「じっくり考える時間は、時間の節約になるがぜよ。」(ブブリウス・シルス)
古代ローマの喜劇作家、ブブリウス・シルスさんの言の葉ながやき。
じっくり考える時間を持つらあて、時間のムダやないかと思われがちやけんど、実はその方が時間の節約になるっちゅうことながよ。
もちろん、考えるだっけで何ちゃあ行動に移さんようじゃあお話にもならんけんど、一歩踏み出した後やち、あらためてじっくり考える時間を持った方が、結局は時間を節約することにつながるもんながやき。
そりゃあ、見知らぬ土地に旅に出る時に、あらかじめ地図を見て道順らあをしっかりチェックしてから行く場合と、地図らあも何ちゃあ見んと行き当たりばったりで行く場合とじゃあ、果たしてどちらが効率的か、時間の無駄遣いが少ないかっちゅうたら、そりゃあ前者やっちゅうんとおんなじことながよ。
つまり、じっくり考える時間たぁ、時間をつくるための時間でもあるっちゅうことながやき。
時間をつくるための時間を持つことで、時間は倍増させることやちできるがぜよ。