2016年07月24日

幸せの言の葉<1026>

「学問のある人たぁ、本を読んで多くのことを知っちゅう人ながよ。教養のある人たぁ、その時代に最も広がっちゅう知識やマナーをすっかり心得ちゅう人ながやき。ほんで有徳の人たぁ、自分の人生の意義を理解しちゅう人ながぜよ。」(トルストイ)


ロシアを代表する文豪、トルストイ(1828〜1910)さんの言の葉ながよ。


なんぼ学問があったち、なんぼ教養があったち、あるいはなんぼ社会的地位があったち、なんぼお金を持っちょったち、それだけじゃあ幸せにゃあなれんし、それだけじゃあこの世で何ごとかを成し遂げるこたぁできんがやき。


この世で何ごとかを成し遂げたいやったら、自分の人生の意義を理解せにゃあイカンがよ。


自分は何のために生まれてきたがか、自分の魂が打ち震えるような心底やりたいことはは何ながか、自分がこれまで生きてきた人生の全てを使うて、これからの世の中に何を成すことができるがからあを、真摯に熟考し、それを掴み取り、さらにそれを現実の行動に移してこそ、自分の人生の意義を理解したと言えるがやき。


そういう人こそ、ホンマモンの有徳の人っちゅうがよ。


さらにそういう人こそ、この世で何ごとかを成し遂げながら、かつ幸せになれる人やっちゅうことながぜよ。


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