ちなみに「SAKE COMPETITION」(http://sakecompetition.com/)たぁ、東京の「はせがわ酒店」(http://www.hasegawasaketen.com/)さんらあが中心になって毎年この時期に開催されよって本年で5回目で、その出品数は毎年1000点を超えるっちゅう、世界最大唯一の市販日本酒の審査会で、「世界一うまい日本酒が決まる!」がキャッチフレーズながよ。


今年の「SAKE COMPETITION 2016」は、過去最高の1462点(純米酒部門401点、純米吟醸部門466点、純米大吟醸部門359点、吟醸/大吟醸部門180点、Super Premium部門56点)が出品され、それぞれの部門の上位入賞酒である「GOLD」「SILVER」の順位が発表され、そん中でも「GOLD」の上位である3位までの蔵元が壇上に招かれ、昨日のブログの通り表彰されたがやき。
司牡丹からは、ワシと浅野杜氏が出席さいてもうたがやけんど、司牡丹としちゃあ、日本酒の最高峰ともいえる「純米大吟醸部門」において、「司牡丹・槽掛け雫酒」(純米大吟醸原酒)が見事第2位に入賞したっちゅうんが、まっこと嬉しい限りやったがよ。
特に辛口は不利やと言われちゅう「純米大吟醸部門」においての第2位は、まっこと小躍りしとうなるばあの悦びながやき。
ちなみに「純米大吟醸部門」は、部門出品数359点のうち、予審通過が110点、SILVERが29点、GOLDが10点っちゅう狭き門で、しかも第1位を含むGOLDの大半が甘口の日本酒やったっちゅう中での第2位入賞は、「辛口の純米大吟醸酒じゃあ世界一うまい!」っちゅうことの証明にもなり、手前味噌ながらまっこと快挙やといえるがよ!
さらに嬉しかったがは、「吟醸/大吟醸部門」(部門出品数180点、予審通過66点、SILVER11点、GOLD10点)でも「司牡丹・黒金屋」(大吟醸原酒)が第5位に入賞し、「純米酒部門」(部門出品数401点、予審通過127点、SILVER33点、GOLD10点)でも「船中八策ひやおろし」(超辛口・純米原酒)がSILVERに入賞し、「純米吟醸部門」(部門出品数466点、予審通過154点、SILVER36点、GOLD10点)でも「司牡丹・一蕾」(純米吟醸酒)がSILVERに入賞し、出品してない「Super Premium部門」以外のメイン4部門において、全て上位入賞を果たすっちゅう快挙を成し遂げたことながやき!
お取引先やファンの方々から常々、「さすが司牡丹!どれを飲んだちハズレがない!」っちゅうてお誉めの言葉をいただいてきたけんど、その揺るぎない証拠となる上位入賞やといえるがよ。
あらためまして、皆様の応援のお陰です!ありがとうございますぜよ!
ところで、昨日のブログの「表彰式」のところで書き忘れちょったがやけんど、5部門の上位入賞酒の表彰以外にも、特別賞として「ダイナースクラブ若手奨励賞」と「JAL賞」の表彰もあったがやき。
前者は、35歳以下の最上位受賞酒蔵に与えられる賞で、「純米酒部門」2位の福島の「廣戸川」松崎酒造店の杜氏・松崎祐行(1984年生)さんが受賞され、賞金が進呈されたがよ。
後者は、全部門の1位の中から1社だけ、JALの国際線ビジネスクラスに搭載される権利がいただける賞で、「純米吟醸部門」1位の宮城「勝山・純米吟醸・献」が受賞されたがやき。
さて、授賞パーティの会場に入りゃあ、約250人ばあのお客様であふれちょって、ワシと浅野杜氏のテーブルにゃあ、「司牡丹・一蕾」(純米吟醸酒)が置かれちょったがよ。

また、会場の各所にゃあ、「SAKE BAR」コーナーが設けられちょって、各部門の上位入賞酒が飲めるようになっちゅうがやき。

もちろん「司牡丹・槽掛け雫酒」(純米大吟醸原酒)も、バッチリ用意されちょったがよ。

さあ、いよいよ開会で、まずは各蔵元の映像や「SAKE COMPETITION 2016」審査風景らあが紹介されたがやき。

ほんで、元日本テレビアナウンサーの馬場典子さんの司会進行にて、開会したがよ。

まずは「はせがわ酒店」社長の長谷川さんのご発声にて乾杯し、授賞パーティがスタートしたがやき。

ワシらあはもちろん、「一蕾」で乾杯したがよ。

●「自然塩でマリネした真鯛 岩海苔のビネグレット サルデーニャ産ボッタルガ」「鰹のシアード シャロットとハーブのサラダ添え」「北海道産帆立貝のセビーチェ 柚子の香り」「鴨胸肉の赤ワイン蒸し 新牛蒡と実山椒」「蕎麦粉のガレット 生ハム ミモレットチーズ」

まずは一品目の美味しい料理てんこ盛り皿は、どれもこれも絶品で、「一蕾」が進むこと、進むこと!
2杯目は、1人1杯限定となっちゅう「Super Premium部門」コーナーの行列に並び、「来福・超精米・純米大吟醸」をいただいたがやき。

●「山形県産玉蜀黍の冷製スープ コンソメジュレ」

冷製スープをいただき、お次は「司牡丹・槽掛け雫酒」をいただき、あらためてその美味しさと2位の悦びを噛みしめさいてもうたがよ。
ほんでこのあたりで、各部門のGOLD受賞蔵の紹介タイムがスタートしたがやき。
まずは「純米酒部門」の上位10蔵元が登壇し、拍手喝采の中、紹介されたがよ。

【10位】茨城「富久福・特別純米・山田錦」
【9位】高知「酔鯨・純米・吟の夢60%」
【8位】福島「陣屋・特別純米」
【7位】宮城「伯楽星・特別純米」
【6位】宮城「戦勝政宗・特別純米」
【5位】福島「飛露喜・特別純米」
【4位】宮城「あたごのまつ・特別純米ひより」
【3位】広島「華鳩・杜氏自ら育てた米で醸した特別純米酒」
【2位】福島「廣戸川・特別純米」
【1位】宮城「あたごのまつ・特別純米」
お次は、「純米吟醸部門」ながやき。

【10位】宮城「横濱・純米吟醸」
【9位】佐賀「七田・純米吟醸・雄町50」
【8位】愛媛「石鎚・純米吟醸・雄町」
【7位】宮城「戦勝政宗・純米吟醸」
【6位】山形「十四代・中取り純米吟醸・山田錦」
【5位】宮城「宮寒梅・純米吟醸45%」
【4位】岩手「赤武・純米吟醸」
【3位】山口「東洋美人・純米吟醸50」
【2位】栃木「望bo:純米吟醸・瓶燗火入れ」
【1位】宮城「勝山・純米吟醸・献」
続いては、「純米大吟醸部門」ながよ。

司牡丹は、浅野杜氏が登壇し、インタビューされたがやき。

【10位】岩手「南部美人・純米大吟醸」
【9位】愛知「幻々・純米大吟醸原酒」
【8位】佐賀「幸姫・純米大吟醸・雫しぼり」
【7位】山口「五橋・純米大吟醸」
【6位】愛媛「石鎚・純米大吟醸」
【5位】宮城「綿屋・純米大吟醸・酒界浪漫」
【4位】山形「十四代・龍月・純米大吟醸」
【3位】福島「会津中将・純米大吟醸・特醸酒」
【2位】高知「司牡丹・槽掛け雫酒・純米大吟醸原酒」
【1位】茨城「愛友・純米大吟醸」
続いては、「吟醸/大吟醸部門」ながよ。
ここはワシが登壇さいてもうたき、画像がないがやき。
【10位】山口「東洋美人・山廃吟醸」
【9位】山形「十四代・中取り大吟醸」
【8位】和歌山「南方・大吟醸・極撰」
【7位】和歌山「紀土・大吟醸」
【6位】佐賀「大吟醸・飛天山」
【5位】高知「司牡丹・大吟醸・黒金屋」
【4位】兵庫「瀧鯉・大吟醸」
【3位】山梨「七賢・鑑評会出品酒・大吟醸」
【2位】茨城「白菊・金賞受賞酒・大吟醸原酒」
【1位】兵庫「但馬・大吟醸」
お次は、「Super Premium部門」の上位3蔵ながよ。

【3位】宮城「残響・Super7」
【2位】三重「作・大智・大吟醸・滴取り」
【1位】茨城「来福・超精米・純米大吟醸」
ほんで、各5部門の1位蔵が並び、拍手喝采やったがやき。
●「国産牛サーロインの網焼き 天然塩 刻み山葵 石川芋のロースト 茸なソテー」

その後は、ワシゃあアチコチ回らいてもうて、いろんなお酒を飲まいてもうたがよ。
ほんで、肉料理をいただき、お腹いっぱいの立派な酔っぱらいになっちょったがやき。
日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)本部・株式会社岡永の飯田社長さんもいらっしゃり、「司牡丹・雫酒」の2位受賞に対し、こぢゃんとお誉めの言葉をいただいたがよ。
●「ルバーブと無花果のタルト バニラアイスクリームとキャラメルソース」

ボリューム満点の甘いデザートに、ちくと気持ち悪うなりそうやったがやき。
ぼちぼちお開きかと思いよったら、ここでサプライズがあったがよ。
「はせがわ酒店」の長谷川社長さんから、長谷川社長さんと三ツ星ディナーがいただけるっちゅう「はせがわ酒店賞」の発表があり、「澤屋まつもと・純米酒」の松本酒造株式会社さんと、「石鎚・純米吟醸・雄町」の石鎚酒造株式会社さんが受賞され、拍手喝采やったがやき。

さらに、「ゲスト審査員特別賞」の発表があり、高知県の「美丈夫 夢許 長期熟成酒」が受賞され、濱川社長さんが表彰されたがよ。

濱川社長さん、おめでとうございます!
こうして「SAKE COMPETITION 2016」授賞パーティは、大団円のお開きとなったがやき。
あらためまして、長谷川社長さん、ありがとうございました。お疲れ様でしたぜよ!
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司牡丹酒造株式会社