「はじめることさえ忘れんかったら、人はいつまでやち若うあるぜよ。」(マルティン・ブーバー)
オーストリア出身のユダヤ系宗教学者・社会学者、マルティン・ブーバー(1878〜1965)さんの言の葉ながやき。
今は月日が経つががこぢゃんと速いに、子供の頃は月日が経つががこぢゃんと遅かっつろうがよ。
そりゃあ何でかっちゅうたら、子供の頃に出会う物事は、未体験の初めてのことや新鮮な体験だらけやったきながやき。
それが証拠に、歳をとってからやち、未体験の全く新しい分野に飛び込んだとしたら、時間はゆっくり進みだすがよ。
たとえば、歳をとってから自動車の運転免許をとりにいった人の話を、聞いたこたぁないかよ?
久々の教室での勉強の時間が経つがが、こぢゃんとゆっくりでマイッたとか、自分よりか年下の指導官に子供扱いされもって運転教習を受ける時間は、こぢゃんと辛うて1時間が3時間ばあに感じたとか、そういう話をするはずながやき。
つまり、いつまでも若うおりたかったら、未体験の新しい分野に次々と挑戦し続けることながよ。
その体験は、ちくとシンドイかもしれんけんど、それこそが心を新鮮に保ち、いつまでやち若うおれる秘訣やっちゅうことながぜよ。