7月30日(土)は、「日本の酒と食の文化を守る会」(村田淳一会長)夏の恒例行事「真夏の夜の江戸情緒を楽しむ会」に参加したがやき。
ほんまは毎年、「東京湾大華火大会」を屋形船で楽しみもって日本酒を堪能するっちゅう企画ながやけんど、今年はオリンピックの準備の関係で中止になったもんやき、急遽初の「隅田川花火大会」に挑戦することになったがよ。
15時にゃあ、40数名のメンバーがお揃いの浴衣で集まり、越中島浜園橋の乗場から、屋形船「内田丸」(TEL:03-3641-3987)に乗船したがやき。
ほんで、「日本の酒と食の文化を守る会」特別会員の三遊亭鳳楽師匠の司会で開会し、村田淳一会長のご挨拶。
続いては、参加蔵元のご挨拶で、今回は「郷乃誉」(茨城)の須藤社長さんと「開運」(静岡)の土井会長さんと、そしてワシ、「司牡丹」(高知)の竹村と、3蔵元の参加やったがよ。
また、残念ながら欠席やった「奥の松」(福島)、「澤乃井」(東京)、「千代むすび」(鳥取)、「李白」(島根)の4蔵元からは、お酒が届けられちょったき、今回の出品酒は7銘柄っちゅう豪華ラインナップやったがやき。
ちなみに司牡丹は、この日にビッタリの特別限定花火ラベル、「司牡丹・夏純吟」(純米吟醸酒)を出品さいてもうちょったがよ。
続いては、株式会社SBSの北澤会長さんのご発声にて乾杯し、まだ明るいうちから、早くも宴会開始ながやき。
各社の自慢の吟醸酒をいただきながら、ピッチピチのお刺身、枝豆、煮アワビ、次々と出される揚げたてのテンプラらあをいただきゃあ、もはや船酔いらあ関係ないがよ。
新子の酢漬けや漬物らあも美味しゅうて、お酒がナンボやち飲めてしまうがやき。
足るばあ食べて飲んで、こぢゃんとえい気持ちに酔うて船も止まった頃、例年やったら向島「花の里」の芸妓さんの三味線や踊りの披露があるがやけんど、隅田川花火大会の日は稼ぎ時やき無理っちゅうことで、花火までの待ち時間を土佐のお座敷遊び「可杯(べくはい)」で場を盛り上げえっちゅうて、村田会長さんからワシに指令が下ったがよ。
あちこちの座席で「可杯」遊びを披露すりゃあ、ベロベロの神様も降臨し、天狗杯やヒョットコ杯での一気飲みで、こぢゃんと盛り上がったがやき。
宴席全体も一気に一体感が出て、えい雰囲気になっていったがよ。
鳳楽師匠による花火ネタの落語「たがや」の解説らあもあり、さらに会場全体がえい感じになったがやき。
そんな具合に宴も最高潮になった19時過ぎばあに、「ドン!ドン!」と威勢ように花火の開始ながよ。
確かに間近に上がる東京湾の花火に比べりゃあ、かなり距離もあり、花火は遠かったがやけんど、隅田川と屋形船とスカイツリーとのコントラストは、それはそれで風情があるがやき。
その後は、屋形船の舳先から眺める方、後ろから眺める方、部屋の中で寝転ぶ方、ひたすら酒を飲み続ける方・・・等々、様々やったがよ。
ワシゃあ何名かの飲兵衛に誘われて、さらに「可杯」遊びに興じ、ベロベロの神様が降臨しまくりで、花火そっちのけで天狗杯が乱れ飛びよったがやき。
その後は、ちったあ花火も見ちょかにゃあっちゅうことで、何枚かの画像を押さえさいてもうたがよ。
花火も終わったら、締めの深川飯とアサリの味噌汁とデザートのメロンが登場。
お楽しみ抽選会で盛り上がりもって、内田丸はゆっくりと舟付場へ戻っていったがやき。
こうして21時半ばあにゃあ、鳳楽師匠の中締めにて、大団円のお開きとなったがよ。
「第31回隅田川花火大会」での真夏の夜の江戸情緒を楽しむ会にご参加いただきました皆様、村田会長、鳳楽師匠、まっことありがとうございましたぜよ!
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司牡丹酒造株式会社