10月22日(土)は、欧州出張の7日目でパリの2日目やって、まずは11時半に「さぬき家」さんにうかごうたがやき。
こちらのお店は、高知県出身の有澤さんが経営されゆう、大人気のうどんレストランながよ。
こちらにて「GALERIE K PARIS」(以下「GKP」)の宮川社長さんと待ち合わせ、「美丈夫」「無手無冠」「司牡丹」の3蔵元にて、まずは有澤さんにご挨拶して、ランチセットをいただいたがやき。
唐揚げと玉子焼きをツマミに、ちくと昼間っから生ビールもいただき、名物の「豚汁うどん」をいただきゃあ、まっこと美味しゅうて、お腹いっぱいになったがよ。
12時過ぎばあにお店を出たがやけんど、店頭にゃあお客様が長蛇の列をつくっちょったがやき。
その後は、宮川社長さんのご案内にて地下鉄で移動し、この日から3日間開催される、フランスにおける最大の日本酒イベント「SALON DU SAKE 2016」の見学にうかごうたがよ。
「GKP」さんも出展されちょって、「美丈夫」や「安芸虎」らあを試飲に出されちょったがやき。
ちくと会場をグルリと回ってみりゃあ、たくさんの蔵元が県単位で出展しちょったり、はたまたディストリビューター単位や単独で出展しちょったりで、さすがはフランス最大の日本酒イベントながよ。
京都は府単位でドカンと出展しちょって、たくさんの蔵元もおられ、同じゅうに広島も県単位で、たくさんの蔵元がいらっしゃっちょったがやき。
司牡丹のディストリビューター「KIOKO」さんも、もちろん出展されちょったがよ。
昨夜ご一緒さいてもうた蔵元さんらあがブースに立たれ、熱心に試飲を提供されよったがやき。
我らが「日本名門酒会」(http://www.meimonshu.jp/)商品は、「ひやおろし」シリーズが出品されちょって、司牡丹の「ひやおろし」は早々に完売したきかしらん、残念ながら司牡丹商品は出品されてなかったがよ。
他にゃあ日本酒だっけやのうて、和食器や和雑貨らあも豪華に展示されちょったがやき。
また1つ上の階じゃあ、「国虎屋」さんのインスタントうどんやオニギリらあの販売コーナーも設置されちょったがよ。
さて、「SALON DU SAKE」の会場から徒歩3分ばあで、エッフェル塔がバッチリ眺められる位置に建つ「パリ日本文化会館」に、14時過ぎにゃあ到着。
こちらの入口を入ってすぐ右手にあるがが「国虎屋 ONIGIRI BAR」さんで、こちらの会場にて15時から19時半ばあまで、「土佐酒勉強会(試飲会)」を開催するがやき。
実はこちらのお店を経営されゆう「国虎屋」の野本社長さんは高知県のご出身で、高知県安芸市のうどんの名店「国虎屋」の支店として、もう何十年も前にパリに「国虎屋」をオープンさいて、いまやパリでうどんっちゅうたら讃岐うどんでも稲庭うどんでものうて、国虎屋流の豚汁うどんが主流となっちゅうばあながよ。
ほんで、昨年ワシらあがパリに来た際に、「近々日本文化会館に『ONIGIRI BAR』をオープンするき、是非今度はそちらで土佐酒イベントを開催しましょうや!」っちゅう話が出て、今回やっと実現となったがやき。
ところで、こちらのお店、文化会館側の改装か何かの関係で、現在は休業中やって、その関係もあって今回のイベントは、「国虎屋」さんの主催じゃあ難しいっちゅうことで、「GKP」さんの主催になったっちゅうことやったがよ。
さて「ONIGIRI BAR」の奥の厨房じゃあ、「SALON DU SAKE」会場に運ぶオニギリやインスタントうどんの準備をされよったがやき。
ほんで、「国虎屋」の野本社長さんが、ワシらあに差し入れやっちゅうて、インスタントうどんとオニギリをサービスしてくださったがよ。
インスタントうどんもオニギリも、予想以上に美味しゅうて、ホッと心が和んだがやき。
ちなみにこちらの会場じゃあ、「司牡丹」「土佐鶴」「美丈夫」「桂月」「無手無冠」の5蔵元が出展し、各社2アイテムずつで、「司牡丹」は「司牡丹・槽掛け雫酒」(純米大吟醸原酒)と、「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)を出品さいてもうたがよ。
さて、まだオープン予定の15時になる前の準備段階から、早速興味津々の方々が見学に集まりだいて、オープンと同時にドッとお客様が殺到されたがやき。
さあ、そっから後は、お酒を注ぎっぱなし、説明をしっぱなし状態に!
ワシのカタコト英語じゃあほとんど通じんき、「国虎屋」野本社長さんの2人の娘さんが、流暢なフランス語で通訳のお手伝いを担当してくださったがよ。
お客様が引いたと思うたらまた増えて、また引いたと思うたらまたまた増えて・・・の繰り返しで、日本文化会館に来店された方々や、宮川社長さんの集客された方々や、「SALON DU SAKE」の袋を提げた方々らあが、次々とお越しになって、ニコニコ満面全身笑顔で試飲していかれたがやき。
特に、この日は日本文化会館にていろいろなイベントが開催されよったようで、お客様がひっきりなしに入って来られたもんやき、そのお陰でまっこと忙しかったがよ。
しかも、ここにいらっしゃる方々は、大前提として「日本」に興味を持たれちゅう方々なもんやき、そりゃ日本酒にも興味津々で、こぢゃんと悦んで試飲してくださるがやき。
司牡丹ブースも大忙しで、「雫酒」にゃあ「こんな美味しい日本酒、初めて飲んだ!」とか、「山柚子搾り」にゃあ「これは美味しゅうて飲みやすい!」とかっちゅう声が殺到し、ガンガン減っていったがよ。
また、どちらも「どこで売りゆう?」っちゅう質問も殺到し、「山柚子搾り」は「KIOKO」さんで売りゆうっちゅうて住所らあを伝えさいてもうて、「雫酒」は残念ながらまだパリにゃあ入ってないっちゅうて伝えさいてもうたがやき。
けんど、日本やち720ml瓶で4000円ばあするき、パリに入ったら1万円以上になるっちゅうてお伝えしても、それでも欲しいっちゅう方が何人かおられたがよ。
「KIOKO」さん、是非次回の仕入れを宜しゅうお願い申し上げますぜよ!
そんなこんなで、約200人ばあの方々がご来場されつろうか、大盛況のうちに19時半になり、心地えい疲れを味わいもって撤収作業をしたがやき。
さてその後は、みんなあでタクシーで移動し、打ち上げ会場の「国虎屋」さんへ。
ちなみに「国虎屋・1号店」は、こんな時間やち相変わらずの大人気で、店頭にゃあ大行列ができちょったがよ。
ワシらあの打ち上げは、その2〜3軒隣の、バー造りの「国虎屋・2号店」やったがやき。
みんなあでシャンパンで乾杯し、まずは「茶碗蒸し」をいただいたがよ。
上にトリュフが乗った茶碗蒸しは、まっこと絶品で、空きっ腹に沁みること、沁みること!
お次は「生牡蠣」で、これまた絶品で、こりゃタマランがやき!
続いては、「国虎屋風・鰹のタタキ」、さらに「すき焼き風コロッケ」、メインの「肉料理」ときて、みんなあで赤ワインをがぶ飲みし、飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、こぢゃんと盛り上がったがよ。
当然〆は、名物の「国虎うどん(ハーフ)」ながやき。
やっぱしこの味!ホッと心和む美味しさながよ!
さらにさらに別腹のデザート、「アンコ掛け抹茶アイス」をいただき、みんなあがお腹いっぱいの立派な酔っぱらいとなったところで、打ち上げ懇親会は無事お開きとなったがやき。
野本社長さん、宮川社長さん、まっことありがとうございましたぜよ!
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社