2016年08月13日

幸せの言の葉<1031>

「時間の使い方は、そのまんまいのちの使い方になるがやき。」(渡辺和子)


北海道旭川市生まれのキリスト教カトリックの修道女で、学校法人ノートルダム聖心学園理事長の渡辺和子(1927〜)さんの言の葉ながよ。


ベストセラー「置かれた場所で咲きなさい」らあで有名な方で、他にも著書多数ながやき。


さて、「いのち」たぁ何やろか?


いろんな見方や考え方があるろうけんど、「いのち」たぁ「自分の使うた時間の記憶の積み重ね」やとも言えるがよ。


「いのち」が大切なこたぁ誰やち分かっちゅうし、それを無駄遣いしょうと思うちゅう人らあ誰っちゃあおらんはずやけんど、その「いのち」が「自分の使うた時間の記憶の積み重ね」で出来ちゅうと考えてみたらどうやろか?


時間についちゃあ、割と無頓着に、平気で無駄遣いして来ちゃあせんかよ?


ほいたら、そりゃあつまり、「いのち」を無駄遣いしゆうがと、おんなじやっちゅうことながやき。


「いのち」全体やったら誰やちスッと大切なもんやと分かるけんど、それを細切れにして、1つ1つの「時間の記憶」に分解してしもうたら、たいていの人はその大切さに気がつかんなってしまうもんながよ。


ほんじゃき気がつかにゃあイカンがやき。


ただ今のこの1日、この1時間、この1分の使い方がそのまんま積み重なって、おまさんの「いのち」の使い方になるっちゅうことに!


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