11月13日(日)は、日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)浜松支部主催の「日本酒大きき酒会」〈2016〉が開催されるっちゅうことで、ワシゃあ東京から浜松に向こうたがやき。
集合時間の14時前にゃあ、会場の「プレスタワー」17階に到着。
浜松支部(株)平喜のスタッフの皆さんや加盟酒販店の皆さんらあも、大忙しで準備中やったがよ。
ワシも、司牡丹ブースの準備をさいてもうたがやき。
今回は、「司牡丹・封印酒」(純米吟醸酒)、「司牡丹・純米吟醸隠し酒」(18ヶ月以上低温熟成・純米吟醸酒)、「船中八策・ひやおろし」(超辛口・純米原酒)、「船中八策」(超辛口・純米酒)、「きもと純米・かまわぬ」(永田農法・きもと仕込み純米酒)、「司牡丹・土佐の超辛口本醸造」(本醸造酒)、「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)の7アイテムが出品されちょったがよ。
また、今回の参加蔵元6蔵(は、VIP客の方々のみが参加できる「蔵元ミニ講演会」を開催するき、司牡丹からはその講演会出品用として、世界最大の市販日本酒コンテスト「SAKE COMPETITION 2016」の「純米大吟醸部門」にて第2位に輝いた「司牡丹・槽掛け雫酒」(純米大吟醸原酒)1本(720ml)も出品されちょって、さらに特別出品の1升瓶1万円(以上)の酒として、「天香国色(てんこうこくしょく)」(大吟醸原酒)も出品されちょったがやき。
14時過ぎばあからは、スタッフミーティングもあったがよ。
会場全体を見渡してみりゃあ、日本名門酒会の名酒108アイテムがズラリと並んで、なかなか壮観やったがやき。
一般に全国で開催されゆう「日本名門酒会・友の会」は、食事と共に日本酒を楽しんでいただくっちゅうスタイルやけんど、こちらは「きき酒会」スタイルで、食べもんは無いがよ。
ほんじゃき、いぶり漬け大根の「口取り」や、チェイサーの水らあが準備されちょったがやき。
また、自己申告やけんど、全108アイテムを制覇された方にゃあ、認定証も授与されることになっちゅうがやと。
ほんで15時にゃあみんなあスタンバイOKで、「蔵元ミニ講演会」に参加されるVIPのお客様らあが入場となったがよ。
司牡丹ブースの前の席にゃあ、9名満席のお客様が集まってくださり、さらに途中から席を増やさにゃあイカンかったばあやったがやき。
30分間の講演でワシゃあ、まずは「司牡丹の歴史と由来」「坂本龍馬と司牡丹」らあについて語り、続いては「司牡丹・槽掛け雫酒」を皆さんに注いで、このお酒について、ちくと「グルコース濃度」の話も交えて紹介さいてもうたがよ。
ほんで、せっかくVIPの皆さんやきっちゅうことで、ワシの名刺を配らいていただき、春夏秋冬、海山川、うまいもんだらけの土佐の高知にお越しいただく際にゃあ、ワシにメールしていただけりゃあ、ワシがおったら高知をご案内さいていただき、おらんかったち、「コノ時期やったら、ココ行って、コレ食べて、アレ飲め!」っちゅう地元ならではの情報をご紹介さいていただきますっちゅうて、VIP待遇を約束さいてもうたがやき。
こうして「ミニ講演会」は無事終了。
引き続き16時からは、本番の「大きき酒会」のスタートながよ。
あれよあれよっちゅう間に、会場は約300人のお客様で一杯に!
司牡丹ブースにも、次々とお客様がいらっしゃり、ガンガン試飲されるがやき。
ありゃ?きき酒やないがかよ?かなりのお客様が吐き出さんと飲みゆうけんど、108アイテムもあるに大丈夫ながやろうか?
そっからはとにかくお客様が殺到で、お酒を注ぎっぱなしのテンテコマイ状態ながよ。
途中で「浦霞」の酒造りDVDが放映されたり、いろいろご挨拶やらご紹介らあもあったみたいなけんど、ワシらあはそれどころやのうて、とにかくこのブログ用の画像もロクに撮れんかったばあ忙しかったがやき。
気がつきゃあ、まずは当然720ml瓶1本しかない「雫酒」がカラになり、続いては「こりゃうまい!」と皆さんに大好評やった「司牡丹・山柚子搾り」の1升瓶がカラになったがよ。
お次は、「隠し酒」と「封印酒」の1升瓶が、残りわずかになってきたがやき。
こんな状態の時に、蔵元自己紹介の順番がワシに回ってきたがよ。
あんまり会場がワイワイで聞こえにくかったみたいなき、「よさこい節」の司牡丹バージョンの替え歌を歌わいてもうたがやき。
当然会場は、ヤンヤの喝采やったがよ。
そっから後は、さらにお客様が殺到し、またまたお酒を注ぎっぱなし状態に。
とうとう「隠し酒」も「封印酒」もカラになり、さらにあえて常温の高知県唯一の「きもと仕込み」の「かまわぬ」がカラになり、「船中ひやおろし」も残りわずかに!
「船中ひやおろし」がカラになった頃、やっと18時となり、閉会となったがやき。
残ったお酒は全部販売するっちゅうことやって、瓶の底にへばりつくばあしか残ってなかった定番の「船中八策」(超辛口・純米酒)と「司牡丹・土佐の超辛口本醸造」(本醸造酒)を、それでもえいき買いたいっちゅうお客様までいらっしゃり、販売さいてもうたがよ。
こうして大団円のお開き。
ご参加いただきました皆さん、まっことありがとうございましたぜよ!
その後は、みんなあで後片付けを済まいて、19時からは「濱作」さんにての懇親会ながやけんど、その合間にワシゃあちくと別件で抜けさいてもうたがやき。
実は、ワシの食と農の師匠である、永田農法の創始者・永田照喜治先生が、去る9月1日、91歳にて永眠されたがよ。
お葬式はご親族のみで行われ、参加も叶わんかったき、この機会に浜松にあるご自宅まで、お焼香さいてもらいに行ったっちゅう訳ながやき。
永田先生のご冥福を、あらためまして、心よりお祈り申し上げます。
さて、ちくと遅れて懇親会場の「濱作」さんに到着し、再び乾杯をしてもうて、そっから後は、みんなあで飲んで食べて語り合うて、こぢゃんと盛り上がったがよ。
ワシもいろんな名門酒を酌み交わし語り合うて、アッちゅう間に結構な酔っぱらいになったがやき。
いろいろ会について意見も聞かれたがやけんど、ワシゃあ今回の「ミニ講演会」は、素晴らしいと感じたがよ。
何がえいかっちゅうたら、あんまり大上段に構えてないくがえいと思うたがやき。
これがもし、きちんとした「講演会」や「セミナー」やったら、結局普通の人は参加しにくうて、マニアっぽい人ばっかしになりがちながよ。
それが今回みたいなやり方やと、普通の人が気軽に参加でき、普通の人が蔵元により近づける、こぢゃんとえいチャンスになると感じたがやき。
まっこと、さらに進化が予想される来年が楽しみながよ!
浜松支部の皆さん、加盟店の皆さん、まっことお疲れ様でした!ありがとうございました!
ちなみにその後も、ワシの盟友でもある大村屋酒店の久米さんらあと、2次会3次会と飲みまくりやったがは当然ながぜよ!
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社