。
途中、ゲストの5代目「酒サムライ」清永真理子さんによる、「SAKE KAMPAI プロジェクト」についてのプレゼンもあったがよ。
「2020年までに、世界中の22万人と日本酒で乾杯!」っちゅうて訴える清永さんに、拍手喝采やったがやき。
その後は、岡永さんの国際流通部の新人社員お2人のご紹介らあもあり、盛り上がったがよ。
こうして19時半にゃあ、懇親会は無事お開きとなったがやき。
その後は、半分ばあのメンバーで、「源七商店」さん(http://r.gnavi.co.jp/b65hpzmr0000/)にて2次会やったがよ。
こちらでも、大盛り上がりやったがはモチロンながやき。
全国の蔵元の皆様、そして日本名門酒会本部の皆様、まっことお疲れ様でした!
今後とも、何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ!
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社